
第2章 ライター川村千織のライフハック
第1回 気軽に綴る「思いつ記」のすすめ
「日記」ではなくて、駅のベンチで、カフェで、公園で…ちょっとした時間を使って感じたことを書き留める「思いつ記」。その旬な感情の中に、意外とナイスなワードやアイディアがあったりもする。いわば「思いつ記」は、クリエイターのお宝の山かも…。
文:川村千織
待ち合わせ時間より早めに到着
打合わせとか、待ち合わせとかがある時、絶対に遅刻しない!というのが私のポリシー。時間を見計らって、10分ほど早めに到着して相手を待つというのが理想…なのだが、ここのところ電車を利用していると「人身事故のため」とか「車両故障のため」とか色々アクシデントが多くて、目的地への時間計算が狂ってしまうことがよくある。そこで私が取っている手段は「30分くらい早めに着く」ように出発すること。でも、それだとかなり相手を待つことになってしまうのが辛い。
そんなこんなで始めた行動が、待ち合わせ近場のカフェでお茶など飲みながらお店の感想を書いたり、マンウォッチングしながらショートストーリーを書いたり、今の心境を書いたりという「思いつ記」。思いつきだから、別にいつ、何回、どこで書いてもいい。人が読んだら馬鹿馬鹿しいと思うような事だっていいのだ。どうせ、人に発表するものじゃないのだから。それにボケッと待っているより、何かモノを書きながらカフェタイムを過ごしている方がクールっぽく見える? そのような気が自分でしている……。
そんなこんなで始めた行動が、待ち合わせ近場のカフェでお茶など飲みながらお店の感想を書いたり、マンウォッチングしながらショートストーリーを書いたり、今の心境を書いたりという「思いつ記」。思いつきだから、別にいつ、何回、どこで書いてもいい。人が読んだら馬鹿馬鹿しいと思うような事だっていいのだ。どうせ、人に発表するものじゃないのだから。それにボケッと待っているより、何かモノを書きながらカフェタイムを過ごしている方がクールっぽく見える? そのような気が自分でしている……。

つらつらりんと綴った「思いつ記」。果たして、ここから何が生まれるか…
一時のカフェを有効活用
たとえば…「私の前のテーブルには、団塊の世代と思われる男が一人。しょぼっとした背中を見せながらコーヒーをすすっている。飲んでいるというよりすすっているという言葉が似合うフンイキ。きっと、もうすぐ仕事をリタイア。自分の人生を改めて見つめ直しているのかもしれない。この先、行き場所がないのか、生き場所がないのか。ちょっと小さな溜め息」…みたいなことを徒然に。
ぐちゃぐちゃ書いているうちに、プチストーリーが生まれてくることもあるから面白い。おまけに窓の外の風景まで加えてしまうと、もうめちゃくちゃ本物っぽいストーリー。これが仕事に活かせるかどうかは二の次だが、エッセイとかの依頼が来た時、リアリティあるアクセントとして使えるフレーズとかもあったりするから侮れない。
それから、お店の応対システムに不満を感じた時などは、「こういうベルを用意して、こんな風に応対すればスムーズになるのに」とか、思ったことも逃さず書き残しておく。突然に浮かんだアイディアとかは、あてのないアイディアなので埋もれてしまうことがほとんどだが、たまにプレゼンテーションの企画をミーティングする時にふと、登場してくれることも。打合わせ中というのは、どんなアイディアや発想が化けて金の卵になるか分からない。どんどん「思いつ記」に書き込んで、大いに活用しようではないか。
ぐちゃぐちゃ書いているうちに、プチストーリーが生まれてくることもあるから面白い。おまけに窓の外の風景まで加えてしまうと、もうめちゃくちゃ本物っぽいストーリー。これが仕事に活かせるかどうかは二の次だが、エッセイとかの依頼が来た時、リアリティあるアクセントとして使えるフレーズとかもあったりするから侮れない。
それから、お店の応対システムに不満を感じた時などは、「こういうベルを用意して、こんな風に応対すればスムーズになるのに」とか、思ったことも逃さず書き残しておく。突然に浮かんだアイディアとかは、あてのないアイディアなので埋もれてしまうことがほとんどだが、たまにプレゼンテーションの企画をミーティングする時にふと、登場してくれることも。打合わせ中というのは、どんなアイディアや発想が化けて金の卵になるか分からない。どんどん「思いつ記」に書き込んで、大いに活用しようではないか。

思いつ記のついでに失礼してカシャ! 文章の人物とは関係ありませんので…
「思いつ記」を眠らせない
「思いつ記」に書いた文章が、単独で活躍することもあるだろう。また、他者の意見とドッキングしながら、さらに大きな構想へと育っていくこともあるだろう。大勢のスタッフを交えてのミーティングの際は、後者のための土台として活躍することも少なくない。また、ミーティング最中に「思いつ記」の文章が書き加えられることもよくある。特に、新商品を売り出すための表現方法がテーマの場合は、クライアントの何気ないひとことがキーポイントとなって、新たな表現方法を発見する場合もある。その何気ないひとことをどう捉え、「思いつ記」に綴り、広告的表現として完成させるかは、そのクリエイターのセンスや直感に他ならない。まずは、安くてもいいからメモ帳とペンを購入し、バッグの中に携帯。そして書く、書いたら読み直す、できれば大まかでいいから分類してストック。その中のお宝を、活かしてこそクリエイター!なのである。


現在、バッグに忍ばせているメモ帳&ペン。ノートは小型タイプが便利です
次回をお楽しみに!!




