第1話 アイデア捕獲法 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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クリエイターのライフハック できる人の仕事術を盗め。


第1章 凡人の凡人による凡人のためのライフハック

第1話 アイデア捕獲法

「アイデアを思いつけるかどうかは、生まれ持ったセンスじゃない。観察力や洞察力の積み重ねや!」と私の尊敬するクリエイターは言いました。そうです。観察力や洞察力への努力が、大きなアイデアへとつながっていく。どんなに些細なことだっていい。アイデアのタネを捕獲していく作業こそ、クリエイターにとって大切な仕事のひとつなのです。


文:凡ちゃん



[プロフィール]

某広告会社に勤める若手コピーライター。入社当初は「ボクのような凡人に、アイデアを思いつけるわけがない。」と自ら勝手にクリエイティブの道を断念し凡人営業として勤務。しかし、どうしてもクリエイティブへの憧れを捨てきれず、勤務4年目にクリエイティブへの転局を決意。社内試験を受け、たまたま広き関門だった幸運もあり、合格。凡人クリエイターとして、いつかカンヌ広告賞の檜舞台に立つことを夢見て、日々精進中



携帯電話を使おう!

企画やアイデアを考えることが仕事になっている人たちにとって、そのアイデアのタネをうまく見つけることができるかどうか、そして、そのタネを育てて立派な企画やアイデアとして世に送り出せるかどうかが、その人の仕事人生を決める、と言っても過言ではありません。そのアイデアは、時と場所をえらばず神様のように降りてくるからとても厄介です。

そんな神出鬼没のアイデアに、私のような凡人は、携帯電話で対抗しています。どういうことかというと、携帯電話にあるメモ機能を使って、電車の中やタクシーの中、家に帰ってからの一服中など、突然アイデアが思いついた瞬間を逃がさずところかまわず、携帯電話にメモするのです。

私の場合、コピーライターという職業柄、通勤途中の電車で見た中吊りのワンワードや、タクシーの中から見える屋外広告に触発されて、まったく別のアイデアやコトバを思いつくことが少なくありません。そんな時は、いつも取り出せる携帯電話にメモ。必要であれば、そのまま会社のPCにメールしておいて、すぐに企画書やコピーシートにできるようにしておきます。「思いついたアイデア」を逃がさない身近なツール、それが携帯電話です。

凡ちゃんのメモ機能は、アイデアに限らず「テレビで気になったお店」を即座にメモするのにも大活躍中。写真機能は、ビジュアルメモにもなります
凡ちゃんのメモ機能は、アイデアに限らず「テレビで気になったお店」を即座にメモするのにも大活躍中。写真機能は、ビジュアルメモにもなります

自分のネタ帳をつくろう!

先ほど「神出鬼没のアイデアは、携帯電話にメモしよう!」と申し上げましたが、携帯電話のメモ機能に入りきらない絵や図のアイデアだったり、そもそもメモ機能自体に面倒くささを感じてしまう人には、自分のネタ帳をつくることをおすすめします。お笑い芸人さんや作家さんはネタ帳を持っていて、人を観察していて思いついたことや面白いと思ったことを、日々書きとめているのだそうです。

私たちビジネスマンも、その方法を使わない手はありません。私の場合、カバンに邪魔にならず、電車の中でもメモできるようなハガキサイズ小のネタ帳を用意し、そのネタ帳を左からのページと右からのページとで書き分けています。

左からのページでは、日頃の業務課題に対するネタ。右からのページでは、日頃の業務とは全く関係ないネタ。例えば、こんなテレビ番組があったら面白いだろうな、とか、こんな人がいたら面白いだろうな、とか。左右を使い分けることで、例えば、日頃の業務のアイデアに詰まったときに、右からのページを開けば、ネタ帳上で簡単なブレインストーミングができたりするのです。

もちろん、ネタ帳のつくり方は人それぞれだと思います。左右から使うのもよし、たくさんのネタ帳を種類に分けて用意するもよし。ノートサイズくらいの大きさのもの、手帳サイズのネタ帳、無地のもの、線入りのもの、薄いもの、分厚いもの。あなたの通勤事情、カバン事情、ビジネス事情にあわせて、自分オリジナルのネタ帳をつくってみてはいかがでしょうか。


業務課題ネタは左から。全く関係ないアイデアネタは右から。左右を見比べながら、凡ちゃんは1人でブレストします
業務課題ネタは左から。まったく関係ないアイデアネタは右から。左右を見比べながら、凡ちゃんは1人でブレストします

赤ペン・青ペンを使い分けよう!

人間誰しも、最初からビッグアイデアを思いつくわけではありません。小さなアイデアのきっかけみたいなものがあって、そこにまったく違うものを掛け合わせたり、まったく違う視点を入れて補強したりしていくことで、今まで見たこともないようなアイデアに成長していく。

私の場合、大学ノートを用意して、アイデアや企画について考えたことをひたすら書き込んでいくのですが、その時にうまく活用しているのが「赤ペン」と「青ペン」です。例えば、まず自分にとって1回目のアイデアは「青ペン」で書きます。そして、例えばその数日後に考えた2回目のアイデアは「赤ペン」で書いていくのです。

そうすることで、アイデアの思考過程が露骨になり、アイデアを考えるのにも、次にどういうステップに進めばよいか、が見えてきます。1回目と2回目で考えたアイデアを比較検討する。そのためのちょっとした気づかいが「赤ペン」と「青ペン」なのです。


凡ちゃんは「アイデア書き殴りタイプ」ゆえに、赤ペンと青ペンの使い分けを思いつきました。あなたに合ったライフハックを見つけましょう!
凡ちゃんは「アイデア書き殴りタイプ」ゆえに、赤ペンと青ペンの使い分けを思いつきました。あなたに合ったライフハックを見つけましょう!



次回をお楽しみに!!
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