Illustrator CS2/CS3
3D効果を活用して作成するバルーン状の立体パーツ
■制作・文:高野 徹[lolo66]
■URL:http://www.lolo66.com/

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| 3D効果には、オブジェクトを押し出して立体化する“押し出し・ベベル...”や、軸に沿ってオブジェクトを回転させることで立体化する“回転体...”などがある。光源を設定することで、光の当たり方や、光沢感などの質感も調整することが可能だ。 |
効果メニュー→“3D”→“押し出し・ベベル...”に任意の値を入力することで、ただ立体にするだけでなく、立体にした際の角度や深さなども設定が可能。また、光源の位置を変えたり、新たに光源の数を追加することで、光の当たる個所や質感を変えることができる
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正方形を作成し、効果メニュー→“3D”→“押し出し・ベベル...”を適用し立方体を作成した。ここでは、ドッドパターンのシンボルをマッピングしている
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3D効果を用いて、単純なオブジェクトからバルーン状の
立体パーツを作成 |
1-1
1-2

まず最初に、新規ファイルを作成したらマッピング用のロゴを作成。塗りを白で文字を入力し、アウトライン化する
1-1。次に、その文字をシンボルパレットにドラッグして、表示されたダイアログで[種類:グラフィック]とし
1-2、シンボル登録しておく。
2-1
2-2
2-3

次に、アートボードに垂直のガイドラインを作成。楕円形ツールでガイドライン上からoption+shiftキーを押しながらドラッグして正円を描く。続いて、ダイレクト選択ツールで円の右のアンカーポイントを選択。deleteキーを押して消去し、半円状にした
2-1。ここで、ダイレクト選択ツールを使って、下のアンカーポイントを移動し、パスセグメントの位置を調節
2-2。さらに、ペンツールで下のオープンパスからパスを描画することで風船の下部を描いた
2-3。
3-1

続いて、ダイレクト選択ツールでshiftキーを押しながらガイドライン上のアンカーポイントふたつをクリックして選択し、オブジェクトメニュー→“パス”→“平均...”を実行して、表示されたダイアログで、[垂直軸]を選び適用。次にそのまま、オブジェクトメニュー→“パス”→“連結”を実行し、パスを連結した
3-1。さらに、オブジェクトの塗りを[M:100、Y:100]、線の塗りをなしとしておこう
3-2。
4-1
4-2

ここで、作成したオブジェクトを選択し、効果メニュー→“3D”→“回転体...”を実行。表示されたダイアログで、
4-1。のように入力した。さらに、光源の設定で[新規ライト]ボタンをクリックしてライトを追加し、
4-2のように左下へと移動して、[選択したライトをオブジェクトの背面に移動]を行っておく。
5-1

さらにここでは、効果メニュー→“3D”→“回転体...”を適用する前に、ダイアログの[マッピング]ボタンをクリックし、[アートをマップ]ダイアログを表示。[シンボル]で、工程1で登録しておいたロゴを選択し、[OK]ボタンをクリックしてロゴをマッピングしている
5-1。この際、[プレビュー]にチェックを入れて、プレビュー表示を見ながらロゴの位置を調節していくとよいだろう。
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本記事は『MdN』2008年11月号(vol.175)からの転載です。
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