キヤノン株式会社は、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」の新製品として、2023年1月26日(木)に「TC-20」を発売する。
A1ノビ対応で4色顔料インク(C/M/Y/BK)を採用したモデル。在宅ワーカーの大判プリントのニーズに応えるべく、A1ノビ対応でありながらも机や棚に置いて使えるようにコンパクトに設計されている。
本製品は、最大でA1ノビ幅のロール紙に対応するとともに、A3サイズのカット紙を連続出力できるASF(オートシートフィーダー)も標準搭載。ASFには普通紙でA3判を最大50枚、A4判を最大100枚セットできる。
これにより、自宅などの限られたスペースでもA1サイズの等倍プリントを実現すると同時に、A3図面の連続出力などにも対応。PDFやTIFFなど、形式が異なる複数のファイルもシンプルな操作でプリントできる無料ソフト「Direct Print Plus」にも対応している。
カット紙のセットやインクの補充やプリント後の取り出しなど、プリントに関わる全ての操作は本体前面に集約。また、ロール紙内に通していたシャフトをなくし、狭い場所でも交換しやすいロールホルダーを新たに採用したことで、大判プリンタに馴染みのないユーザーでも簡単にロール紙をセットできるようになった。
本体サイズは968(幅)×245〜395(高さ)×525〜545(奥行)mmで、インクボトルを除く重量は32kg。有線インターフェイスはHi-Speed USBと10/100BASE-TXで、IEEE802.11n/g/b準拠の無線LANにも対応している。プリンタ言語はSGRasterで、出力解像度は最高2,400×1,200dpi。
キヤノン株式会社
問い合わせ:0570-08-0063
価格:オープン
URL:https://canon.jp/business/solution/pro-printer/imageprograf
2023/01/12