WEBの作業が楽になるテクニック総まとめ 第8回
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遠近感を保ちながら 合成オブジェクトを 作成する 文=石橋ひでやす((合)Studio-INT) |
合成画像を作成する際に、もっとも気を使うのは“違和感”だろう。Photoshopでは違和感を出さないようにさまざまなツールが用意されているが、その中でもデッサンやパースを狂わせないようにしてくれるのがVanishing Pointフィルタである【1】。これまでは編集メニュー→“自動変形”からパースを測っていたが、時間がかかるうえに手動なのでわずかな狂いが生じる。Vanishing Pointは遠近感をそのままにして画像をゆがめたり、拡大したりする便利なツールなので活用したい【2】【3】。
【1】フィルタメニュー→“Vanishing Point”を選択すると編集ウインドウが開き、面をつくる
【2】編集ウインドウ上でほかのファイルをコピー&ペーストするとパースを自動生成してくれる
【3】立体物でなくとも遠近感があるものには有効である
POINT After Effectsに書き出すことも可能 |
[INDEX]
>>> 53 遠近感を保ちながら合成オブジェクトを作成する
>>> 54 「TEKICO」を使ってすばやくダミーテキストを生成する
>>> 55 ストリングパネルを使いテキストをIDで一括管理する
>>> 56 テキストの文字詰め、ショートカットでスピードアップを図る
>>> 57 テンプレートのマークアップを一括削除する
>>> 58 描画色と背景色の便利なショートカットを使いこなす
【バックナンバー】WEBの作業が楽になるテクニック総まとめ
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