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「STREET CYPHER2」



GRAPHIC

  背景と人物の階調差をつけてドット絵同士が干渉しないよう配慮

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▲ドット絵の制作で特に注意が必要なのが、色数を制限することで各要素が判別しにくくなること。本作のゲームステージは、背景に街並みや建物が配置され、その前面に観客(やじうま)が何人もいるものだが、制作の途中段階では、背景と人物が必要以上になじんでしまい、人物の識別が難しくなった(左)。そこでm7kenjiさんは、全体的な色調を明るめにし、地面には下から上へ明るめのグラデーションをかけることで、背景と前景の差をつけた(右)

GRAPHIC

  夜のネオン街の特徴を捉えてドット絵で表現する

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▲本作でm7kenjiさんがもっとも手間をかけたという「アキバ」のステージは、写真を元にまず大まかなガイドを引き、作業を行っていった

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▲背景ができあがってから人物を描く。人物には2コマのアニメーション を付けることもあり、このような制作フローとなった
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▲背景の描画で気を使ったのは、夜のネオン街の雰囲気。中でも、建物は上が暗く、下が明るく見える点が特徴的だ。「ネオンのあるビルって、上のほうは空が暗いからビルも暗くなるんですけど、逆に下がネオンの照り返しですごく明るくなるんです。そういう細かい描写をドット絵に反映させるのはけっこう気を使いましたね」とm7kenjiさん。なお、ネオンのアニメーションやグロー効果は大月さんがAfter Effectsで適用した


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本記事は『MdN』2014年2月号(vol.238)からの転載です。

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