Photoshopで歯を白くする方法を説明します。「色相・彩度」で画像全体を白くして後、レイヤーマスクで歯の部分だけ効果を残して綺麗な歯にします。

■使用する機能「色相・彩度」「レイヤーマスク」

1.「色相・彩度」で画像全体を白くする

Photoshopでレタッチする画像を開きます（図1）。

レイヤーメニュー→“新規調整レイヤー”→“色相・彩度...”を選択。次にプロパティパネル上の手のアイコンを選択したら（図2）、ポインターがスポイトのアイコンになるので、この状態で歯の白くしたい部分をクリック。

続いて、［彩度］を下げて黄ばみを取って、［明度］を上げて明るくします（図3）（図4）。なお、この段階では画像全体の色も変わりますが、歯が白くなっていれば問題ありません。

2.全体の色を戻して歯だけを白くする

［色相・彩度］の効果で歯以外の画像全体が白くなっているので、全体はマスクで効果を隠して、歯のみマスク解除します。

［色相・彩度］の調整レイヤーのレイヤーマスクサムネール上で（図5）、Command＋Iキーをクリックしてレイヤーマスクを黒くします（図6）。これで、このレイヤー全体がマスクされた状態となります。

最後にブラシツールを選択し、［描画色］を白に設定して、歯の部分だけドラッグすれば（マスクが解除される）歯のみ白くすることができました（図7）（図8）。

歯が白すぎる場合は、レイヤーパネルで［不透明度］を変更して、自然な色味に微調整しましょう。以上、Photoshopで歯を白くする方法でした。

写真素材：http://www.ashinari.com/2012/09/21-370230.php?category=461

制作：マルミヤン　編集：編集部