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ウチの上司にも使わせたい? 体臭をチェックできるお手軽デバイス

2018.12.16 SUN

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
ウチの上司にも使わせたい? 体臭をチェックできるお手軽デバイス
~タニタ「ES-100」レビュー
2018年07月24日
TEXT:山口真弘(ITライター)

自分の体臭、もしかして匂っているのでは? と、ふと気になった経験はないでしょうか。実際のところ、こうした匂いを気にする人ほど実際には無臭で、気にしない人ほど匂うという不条理な現実があるわけですが、加齢が進むと必ずしもそうではなくなるのが怖いところ。そろそろ加齢臭が気になる年代の筆者にとっても、他人事ではありません。

そんな自分の体臭を客観的にチェックできるスグレモノが、タニタがこの7月に発売したにおいチェッカー「ES-100」です。
サイズはガラケー並み。上部のセンサーユニットを開くと自動的に電源が入ります

サイズはガラケー並み。上部のセンサーユニットを開くと自動的に電源が入ります

この状態で、先端のセンサー部分を体にかざして測定を行います。ボタン類は一切ありません

この状態で、先端のセンサー部分を体にかざして測定を行います。ボタン類は一切ありません

これは、身体の気になる部位に10秒前後かざすことで、自分の体臭がどのくらいか、センサーを使って0~10までの11段階で判定してくれるという製品です。知らず知らずのうちに自分の体臭で誰かに迷惑をかけていないか、セルフチェックするにはぴったりの一品です。

本体は一昔前のガラケーほどのサイズで、本体の上半分を占めるセンサーユニットを180度回転させて伸ばすと電源がオンになり、測定の準備が始まります。10秒ほど待つとスタートのサインが点灯しますので、頭部や首まわり、脇の下など決められた部位に、先端の測定部をかざします。直接当てるのではなく、約1cmほど浮かせるのがポイントです。
センサー部。寿命は2,000回または1年間保証で、交換用オプションも用意されています

センサー部。寿命は2,000回または1年間保証で、交換用オプションも用意されています

測定中。直接肌に触れるのではなく、わずかに浮かせた状態で測定するのがコツとのこと

測定中。直接肌に触れるのではなく、わずかに浮かせた状態で測定するのがコツとのこと

そのまましばらく待っていると測定が行われ、ブザーが鳴るとともに体臭の強さが液晶画面にグラフで表示されます。目安として、0~11段階の5以上だと匂いのケアが必要とされるほか、7以上ともなると「非常に強いニオイ」とのことで、そのままの状態で人に会うのは厳しいと考えたほうがよいでしょう。
液晶がフル点灯した状態。このように0~10までの11段階で匂いの強さが表示されます

液晶がフル点灯した状態。このように0~10までの11段階で匂いの強さが表示されます

測定準備中。しばらく待つとブザーが鳴り、測定が可能になったことを知らせてくれます

測定準備中。しばらく待つとブザーが鳴り、測定が可能になったことを知らせてくれます

この状態になったら測定開始。センサーを体にかざしたまましばらく待ちます

この状態になったら測定開始。センサーを体にかざしたまましばらく待ちます

ブザーが鳴ったら測定完了。今回の結果は「4」。ギリギリセーフですが油断は禁物です

ブザーが鳴ったら測定完了。今回の結果は「4」。ギリギリセーフですが油断は禁物です

実際に試してみた限りでは、精度はなかなか正確です。例えば、シャワーを浴びた直後に測ると10段階の0~1くらいなのが、数時間経って再度測ると2~3へと上昇。そのまま就寝して寝汗をかいた翌朝に測ると、5~6へと急上昇しています。朝、シャワーを浴びずに誰かに会いに行くのは、相当のリスクがあることがわかります。

電源は単4電池2本ということでお手軽。センサー寿命は2000回または購入後1年経過と、後者がやや短めなのは気になりますが、交換用のセンサーユニットも用意されているので、取り替えて使い続けられるのはむしろ利点でしょう。ちなみにこの寿命も液晶画面に表示されるので、不正確な値を表示したまま使い続ける心配もありません。
単4電池×2本で駆動します。本体が約60gなので電池を合わせても100gを切るなど軽量です

単4電池×2本で駆動します。本体が約60gなので電池を合わせても100gを切るなど軽量です

ステータスの通知は主にブザーで行われるため、使い始めてしばらくは説明書が手元にないとブザーの意味がわからなかったり、またそのブザーの音量がややけたたましく測定していることが周りに知られてしまう点は改良の余地がありそうですが、性能自体は申し分なく、使い勝手も良好です。ブザーの音量が気になるようなら、ブザー穴を指で抑えた状態で起動すれば、多少は緩和できるようです。

類似の製品としては、コニカミノルタの「Kunkun body」があり、こちらはニオイを汗臭・ミドル脂臭・加齢臭といった種類ごとに測定できるほか、データをスマホアプリに保存できるなど機能が豊富ですが、価格は税込3万円とやや勇気が要ります。その点、こちらは税込13,824円と半値以下ですので、まずは手軽に始めたい場合にぴったりです。

もっとも、手軽にニオイが可視化できてしまうせいで、自分ではなく、体臭に無自覚な知り合いの○○さんにいちど使わせたい……などとお節介なことを考えてしまうのは、本製品がきちんと効果があるが故の、最大の問題点(?)かもしれません。

さすがに、本人の承諾なく背後からニオイを測定して結果を突きつけるのは、スメハラとは別のハラスメントになりそうですし、オフィスで皆で試すようなシチュエーションを作り出してその人も話題に引っ張り込む……というのもやりすぎな感はあります。あるとすれば、会社の忘年会の景品に混ぜておいて、その人に当たるよう念じるくらいでしょうか。

こうした「誰かに使わせる方法」については筆者は一切関知しませんので、そのような企てを行うつもりの方は、くれぐれも自己責任ということでよろしくお願いします。
製品名:においチェッカー ES-100 (ブラック)
実売価格:13,824円
発売元:タニタ
Amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07DTGT5G6/mdndi-22/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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