〜由来や歴史、開発経緯など〜
「タカリズム」について
タカハンドでも有名な、たかデザインプロダクション(高原新一書体デザイン室)が手掛ける「タカ書体」の1つで、2013年にモリサワでの提供が開始されました。広告の分野をはじめ、ロゴタイトルや見出しやディスプレイなど、幅広い場面で楽しいフォントとして活躍しています。
〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜
「タカリズム」の特徴
文字のエレメントに丸や三角が取り入れられていることが大きな特徴で、「リズム」の名前の通りに弾むような躍動感が生み出されています。線幅や画線の角度も文字ごとに自由にデザインされており、普通に文字を組むだけでもワクワクするような動きを表現することが可能です。
リズミカルで躍動感がありながらも、雑な印象は与えません。その理由は正方形を意識した安定感のある骨格で、素朴な楽しさとともにしっかりと文字として読ませるデザインを実現できます。
〜書体の活かし方やプロの視点〜
制作デザイナーの解説コメント
タカリズムは、丸や三角などのエレメントが可愛いデザインです。作例は手巻き寿司パーティーを提案するスーパーのPOPなので、楽しそうな様子をイメージできるようにタカリズムを使いました。にぎやかな雰囲気も演出しやすいフォントです。
- よく使われるシーン
タイトル・見出し、雑誌、絵本、コミック、アニメ、チラシ、POP、電子、WEB、バナー
〜書体スペックや収録製品〜
「タカリズム」の書体情報
モリサワのフォント製品紹介 | |||
Morisawa Fonts | 高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを好きなだけ使える、 フォントサブスクリプションサービス | ||
組込みフォント | 産業用製品のOSやゲームやデジタル教材などの各種アプリケーションに、直接データを組込んで使えるサービス | ||
TypeSquare | 閲覧側の端末に指定されたフォントが搭載されていなくても、制作側で指定したフォントを表示させるWebフォント配信サービス | ||
その他の収録製品はこちら |
- Maniackers Design
- デザイナー
- Maniackers Design(マニアッカーズデザイン)
1995年設立。群馬県高崎市を拠点に活動しているデザインスタジオ。多様なクライアントワークと並行しながら、アートワークの制作や展示も頻繁に行っている。Webサイトでは1998年の開設以来、オリジナルフォントの配布も長年行っている。オリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」のプロジェクトも展開中。
www.mksd.jp
www.pokupoku.info
2024.02.19 Mon