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アート/イベント

貴重な文化財の高精細複製品を制作している綴プロジェクトの作品展がキヤノンギャラリーSで開催中

2023.10.17 Tue

2023年11月16日(木)まで、キヤノンギャラリーSにて、綴プロジェクト作品展「高精細複製品で綴る日本の美」が開催されている。キヤノンギャラリーの50周年を記念した企画展の1つ。入場無料で楽しむことができる。

綴プロジェクトの正式名称は「文化財未来継承プロジェクト」で、キヤノンと特定非営利活動法人京都文化協会が2007年から共同で推進している。日本古来の貴重な文化財でありながら鑑賞の機会が限られているものについて、オリジナルを忠実に再現した高精細複製品を制作する社会貢献活動だ。

制作した高精細複製品は、文化財に所縁のある社寺や自治体や博物館などへ寄贈され、そこで一般公開されたり学校教育の現場で活用されたりする。これまでに綴プロジェクトでは、葛飾北斎や俵屋宗達や尾形光琳の作品など、全60作品の高精細複製品を制作してきた。

今回の展覧会では、伊藤若冲などの作品も含め、日本美術の巨匠が描いた8作品の高精細複製品を展示。制作には、キヤノンの入出力・画像処理に関する高度なデジタル技術が用いられている。

展示作品(展示はいずれも高精細複製品)
国宝「風神雷神図屏風」(原本:俵屋宗達 筆、大本山建仁寺 所蔵)
国宝「松林図屏風」(原本:長谷川等伯 筆、東京国立博物館 所蔵)
重要文化財「竹に虎図襖」(原本:狩野山楽・山雪 筆、臨済宗妙心寺派 天球院 所蔵)
重要文化財「風神雷神図屏風・夏秋草図屏風」(原本:尾形光琳/酒井抱一 筆、東京国立博物館 所蔵)
「樹花鳥獣図屏風」(原本:伊藤若冲 筆、静岡県立美術館 所蔵)
「雲龍図」(原本:曽我蕭白 筆、ボストン美術館 所蔵)
「見返り美人図」(原本:菱川師宣 筆、東京国立博物館 所蔵)
「江戸風俗図屏風」(原本:菱川師宣 筆、スミソニアン国立アジア美術館 所蔵)

本来、オリジナルの文化財はガラスケースなしでの展示は難しいが、それが実現されているのも複製品ならではの本展のポイント。作品に描かれた世界を音と映像で楽しめるプロジェクションマッピングも実施され、新たな鑑賞体験を味わえる。


■期間:
2023年10月11日(水)~11月16日(木)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンギャラリーS
tel. 03-6719-9021
url. https://canon.jp/personal/experience/gallery

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