第4話 自分ができることに制限を作らない | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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転職はゴールではない 3年目の壁、5年目の転機

“仕事の壁”は誰にでもやってきます。そんなとき、ほかのみんなは、どうしているのでしょうか? このコーナーでは、今まさに壁を乗り越えようとしている人、乗り越えて一歩先に進んだ人など、クリエイティブ業界でがんばる仲間たちが登場。これまでの失敗談・成功談や現在の課題、そして将来像を語ります。今の仕事に前向きに取り組み、階段を一段登るためのヒントが得られるはずです!


第9回 株式会社ディーオーイー 板垣 育さんの場合


株式会社ディーオーイーの制作局長補佐、兼、プロジェクトマネージャーの板垣育さん。もともと大学時代のアルバイトがきっかけで、モバイル公式サイトを運営するITベンチャー企業に就職、企画立案、現場での取材などを現場で経験してきた。その後、モバイルからWebへと興味がうつり、転職を果たす。ディレクターとして活躍していた彼女だが、この春からはプロジェクトマネージャーとして、数多くのプロジェクトをとりまとめる一方で、局長補佐として社内のリソース管理なども行う立場となった。自分ができることに制限を作らないようにしているという彼女、持ち前の明るさと度胸で「未経験だけど、やれます。何でもやらせてください!」とステップアップの過程でつねにストレートに進んできた。そんな彼女に、これまでの軌跡、そして現在、未来の仕事についてお伺いしました。


第4話 自分ができることに制限を作らない

──入社して4年目を迎える板垣さんですが、今年、ディレクターからプロジェクト・マネージャーに昇格。そして、現在は制作局長補佐としてマネージメントも行われる立場に。そもそもプロジェクト・マネージャーになったきっかけは?
板垣●もともとプロジェクトに対しての責任をもっと持ちたいなと思っていて、やることはさほど変わらないんですけど、自分の意識を変えるためにもプロジェクト・マネージャーをやらせてほしいと直訴しました。

──さらに制作局長補佐として、本格的にマネージメントも行う立場になられて……。
板垣●私がマネージメントに興味があると上司に話したことがきっかけだと思うんですが、企画書や提出物、お客様への対応など、細かい部分でクオリティのチェックをしてほしいということでお声がけいただきました。自分の次のキャリアアップについて考えると、スペシャリストになるか、マネージメントをする側になるのか……どちらかを選ばなければいけないと思っていたし、マネージメントはみんなができることではないと思うので……それでチャンレンジしてみたいと思ったんです。やってみないとわからないけど、やってみたらできるかもしれないし、って(笑)。ディレクターとしての業務にはある程度の自信を持っていたし、たとえばお客さまへの伝え方なども、自分の成功体験をうまく伝えることで、社内の効率がもっと上がるんじゃないかとか……なんかそういう風に話すと、すごく上から目線ですけど(笑)。

──常にキャリアアップについて考えながら、動いていらっしゃるのでしょうか。
板垣●直近というよりも、5年後、10年後どうしたいかは考えますね。具体的ではないですけど、自分より先に進んでいる人を見て、ああいう考え方をしたいなとか……そこに向かうために、「今日何をしなければいけないのか」ということは考えて行動してますね。

──マネージメント業務はいかがですか。
板垣●上から言われたことをそのまま伝えるわけにもいかないし、スタッフから言われたことをそのまま上に伝えるわけにもいかないし……という、中間管理職的な悩みはありますね。まだまだ試行錯誤中です(笑)。スタッフのみんなにもいかに気持ちよく働いてもらえるか、できるだけその人に合った仕事をアサインしてあげたいし、すごく大変な時はフォローしてあげたり……今は一番そこに気をつけているかもしれません。

──転職について、迷っている方にアドバイスするとしたら、どんなことでしょう。
板垣●自分の意志ははっきりと直接伝えた方がいいなと思います。私の場合は、「会社に入れてください」と言ってましたけど、そこに小賢しいトリックはいらないなと……。最初に入った会社の社長からは、入社後に「あんなにはっきり言われたら断れないよね」って(笑)。「私は何でもできます」と言うのは不安だし、だから「私は何でもやります」でいいのかなと思います。「できない」とは言わないこと。自分ができることに制限を作らないようにしていますね。それは、会社に入ってからも同じことではないかと思います。

──確かにそうかもしれません。
板垣●本当は私、基本的にマイナス思考なので、それを隠すために「前を向いている」感じにしてるんですよ(笑)。たとえばヘヴィなメールを送った後にも、「何を言われてるんだろう」とネガティヴに思ったりもするんですけど、そういった思いを口にしても周りも気持ちよくないので、「大丈夫、大丈夫」って前向きに言ってた方がいいし、そのためにも前向きな発言をするのがいいと思っています。

──板垣さんの今後の目標を教えてください。
板垣●マネージメントについてもまだまだ勉強することがありますが、お客様と直接やりとりをすることが、やはり自分が一番好きなところだと改めて実感しています。お客様と関わりながら、お客様の悩みを解決できて……「板垣さんだから頼みたい」と言ってもらえるような存在になりたいですね。人と関わっていきたいというのはずっと変わらないと思います。

──本日はありがとうございました。


(取材・文:草野恵子  撮影:谷本夏)


株式会社 ディーオーイー
http://www.doe.jp/
2001年に設立された株式会社ディーオーイーは、Web戦略のコンサルティングからスタート。優れたアウトソーサーではなく、新しい価値を共に創造できるビジネスパートナーとして、マーケティング、サイトの企画・デザイン、システム開発まで、クライアント本位のトータルなサービスをワンストップで実現している。


犬島アートプロジェクト

http://www.inujima-ap.jp/

株式会社ラップネット(Zelcafe/Gallery)

http://www.zelcg.com/

明電舎のAGV(無人搬送車)サイト

http://agv.meidensha.co.jp/agv/index.html

今回で板垣 育さんの記事は終わりです。次回をお楽しみに!



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