1年生になったら~ 1年生になったら~♪ ということで、デザイナーという職業に憧れる読者のみなさんに先駆けて、一足早くデザイナーになった先輩デザイナーの1週間を追いかけるのが、このコーナーです。夢を現実にした新人デザイナーの仕事と生活ぶりは実際どのような感じなのでしょうか? 毎月第2週に、その曜日の出来事を毎日更新でお届けします!
今月の1年生デザイナー
(実はデザイナー歴5年の中途入社組!)
今藤拓也さん(バタフライ・ストローク所属)
バタフライ・ストロークとは?クリエイティブ・ディレクター青木克憲氏が主催するバタフライ・ストローク・株式會社。1999年の創立以来、おもに広告の企画制作を中心として発展をとげてきた。その活動範囲は広告のみならずグラフィック、映像など広く多岐にわたり、2003年1月には新たな柱としてキャラクターのマネージメント・ライセンス部門を設けるまでに。久保誠二郎氏による「コペット」や安居智博氏による「カミロボ」、「東京カニコ」「niji-zou」など、さまざまなキャラクターを大事に育てながら、従来の広告制作との相乗効果も狙う、新しいスタイルの制作プロダクションとして注目を集めている。
〔バタフライ・ストロークに関する書籍〕 「バタフライ・ストローク・株式会社案内」 2003年10月/宣伝会議刊 現在「バタフライ・ストローク・株式会社案内 2006(仮題)」を制作中。
http://characters.butterfly-stroke.com/ 単なるキャラクター紹介に終わらない、遊べる機能満載のサイト。
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水曜日
9:30 起床
前日遅かったせいもあり、寝坊してしまう。ヤバイ! あわてて家を飛び出る。
10:15 出社
恐る恐るの出勤。みなさんすみません……。引き続きF社プレゼンの制作を行なう。本当は今日プレゼンするはずだったが、打ち合わせのみとなった。どっちにしても作業が上がっていないと、打ち合わせができない。16時から打ち合わせの予定なので、それまではひたすら制作に励む。
16:00 F社との打ち合わせ
F社の皆様がバタフライ・ストロークにいらっしゃった。慌てて制作物と関連資料を持って6階へ。席に付き、打ち合わせが始まる。制作物に関していろいろな意見が飛び交う。話に耳を傾け、聞き漏らさないようにメモを取る。この時ばかりはちょっと緊張。今後の方向が決まる大事な瞬間だ。話し合いの末、具体的な修正とスケジュールが決まった。
18:30 S社プレゼン用ラフ制作
21時にS社プレゼン用ラフをお見せしなければいけないので、制作のお手伝いをする。時間的に厳しい状況だ……。
21:00 S社プレゼン用打ち合わせ
なんとかギリギリに間に合い、制作物を見ていただく。お仕事いただいた代理店さんからもアイディアを数点持ってきていただいていたので、制作チームは打ち合わせ中に作業をし、そのアイディアをラフの状態にして再度見ていただく。制作側はバダバタするが、時間をおいて再度打ち合わせをする手間が省けるので、スケジュール的にタイトな仕事では効率的なやり方だ。その場での修正指示を聞き間違えないよう、気が抜けない。ほぼ内容的には絞られてきたので、いったん出力紙とデータをお渡しして打ち合わせは終了する。
23:00 S社プレゼン用本番ビジュアル制作
プレゼンまで時間がないので、
1)明日の朝、青木さんがディレクション
2)クライアントに確認
3)修正指示が戻ってくる
4)修正してPDFデータを送信
という手順で仕事を進めて行く。
今日やる事は打ち合わせで決まったビジュアルを詰めて行く作業。作業が深夜まで続く……。
1)明日の朝、青木さんがディレクション
2)クライアントに確認
3)修正指示が戻ってくる
4)修正してPDFデータを送信
という手順で仕事を進めて行く。
今日やる事は打ち合わせで決まったビジュアルを詰めて行く作業。作業が深夜まで続く……。
27:00 帰宅
明日の朝チェックということだと、やっぱり夜は遅くなってしまいます。もっと効率よく作業をしなければ……と思いつつ帰宅。