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クリエイターのライフハック できる人の仕事術を盗め。


第7章 LOKA/伊藤直也のライフハック

第2回 アイデア発想法(アウトプット篇)

前回はインプット篇でしたが今回はアウトプット篇です。僕がアイデアを出すまでの一連の流れを振り返ってみると、以下のようになっていると思います。

①目的を意識して情報を収集する
②情報が断片的に蓄積されていく
③蓄積された情報が有機的に絡み合ってアイデアが生まれる
④アイデアを見極める

前回は①と②を効果的に行う方法をご紹介しましたが、今回は③と④を効果的に行う方法についてご紹介します。

文:伊藤直也(いとうなおや)


[プロフィール] 伊藤直也(いとう なおや)

1977 年生まれ。ロカリサーチ代表取締役CMO。2002年、企画したWEBサイトのプロモーション用おバカ動画がバイラルで広がりトラフィックが急増。CGM とCGMが生み出すクチコミのパワーに驚愕し、CGMでなんかやるマーケティング会社ロカリサーチを2004年に設立。



A4用紙活用術~③蓄積された情報が有機的に絡み合ってアイデアが生まれる~


僕は、すべての情報を、いつでも手元にある手帳に書き込んでいきます。ただ、本格的にじっくりとアイデアを考えてまとめる時には手帳ではなくA4用紙を使います。A4用紙を使う理由ですが、僕なりのモチベーションアップのためと、机の上に並べていけば、ひと目で数ページ分の情報を見ることができるというメリットがあるからです。

モチベーションアップという観点からすると、A4用紙は、真っ白なので、いつも気持ちも新たに思いついたことを書くことができます。以前は、アイデアのネタはノートに書き込んでいたのですが、どうも、過去に書き込んだくだらない思いつきなど、早く忘れてしまって、新しいノートを使いたいという気持ちがあるようで、まだページが十分に残っていても次の新しいノートを買ってしまっていました。。。本当に節約という観点からするともったいないですよね・・・。 A4用紙を使うようになってから無駄にノートを買ってしまうこともなくなりました。

あと、A4用紙は、すぐにまるめて捨てられるというのも良い点です。作業を進めながら自分でNGと思ったアイデアは直ぐに捨てられるので、残ったA4用紙というのは、ある程度、自分の中で選別されたアイデアのネタということになります。クシャクシャとまるめて捨てるのも案外ストレス解消になります。

A4用紙は20枚程度机の上に置いておきます。
A4用紙は20枚程度机の上に置いておきます。
さて、ネタが出尽くしたところで、ネタが書き込まれたA4用紙を机の上に並べます。ノートでは見開きで2ページ分の情報しか一目で見られませんが、A4用紙であれば、何枚も机の上に並べて、一目で複数の情報を見ることができます。それらを眺めながら考えだすと、最終的に出すひとつのアイデアがまとまってきます。最後にまとまったアイデアは、A4用紙一枚にまとめます。A4一枚で魅力的にみえないアイデアでなければ、そもそも失敗するケースが多い気がします。


ネタを書き込んだA4用紙を机の上に並べます。
ネタを書き込んだA4用紙を机の上に並べます。

アイデアを寝かす~④アイデアを見極める~


さて、A4用紙一枚にまとまった魅力的なアイデア。問題は、この時点では魅力的と思っているのが自分だけということです。 これは他人に見せられるレベルまで、まず寝かします。夜にお酒を飲みながら思いついたアイデアが、翌朝になって冷静に考えてみると、自分でも恥ずかしくなるほどくだらなかったというケースはないでしょうか? やはりある程度の期間、考えたアイデアを自分で批判的な観点でみる必要があります。まったくNGだという場合は、ゼロから考えなおす必要がありますし、ある部分がNGという場合は、その部分を改善するアイデアを出します。それを繰り返していき、自分のなかで、「これしかない」という状態になったら、第三者に批評してもらいます。他人の批判と自分の考えを戦わせることで、モノになる確度がある程度高まっていくはずです。適当なレベルで作成して、他人にNGをだされた場合、自分でも自信が固まっていない状態なので、せっかくブラッシュアップすればモノになったかもしれない良いアイデアもNGと判断してしまい、そこで死んでしまうこともあります。そうならないためにも自分の中でまずアイデアを寝かす必要があると思います。




次回も、お楽しみに!!
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