Apple純正ディスプレイの新製品として、「Studio Display」の新モデルと上位版の「Studio Display XDR」が発表されました。予約注文の受付が開始されており、2026年3月11日(水)から一部のApp Store直営店とApple製品取扱店で販売されます。価格は「Studio Display」が269,800円(税込)〜で、「Studio Display XDR」が549,800円(税込)〜です。
Thunderbolt 5が採用された「Studio Display」
標準機種の新しい「Studio Display」は、2022年に発売された前モデルの後継機です。27インチの5K Retinaディスプレイで、全体的なデザインや基本性能は、ほぼ踏襲されています。引き続き、標準スタンドの傾き調整の範囲は-5°〜+25°で、合計105mmの高さ調整もできるオプションスタンドへの変更も可能です。標準ガラスからプラス50,000円(税込)で、反射率を最小限に抑えるNano-textureガラスも選べます。
| Studio Diplay(2026) | |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 5,120×2,880(218ppi) |
| 輝度 | 600ニト |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 色域 | P3 |
| 本体サイズ(標準スタンド) | 62.3(幅)×47.8(高さ)×16.8(奥行)cm |
| 本体サイズ(オプションスタンド) | 62.3(幅)×47.9〜58.3(高さ)×20.7(奥行)cm |
| 重量(標準スタンド) | 6.3kg |
| 重量(オプションスタンド) | 7.6kg |
| 同梱物 | Thunderbolt 5 Proケーブル(1m) |
特に大きく変わったのは接続性で、2基ずつのThunderbolt 5ポートとUSB Type-Cポートが実装されています。Thunderbolt 5は、1基がホスト用アップストリームポートで96Wのホスト充電に対応し、もう1基はアクセサリや追加ディスプレイの接続用のダウンストリームポートです。従来機のインターフェイスは、Thunderbolt 3×1/USB Type-C×3の構成でした。
そのほか、新モデルには12MPセンターフレームカメラが搭載されています。これはスペック表の数値上では据え置きに見えますが、画質が向上してデスクビューにも対応しました。
プロ向けの新機種「Studio Display XDR」が登場
さらに注目されるのは、上位グレードのまったく新しい「Studio Display XDR」が登場したことです。これまでは標準の「Studio Display」との棲み分けとして「Pro Display XDR」がありましたが、「Studio Display」ファミリーの一員としての位置付けになり、より「Studio Display」に近いデザイン設計の統一感を持たせた製品に仕上げられています。
| Studio Display XDR | |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 5,120×2,880(218ppi) |
| 輝度 | 最大1,000ニト(SDR)/ピーク輝度2,000ニト(HDR) |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| 色域 | P3+Adobe RGB |
| 本体サイズ(スタンドを含む) | 62.3(幅)×47.8〜58.3(高さ)×21.4(奥行)cm |
| 重量(スタンドを含む) | 8.5kg |
| 同梱物 | Thunderbolt 5 Proケーブル(1m) |
「Pro Display XDR」ではスタンドが別売であったのに対し、「Studio Display XDR」には最初からスタンドが付属しています(VESAマウントアダプタの選択も可能)。標準モデルの新しい「Studio Display」ではオプション扱いとなる、傾きと高さの両方を調整できる高機能スタンドが、こちらは標準で実装済みです。
さらに「Studio Display XDR」には、新たにマイクやカメラも内蔵されました。「Studio Display」と同じく、デスクビュー対応の12MPセンターフレームカメラや、6スピーカー+3マイクが実装されています。
画面は32インチの「Pro Display XDR」からは小さくなり、27インチの5K仕様です。こちらも標準ガラスのほか、プラス50,000円(税込)でNano-textureガラスへの変更に対応しています。
2,000ニトのピークHDR輝度を実現
「Studio Display XDR」は本格的なプロ向けの製品で、非常に高い性能を備えています。SDR輝度は最大1,000ニトで、ピークHDR輝度は2,000ニトです。P3+Adobe RGBの広色域もサポートされています。
バックライトも大幅に強化されており、2,304ものローカルディミングゾーンを備えたミニLEDバックライトが採用されました。緻密な輝度制御で高いコントラスト性能が実現され、ハロー現象やブルーミング現象を極限まで抑え込むことにより、「白」や「黒」の表現力が飛躍的に向上しています。
Apple純正ディスプレイ初の120Hz対応
もう1つの非常に大きなポイントが、120Hzの高リフレッシュレートに対応していることです。これは実質的な前機種の「Pro Display XDR」はもちろん、今回同時に発表された新しい「Studio Display」にも見られない特徴で、Apple純正ディスプレイとしては初となります。
アダプティブシンク(連続可変リフレッシュレート)によって、ビデオ再生やグラフィックスを駆使したゲームなどでも滑らかで一貫したスムーズな描写が可能です。クリエイティブな制作現場でも、大いに活躍しやすい1台に仕上げられています。
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今回のApple純正ディスプレイの新製品は、ユーザー待望の久しぶりの刷新となりました。特に「Studio Display XDR」は、高い基本スペックの表示性能と広い色域への対応、120Hzのリフレッシュレート対応などで、動画制作でもデザインの分野でも活躍するプロ向けのフラッグシップ機です。
Apple
URL:https://www.apple.com/jp/
2026/03/05