ACアダプタを4個も接続できる、それなのにコンパクトな電源タップ | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

ACアダプタを4個も接続できる、それなのにコンパクトな電源タップ

2018.8.17 FRI

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
ACアダプタを4個も接続できる、それなのにコンパクトな電源タップ
~エレコム「hexa」レビュー
2018年08月07日
TEXT:山口真弘(ITライター)

市販されている電源タップで人気が高いのは、ACアダプタを接続しやすいよう、口と口の間隔を広めに取ったモデルです。通常の電源タップにACアダプタを差し込むと、その大柄なボディが隣の差込口を隠して使えなくなってしまうことがよくありますが、口と口の間が広く取られていれば、そうした問題も起こりません。

しかしその弊害として、電源タップ自体のボディサイズが大きくなってしまう欠点があります。本体が4個口しかないのに、タップ本体の長さが30cm近くにも及ぼうかという、巨大な製品もあるほどです。電源タップは床に置くことが多いため、あまり大きいとかさばるだけでなく、踏んだりして破損させる危険も高くなります。

その点、今回紹介する「hexa」は、全長ほんの15cm弱という小柄なボディながら、4つものACアダプタを接続できるというすぐれた製品です。

なぜそんなに多くのACアダプタを接続できるのでしょうか。その秘密は、差込口が個別に回転する設計にあります。それぞれの差込口を異なる方向に向けられるため、隣の口と干渉することなく、ACアダプタを取り付けられるというわけです。
全長15センチを切るショートボディ。デザインも洗練されています

全長15センチを切るショートボディ。デザインも洗練されています

上3つの口が最大240度回転するので、ACアダプタも干渉せずに取り付けられます

上3つの口が最大240度回転するので、ACアダプタも干渉せずに取り付けられます

こうした差込口が可動する機構を備えた電源タップは、決して本製品が初というわけではありません。しかし既存のモデルは、可動機構を実現させるためにボディサイズが大柄になってしまい、差込口を可動させなくてもACアダプタを問題なく接続できてしまうという、不思議な製品もあったほどです。

その点、この「hexa」は、本体の小型化にこだわっており、ACアダプタを4個取り付けると、タップ本体が覆い隠されて見えなくなってしまうほどです。これならば、ACアダプタを接続していない場合に、部屋の片隅に転がっていても目立ちにくく、片付けるのも容易というわけです。

最近は、乱雑なケーブルを室内でなるべく目立たせないために、ケーブルを電源タップごと入れて隠してしまえるケーブルボックスも多数市販されていますが、ボディが小柄な本製品であれば、サイズがネックになって収納できないこともないでしょう。
隣の口に干渉しがちな大柄なACアダプタでも、最大4個までまとめて接続できます

隣の口に干渉しがちな大柄なACアダプタでも、最大4個までまとめて接続できます

ACアダプタ4個を接続した状態。これだけつないでも相互に干渉しないのはお見事

ACアダプタ4個を接続した状態。これだけつないでも相互に干渉しないのはお見事

本製品はホワイトとブラックの2色をラインナップしていますが、今回紹介しているホワイトモデルは、ツートンカラーでデザイン性も優れているだけに、自宅用としてももちろん、来客に使ってもらうことを前提に、オフィスの共有スペースに設置するのにも最適です。

このほかにも本製品は、トラッキング火災の防止に有効な絶縁キャップや、壁面コンセントに差し込んだ際も邪魔になりにくいL字プラグの採用など、細部へのこだわりも相当なものです。

ちなみにこの製品、メーカーの標準価格は税込で3,812円とちょっとお高めなのですが、Amazonなどの通販サイトでは2,000円を切るリーズナブルな価格で販売されています。ふだん電源タップは見た目や機能性よりも値段で決めているという人にこそ、ここぞという場所でぜひ使ってみてほしい製品です。
壁面コンセントに差し込んだ際に手前にコードが飛び出ないL字プラグを採用します

壁面コンセントに差し込んだ際に手前にコードが飛び出ないL字プラグを採用します

"hexa"という名前からも分かるように、断面が六角形(Hexagon)なのも特徴です

"hexa"という名前からも分かるように、断面が六角形(Hexagon)なのも特徴です

製品名:デザイン回転タップ“hexa” T-HX7-2410WH (1.0m:ホワイト)
実売価格:1,740円
発売元:エレコム
Amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07B447GXJ/mdndi-22/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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