「J-Font.com」が筆文字フォントを擬人化したキャラを募集するコンテストを開催

2024.04.25 Thu

シヤチハタ株式会社のフォントサービス事業「J-Font.com」の開設5周年を記念して、「筆文字フォント擬人化コンテスト」が開催中です。株式会社viviONが運営するクリエイタープラットフォーム「GENSEKI」で、2024年5月15日（水）まで「フォントを擬人化したキャラクター」が募集されています。

【目次】

筆文字が中心のフォント提供サービス
白舟書体と昭和書体の計6書体が対象
応募者は「GENSEKI」で作品を投稿

筆文字が中心のフォント提供サービス

「J-Font.com」は、筆文字による豊かな表現の実現に役立つフォントサービスです。広告、メディア、プロモーション活動、書籍、デジタルコンテンツなど、幅広く使える筆文字系の書体を中心にフォントが提供されています。2019年に「白舟書体」のフォントの提供が開始され、その後に「昭和書体」のフォントの提供も開始されました。

2024年4月時点でのライセンスプランには「J-Fontクリエイターズ［個人向け］」「J-Fontプレミアム」「J-Font白舟」「J-Font昭和」があります。「J-Fontプレミアム」は制限なしの年間ライセンスで、白舟書体と昭和書体の139書体以上の全フォントを利用できます。価格は年額35,640円/1台（税込）で、1人または1法人で複数ライセンスの購入が可能です。

そのほかの3つのプランは、年額19,800円/1台（税込）です。「J-Fontクリエイターズ［個人向け］」は「J-Fontプレミアム」と同様に白舟書体および昭和書体の全フォントを利用できますが、1人1ライセンスまでの購入に限られます。「J-Font白舟」では「白舟書体」の67種類以上の全フォント、「J-Font昭和」では「昭和書体」の72種類以上の全フォントを利用でき、導入台数に制限はありません。

白舟書体と昭和書体の計6書体が対象

今回実施されている「筆文字フォント擬人化コンテスト」は、その「J-Font.com」の5周年を記念した企画です。指定されたフォントを擬人化したキャラクターを募集しています。

対象となっているのは、「白舟書体」の忍者／鯨海酔侯（げいかいすいこう）／桜花、「昭和書体」の白虎／黒龍／般若の計6種類です。応募者はそれらの中から好きな書体を選んで挑戦でき、何書体分でも応募できます（キャラクターごとに投稿は分けること）。

注意点として、キャラクターは必ず「人間」であることが必要です。人間のキャラクターでさえあれば性別を含めた細かい設定などは自由で、キャラクターの設定やコンセプトなどの記載についても自由とされています。いずれも個性豊かな書体なので、インスピレーションも湧きやすいでしょう。

応募者は「GENSEKI」で作品を投稿

本コンテストには「GENSEKI」を通じて応募できます。「GENSEKI」への投稿時に作品のサイズに規定はありませんが、ファイルサイズは5MB以内にのみ対応しており、データ形式はPNGまたはJPEGファイルであることが必要です。受賞候補作品については、PSDもしくはAI形式でのレイヤー未統合のデータ（350dpi）の提出が求められる場合があります。

参加資格は不問で、応募の際には「GENSEKI」アカウントが必要ですが、無料で登録できます。さらに、本コンテストでは選定フォントの一部が限定で配布されており、特設ページの「提供素材」から確認できます（GENSEKI・J-Fontへの無料ユーザー登録が必要）。