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アート/イベント

デニス・ホッパーなどのポートレートを手掛けた堀清英氏の写真展「Free again」

2024.05.24 Fri

2024年5月25日(土)から6月3日(月)まで、YUGEN Galleryにて、写真家・堀清英氏の個展「Free again」が開催されます。堀清英氏は歴史的なアーティストのポートレイト作品を数多く手掛けてきました。本展では約30点の写真作品をはじめ、モノと写真をコラージュするように制作した立体作品で構成されています。

アメリカで活動して1997年に帰国

愛知県出身の堀清英氏は、明治大学在学中にデザイン事務所でアルバイトをした頃から写真に強い関心を持つようになりました。その後、1991年に渡米してニューヨークのICP(国際写真センター)で学び、作品の制作を始めます。カナダの写真家のユサフ・カーシュ氏に影響を受けて、本格的に写真家としての活動をスタートさせました。

自身が影響を受けた詩人のアレン・ギンズバーグ氏、デニス・ホッパー氏、オノ・ヨーコ氏などのアーティストたちを撮影し、1997年に日本に帰国してからはカルチャー誌/ファッション誌/アーティスト撮影/広告などの分野で活躍しました。現在は、人物写真を中心とした活動を展開しています。大学非常勤講師や講演会の経験もある写真家です。

ハイライト作品
 

近年はセルフポートレートを制作

堀清英氏は、2017年に新宿ゴールデン街 nagune(東京)で「re;HOWL」、2022年にシャネルネクサスホール(東京)で「RED」という展覧会を開催しました。「re;HOWL」は東日本大震災後に取り組んだ現代社会へのアイロニーを示すシリーズです。「RED」展ではシュルレアリスムの影響を強く感じる作品群などで構成され、日常の中でハッとするような瞬間が表現されました。その後も長野・東京で展覧会を開催しています。

堀清英氏は、歴史的なアーティストのポートレイト作品も手掛け、フィルターを通して多くの人々の内面を見つめてきましたが、自身の作品制作を基盤に活動しています。今回の展覧会では、エディトリアルやコマーシャルフォトを手掛けてきた堀氏の「何ものにもとらわれない自由な精神で向かった写真表現」が披露されます。タイトルの「Free again」は、アレックス・チルトン氏の同名曲から取られたものです。

堀清英氏

入場無料で作品を鑑賞できる写真展

本展では、入場無料で作品を鑑賞できます。会場のYUGEN Galleryは、株式会社ジーンが運営する現代アートギャラリーです。同社オフィスに併設されたリアル会場のオフラインギャラリーと、公式サイトのオンラインギャラリーで構成されています。

ギャラリーは、現代アートの販売・プロモーションを実施するためのプラットフォームとして機能します。オンラインギャラリーは、日本語/英語/中国語のマルチリンガルに順次対応予定です。

今回の堀清英氏の個展は、会期中無休で開催されます。開館時間は13:00〜19:00(最終日のみ17:00終了)で、入場時間は閉場30分前までです。

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■期間:
2024年5月25日(土)~6月3日(月)

■開催場所:
YUGEN Gallery
東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル 4F

■問い合わせ先:
YUGEN Gallery
url. https://yugen-gallery.com/

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