
第7章 LOKA/伊藤直也のライフハック
第1回 アイデア発想法(インプット篇)
バイラルマーケティング会社ロカリサーチの伊藤直也と申します。僕は主に、CGMによる新しい広告サービスの企画をやっています。これから4回にわたり、企画を出すために日々意識していることや、企画づくりに夢中になってしまうあまり、ついつい疎かにしてしまう業務をしっかりと遂行するためのライフハックを4回にわたってご紹介します。
文:伊藤直也(いとうなおや)
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[プロフィール] 伊藤直也(いとう なおや) 1977年生まれ。ロカリサーチ代表取締役CMO。2002年、企画したWEBサイトのプロモーション用おバカ動画がバイラルで広がりトラフィックが急増。CGMとCGMが生み出すクチコミのパワーに驚愕し、CGMでなんかやるマーケティング会社ロカリサーチを2004年に設立。 |
他人とすこし違うアイデアを生み出すには他人と違うインプットが必要
僕は、アイデアは、自らインプットするたくさんの情報や体験と、それを一つの方向にミックスさせる発想力によって生み出されると思っています。良いアイデアを出すために発想力を鍛える方法もあると思いますが、まずは他の人とはすこし違った良質のインプットをすることが重要です。今回はどのように良質のインプットをするか僕なりの方法をご紹介いたします。
日々の情報収集源を絞り込む
CGMも含めて情報があふれている現代において、必要なすべての情報を得ることは当然不可能。僕は以前、なるべく大量に情報を得ようと様々なメディアを読み漁っていましたが、情報の量が増える一方で質が低くなっていることに気づきました。やはり、情報源はある程度絞り込む必要があります。絞り込むためにはまず目的を明確にすることです。僕の場合、情報収集の目的は「新しいサービスを開発するため」です。インプットの目的を明確にすれば、おのずと収集する情報源を絞り込むことができます。僕は日々、新聞、雑誌。ちなみに雑誌はサブカル系のものも読むようしています。あとは、複数の国内、海外のブログと、有料メールマガジンから情報収集しています。特に海外のブログは日本人があまり目にしていない情報が書かれているということでも貴重です。なるべく日本のブログからもリンクが貼られておらず、内容が充実している海外のブログを見つければ、RSS購読し毎日チェックします。
本屋での立ち読みも
情報源を絞り込み効率的に情報を集める一方で、「偶然知る」情報というのも新しい領域を広げてくれる意味で重要です。ネットでの情報収集は検索が基本であり、現在興味をもっている情報を探し出すのには適しているのですが、やはり、いつのまにか情報に偏りがでてきてしまいます。たとえば私の場合だとマーケティング、WEBの分野に偏ってしまいます。私は土日のどちらかは、青山ブックセンターに出かけ、1時間から2時間かけてあらゆるコーナーを歩き回り、本や雑誌を見て回ります。その中で少しでも表紙やタイトルに惹かれたものを手にとって気になれば購入します。この時、重要なのはあまり頭で考えないで直感的におもしろそうだなと思ったものを手にとることです。頭で考えると結局同じ興味対象に本を手にすることになってしまいます。また、経費で落とせそうな本ばかり選んでしまってはいけません。
情報整理の方法と脳に焼き付ける方法
インプットにも質があります。深く理解し、鮮明に記憶すること。脳に焼き付いた情報だけが、アイデアの引き出しとして役立つはずです。
まず、集めた情報をどう整理するか?新聞や雑誌だったら切り抜いてスクラップブックに貼ったり、全てを電子データにしてパソコンに保存したり、いろいろな方法があると思います。僕も以前は、パソコンに情報を集約させる方法をとっていたのですが、簡単に情報を保管できるというメリットがある一方で、その安心感からか、結局、保管しただけで満足してしまい、まったく活用しないということになってしまいました。
やはりひとつに集約して、かつその情報を「いつでも、すぐに」見ることが一番重要だと思います。そう考えたとき一番面倒くさそうでいて一番楽なのが、集めた情報の中で重要だと感じた部分をすぐに簡潔にまとめて自分の「手帳に書き込む」ということです。特に本は情報量が多く、読んだ後の満足度が高いのですが、脳みそに焼き付けるのが最も難しい。本を読んだのに、数ヵ月後にはぼんやりとしたイメージしか残っていないケースってよくありませんか?その本を読んだ時に、重要だと思った部分は、手帳に書けば、あとで何が重要だと思ったのか思い出すことができます。
まず、集めた情報をどう整理するか?新聞や雑誌だったら切り抜いてスクラップブックに貼ったり、全てを電子データにしてパソコンに保存したり、いろいろな方法があると思います。僕も以前は、パソコンに情報を集約させる方法をとっていたのですが、簡単に情報を保管できるというメリットがある一方で、その安心感からか、結局、保管しただけで満足してしまい、まったく活用しないということになってしまいました。
やはりひとつに集約して、かつその情報を「いつでも、すぐに」見ることが一番重要だと思います。そう考えたとき一番面倒くさそうでいて一番楽なのが、集めた情報の中で重要だと感じた部分をすぐに簡潔にまとめて自分の「手帳に書き込む」ということです。特に本は情報量が多く、読んだ後の満足度が高いのですが、脳みそに焼き付けるのが最も難しい。本を読んだのに、数ヵ月後にはぼんやりとしたイメージしか残っていないケースってよくありませんか?その本を読んだ時に、重要だと思った部分は、手帳に書けば、あとで何が重要だと思ったのか思い出すことができます。

手帳に書くという行為はアナログですが、パソコンのキーボードをたたくという行為以上に脳に情報を焼き付けることができますし、イメージしたイラストや図を簡単に書くということもできます。

本、ネット、新聞、雑誌、気になった部分は全部手帳に書き込む。手帳を落としても大丈夫なようにあえて他人には読めない字で書くことが重要。
寝る時もペンと手帳は近くに置く。以前、朝起きたらペンが体に突き刺さっていたことがあるので、現在は、ペン先が柔らかいステッドラーのトリプラスファインライナーを愛用。
さて、次回は集めた情報をアイデアまで昇華させるための方法をご紹介します
。さて、次回は集めた情報をアイデアまで昇華させるための方法をご紹介します
次回も、お楽しみに!!




