木曜。ランディングページの制作。 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて
1年生デザイナーの1週間

1年生になったら~ 1年生になったら~♪ ということで、デザイナーという職業に憧れる読者のみなさんに先駆けて、一足早くデザイナーになった先輩デザイナーの1週間を追いかけるのが、このコーナーです。夢を現実にした新人デザイナーの仕事と生活ぶりは実際どのような感じなのでしょうか? 毎月第3週に、その曜日の出来事を毎日更新でお届けします!



今月の1年生デザイナー

稲留駿介さん(リブセンス)

inadomesan

〔プロフィール〕
いなどめ・しゅんすけ●東京都出身の24歳。もともとゲームが好きだったため、高校を卒業するにあたり、ゲーム学部のある専門学校への進学に興味を持つようになる。それと同時に、同じ専門学校でIT学部のWeb開発コースがあるのを知り、最終的にはIT学部を選択、HAL東京の4年制コースへの進学を果たす。専門学校に入学するまでは特にWeb制作に関心がなかった稲留さんだが、入学直後から徐々にWebへの興味を深めるようになっていく。周囲の勉強熱心な仲間の影響もあり、デザインだけでなくWeb開発のさまざまなノウハウを、学校の授業はもちろん、放課後の自主的な勉強会などに参加しながら身につけてきた。在学中、学校の課題とは別に個人で制作したWebサイトなどのデザインイメージをポートフォリオにまとめてWeb上で公開していたところ、興味を持ってくれた数社から声をかけてもらうように。いわゆる就職活動ではなく、ポートフォリオ経由で出会った人を通じて、最終的にリブセンスへの入社を決めた。入社して4ヶ月が過ぎた現在は、デザイナーとして、新規の自社メディアである家具のECサイト「kagūno(カグーノ)」をメインに、さまざまなデザインワークに携わる日々。今後の目標として「自分の世界観をさらに拡張し、実現していく力をさらに身につけていきたい」と語る稲留さんの一週間をお送りします!


リブセンスとは?

2006年設立のインターネットサービス会社。社長の村上太一氏が大学1年生の時に、成功報酬型のアルバイト求人情報サイト「ジョブセンス」を立ち上げる。これまでにないビジネスモデルの特長から順調に利用者を増やし、2011年12月には東証マザーズに上場、2012年10月には東証一部へ指定替えした。村上氏が史上最年少上場記録を塗り替えたことでも話題となる。「ジョブセンス」のほか、正社員転職サイト「ジョブセンスリンク」、派遣求人サイト「ジョブセンス派遣」、転職クチコミサイト「転職会議」などを運営。さらに、不動産賃貸サイト「door賃貸」(http://chintai.door.ac/)、ビジネス比較・発注サイト「imitsu(アイミツ)」、家具・インテリアサイト「kaguno(カグーノ)」など、新たなサービスの開発にも積極的。サイトの企画・デザイン・システム開発運用・マーケティングなどを全て内製化し、ユーザビリティの高いサービス開発をモットーにしている。

http://www.livesense.co.jp/




木曜。ランディングページの制作。



7:00 起床




9:45 出社→朝会

いつものようにカロリーメイトを食す。朝からエンジニアさんと仕様に関してのミーティングがありました。新しいコンテンツを取り入れる際の仕様策定を行います。エンジニアさんが主導で行うため、プログラマー用語が飛び交います。リブセンスでは、デザイナーが仕様策定や企画の段階から密接になって関われるのでサービスの成長が目に見えてわかり、やり甲斐があります。




12:00 お昼ごはん

リブセンスでは「ランダムランチ」というイベントがあります。名前のとおり、ランダムに各部署から4人のメンバーが決められて、一緒にお昼ごはんを食べに行く仕組みで、今日はちょうどその日でした。本当にランダムですので、普段の業務で関わりのない人や別の事業部の人と話をすることができ、とても面白い取り組みだと思います。




13:00 ランディングページの制作

午後は「door賃貸」の作業に入ります。「door賃貸」の建物に特化したランディングページの制作です。これはかなり重要なページであるため、Webディレクターさんとのミーティングを密に行っています。


ディレクターさんが書いたワイヤーフレームをもとに、自分たちがフィードバックを書き込み、それに関してのすり合わせを行っていきます。もちろん、デザイナーの自分もレビューを頻繁に行うのですが、この時間が一番ヒヤヒヤします。ですので、レビューの際にミスが発覚した場合は、冷静に柔軟に対応していくことを心がけていきます。


リブセンスのロゴには、「雨垂れ石を穿つ」という故事成語の意味が込められています。これは、「日々の徹底的な努力によって、新たなサービス、考え方が浸透し、世の中のあり方を変えていく意志を表している」とのこと。この考えを大切に、日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。


livesense09
▲社内にある「雨垂れ石を穿つ」オブジェ


17:00 レビューについて

大幅なデザイン変更が必要なリクエストに関しては、再度すり合わせを行い、本当にその要素が必要なのかなどの議論が展開されます。自分たちのサービスを少しでも良いものにしていきたいと思う人たちの本気の思いがぶつかり合うのです。最終的には、全員が納得した上で進めていきます。




20:00 退社

帰り際、上司とデザインに関しての雑談をしました。



21:00 帰宅




26:00 就寝




twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

この連載のすべての記事

アクセスランキング

8.30-9.5

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在