年末恒例の流行語ランキングとして、株式会社AMFは「JC・JK流行語大賞2020」、株式会社TWIN PLANETは「2020年ギャル流行語大賞」を発表している。
本家とも言える『ユーキャン新語・流行語大賞』では大賞に「3密」、トップテンには「鬼滅の刃」、ドラマ「愛の不時着」、ゲーム「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」、コロナ関連ワードなどがランクインしたが、独自の文化を育むJC・JKやギャルの流行語は大きく異なっている。
まず、『JC・JK流行語大賞2020』は【コトバ部門】で1位「きゅんです」、2位「全集中の呼吸」、3位「ぴえんヶ丘どすこい之助」となった。
「きゅんです」はTikTokで大ブームとなったひらめさんの曲「ポケットからキュンです」から生まれた言葉で、ドキッとした時や嬉しさや有り難みを表現する言葉として使われた。
そのほか、【アプリ部門】ではホーム画面アレンジアプリ「Widgetsmith」、【モノ部門】では映画が300億円に迫る勢いの漫画・アニメ「鬼滅の刃」、【ヒト部門】ではオーディション番組出身の「NiziU」がトップに輝いている。
『2020年ギャル流行語大賞』では、ギャルやチャラ男を中心に、楽しい時やテンションが上がった時に使う「やりらふぃー」が1位になった。
2位は「しか勝たん」、3位は「きゅんです」、4位「ぱおん(ぴえんこえてぱおん)」、5位「○○もろて」となっている。
独得の感性や流行を生み出すJC・JKやギャルの流行語。
マイナスイメージなコロナ関連はほぼランクインせず、「きゅんです」や「ぴえん」はJC・JKとギャルの両方に共通し、そして「鬼滅の刃」関連は世間一般とJC・JKやギャルの全てで流行っていた事がわかるランキングとなっている。
『JC・JK流行語大賞2020』
URL:https://twitter.com/jcjkaward/status/1333419324493635586
『2020年ギャル流行語大賞』
URL:https://grpaward.com/
2020/12/01