Instagramは11日（米国時間）、利用者を誹謗中傷から守る新機能として、「抑制」機能と「非表示ワード」機能を追加すると発表した。

インスタグラムではこれまでにも、ヘイトスピーチやいじめに対し、該当するコンテンツやコメントは発見する度に削除するなどの対策を行っていて、新機能は特に誹謗中傷に対して効果を発揮する。

「抑制」機能は、望まないコメントやダイレクトメッセージ（DM）を防ぐ機能で、機能をオンにしておけば、自身をフォローしていないアカウントや、最近フォローしたばかりのアカウントから届くコメントを一時的に非表示にしたり、DMを「リクエスト」に自動で分類することができるようになる。

この機能は、投稿が話題になって急に注目されたクリエイターなどを誹謗中傷から守ることができる。

また、「非表示ワード」機能は誹謗中傷を含むDMを分類できる機能で、オンにすると中傷的な単語やフレーズ、絵文字を含むリクエストは自動的に非表示のフォルダに分類され、利用者が望まない限り開ける必要がなくなる。

同社は「今回導入する新機能が、人種差別、性差別、同性愛嫌悪を含むあらゆる種類の誹謗中傷を目にすることがないよう利用者を守ることを願っています。」としている。

発表資料
URL:https://about.fb.com/ja/news/2021/08/limits/
2021/08/13