
第8章 ラーメンデータベース・田中麻利夫のライフハック
第3回 ツールの自作のきっかけとツールたち
こんにちは。株式会社スープレックスの田中です。前回、前々回とお話ししてきたようにボクは過去にいろいろなものを自作してきたわけなんですが、そこで紹介してきたもの以外に今まで作ってきたツールをいくつかピックアップして、そのツールを作るきっかけとなったお話をしたいと思います。
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[プロフィール] 田中麻利夫(たなか まりお) 株 式会社スープレックス代表取締役。1998年に米Analog Recordsよりシングル「Mario Tanaka EP」リリース。同年スロベニアのExpire Recordsより2作目「Midrange EP」をリリース後、自身のレーベル「GYRO TRAX」を設立。12インチシングル8タイトルをワールドワイドに流通させた後、いろいろあって現在に至る。現在ラーメンデータベースなども運営。 |
Illustratorのファイル情報を見る「イラレの鬼」
もしかしたらMdNの読者の方にはご存知の方がいらっしゃるかもしれません。Adobe Illustratorのファイル情報を見るソフトで、配置画像の収集もできフリーウェアであるということから、イラストレーターのDTP界ではそこそこ有名になったソフトです。このソフトを作ったのはボクがDTPデザイナーとして働いていた時期で、何かにつけて配置画像を収集することが多く、最初の頃はずっと手作業で収集していました。でもやっぱり面倒だったりミスがあったりしたんですね。で、何か便利なソフトはないものかと探した結果シェアウェアを一つ発見しました。でもそのシェアウェア料金がもったいなかったんです。今考えるとケチすぎる話なんですが、確か2,000円程度だったと思います。その料金を払うのがもったいないから自分で作ったわけです。
イラレの鬼を最初に作った時は自分専用のツールでした。でもなかなか便利なので社内でも広まり、試しにフリーウェアとして公開したところ、多くの人に使っていただけるようになりました。自分が不便に思っている事は、他にも不便に思ってる人がいるという事ですね。日常で何か不便に感じた時、不便なままで終わらせずに解決できる方法を考えてみるのが、次へのチャンスに繋がるのかもしれません。
イラレの鬼を最初に作った時は自分専用のツールでした。でもなかなか便利なので社内でも広まり、試しにフリーウェアとして公開したところ、多くの人に使っていただけるようになりました。自分が不便に思っている事は、他にも不便に思ってる人がいるという事ですね。日常で何か不便に感じた時、不便なままで終わらせずに解決できる方法を考えてみるのが、次へのチャンスに繋がるのかもしれません。

イラレの鬼MX
遅刻も減る? 給料計算ロボ
これはタイトル通りのソフトです。毎日の出社時間と退社時間を入力すると、遅刻分を差し引き、残業分を上乗せした給料を計算してくれます。給料はモチベーションに比例しますからね。こういったソフトがあると残業にも励みが出るってもんです。遅刻も減るかもしれませんよ。このソフトはボクが会社員時代に残業しながら作って同僚に配布していたものなのですが、現在弊社ではこのシステムをイントラに組み込み、スタッフの勤怠管理ツールとして使用しております。こういった自分のモチベーション向上のためのツールなんてのも、作るきっかけとしてイイかもしれませんね。何か続けたい事があり、そのよきパートナーとなってくれるようなツール。例えばダイエットや貯金のグラフをエクセルでつけるとか・・・。記録する事はモチベーションの向上に効果的なのでいいのではないでしょうか。
請求書の送り忘れもなくなる「案件管理表」
フリーランスの人なんかだと自分の案件の管理は自分でしなくちゃいけませんよね。でも忙しくなってくると、納品はしたものの請求書を送り忘れたりとかした経験はありませんか? ありませんね。ボクはあります。というわけでこの時を機に、案件を表にして管理し始めました。図のようにエクセルを使って案件名、クライアント、金額、納品日などを入力し、案件のステータスを受注前・作業中・納品済・請求済・支払済に分類しています。このようにして管理しておくと請求書を送ったかどうかが一目で分かるので、忙しくなっても請求書送り忘れる事がなくなりました。また売り上げの合計を出す事も出来るので、今月の売り上げや来月の売り上げ見込みなどが分かるようになり、個人事業主としての安心感にも繋がりました。今は前回お話ししたタスク管理ツールと連携してWebベースのアプリケーションとして使用しています。案件の管理は当たり前の事かもしれませんが、これに限らず何か失敗した時にそれを繰り返さないためのツール。こんなを考えてみてはいかがでしょうか。

エクセルで作った案件管理表
カロリー計算をする「オカダ」
これは完全にプライベートなシステムなのですが、以前レコーディングダイエットを実践していた時に、メモ帳を持ち歩くのがめんどくさいので携帯から、食べたものとカロリーを入力すればいいだけのシステムを作りました。ちなみにV6の岡田君みたいになりたいと思って「オカダ」と命名。このシステムのおかげで持ち物の中からメモ帳が一冊消えただけでなく、カロリーの計算も自動で行えるので毎日の手間が省けました。アナログなものをデジタルにすると、いろいろな計算が自動的に行われるので、時間の短縮にも繋がりますね。またそこからグラフに発展したりなど、デジタルならではの展開も考えられると思います。メモ帳の方がサラッと書けるといったようにアナログにはアナログの良さがあると思いますが、アナログとして当たり前のように使用しているものも、一度デジタルにした時の良さと比較してみるのもイイかもしれません。
次回もお楽しみに!!




