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2023.10.24 Tue

和風のデザインで躍動感を出したいなら? カッコ良く仕上がる筆書系の「剣閃」が便利

〜<主要なオススメ用途>タイトル・見出し、チラシ、POPなど〜

【剣閃 作例】忍者パフォーマンスショーの案内

〜由来や歴史、開発経緯など〜       
「剣閃」について

剣閃は2019年のモリサワ新書体としてリリースされた筆書系のデザイン書体です。見出し用に作られており、骨太で力強いイメージを備えています。フォント名が「剣」「閃」の文字で構成されているように、鋭いスピード感も特徴。和風のコンテンツで「カッコ良さ」を演出したい場面で活用されています。

〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜       
「剣閃」の特徴

剣閃では、筆先のニュアンスで躍動感が演出されています。特に暴れ回るような「はね」の筆致は、雰囲気たっぷりです。しかし、それでありながら仮想ボディにはキレイに収まっており、すっきりとした印象も与えます。

「ふところ」がしっかり確保されているため、勢いがありながらも読みやすい珍しいタイプのフォントです。筆書系ならではのしっかりとした“黒み”も特徴で、強いインパクトを出す目的でも役立ちます。

〜書体の活かし方やプロの視点〜       
制作デザイナーの解説コメント

基本的に筆書系のフォントは小さく表示するには不向きですが、剣閃は比較的に小さな文字でも扱いやすいです。縦組みでも横組みでも、文字間隔をツメても広げても読みやすいので、今回の作例のような“和”のイメージで表現する場合には、縦横無尽に使いこなしてみてはいかがでしょうか。

作例のポイント拡大

●書体名:「剣閃」
●書体の分類:「デザイン書体」
●カテゴリ:力強い
よく使われるシーン

タイトル・見出し、パンフレット、チラシ、POP

〜書体スペックや収録製品〜       
「剣閃」の書体情報

【剣閃】書体見本
モリサワのフォント製品紹介
Morisawa Fonts       高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを好きなだけ使える、 フォントサブスクリプションサービス
組込みフォント  産業用製品のOSやゲームやデジタル教材などの各種アプリケーションに、直接データを組込んで使えるサービス
TypeSquare 閲覧側の端末に指定されたフォントが搭載されていなくても、制作側で指定したフォントを表示させるWebフォント配信サービス
         その他の収録製品はこちら

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Maniackers Design
デザイナー
Maniackers Design(マニアッカーズデザイン) 1995年設立。群馬県高崎市を拠点に活動しているデザインスタジオ。多様なクライアントワークと並行しながら、アートワークの制作や展示も頻繁に行っている。Webサイトでは1998年の開設以来、オリジナルフォントの配布も長年行っている。オリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」のプロジェクトも展開中。
www.mksd.jp
www.pokupoku.info
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