
第8章 ラーメンデータベース・田中麻利夫のライフハック
第5回 ラーメンデータベースに関してのここだけの話
こんにちは。株式会社スープレックスの田中です。今回で5回目ですね。今回はラーメンデータベースについてお 話ししようかと思います。ライフハックの話じゃありません。しかし、この話の中からライフハックへのヒントを見出すのはアナタなのだ! ま、僕の自作魂の真骨頂なので、ご参考になればと思っています。
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[プロフィール] 田中麻利夫(たなか まりお) 株 式会社スープレックス代表取締役。1998年に米Analog Recordsよりシングル「Mario Tanaka EP」リリース。同年スロベニアのExpire Recordsより2作目「Midrange EP」をリリース後、自身のレーベル「GYRO TRAX」を設立。12インチシングル8タイトルをワールドワイドに流通させた後、いろいろあって現在に至る。現在ラーメンデータベースなども運営。 |
なぜラーメンデータベースを作ったのか
ラーメンデータベースを作る前は、おいしいラーメン屋さんを探そうとすると、「○○のラーメン食べある記」み たいなサイトしかヒットしなかったんですね。それはそれで一応目は通してみるんですが、あまり参考にならない事が多かったんです。だってその感想は管理人 の主観だけでしかなく、もしかしたらボクとは好みが違うかもしれないし、重要視している部分も違うかもしれないじゃないですか。ラーメンの好みは人それぞ れですからね。
そこで考えたんです。多くの人の感想が集まったら、その一つ一つは主観ではあるけれども、集計結果はそれなりに信頼してもいいのではないかと。多くの人に 指示されるラーメン屋さんにはやはりそれだけの理由があり、その逆もまた然りなのではないかと。そしてそんなサイトがないのなら、自分が作るしかない。こ んな感じでラーメンデータベースは生まれました。
そこで考えたんです。多くの人の感想が集まったら、その一つ一つは主観ではあるけれども、集計結果はそれなりに信頼してもいいのではないかと。多くの人に 指示されるラーメン屋さんにはやはりそれだけの理由があり、その逆もまた然りなのではないかと。そしてそんなサイトがないのなら、自分が作るしかない。こ んな感じでラーメンデータベースは生まれました。

ここまで成長したラーメンデータベース
最初に作った時
さぁ作るぞ~っていっても最初はシステムやサーバの知識はほとんどなかったので、いろいろ回り道しました。例えばSQLって、いかにもシステムって感じで難しそうだから、「ファイルメーカー使ってできねーかな」と考えて調べたり、LinuxがなんなのかよくわからないからMac OS Xでやってみたり……。実際に初期のサーバはMac miniで運営してました。
そんな感じで不器用ながらもいろいろ調べながら、あーでもないこーでもないと作ってると、意外と形になっちゃったんですね。もちろん最初から今のような多機能なサイトではなく、ユーザー登録や、書き込み、検索などができる程度でしたが、それでも公開してもいいレベルにまで作り上げることができました。
作るものを考えてる時って、いろいろ考えてるうちにアレもコレもってどんどん夢が膨らんできてしまいますよね。で、いざ作ろうとすると、あまりに巨大すぎてやる気がなえてしまったり……。なので夢は夢として置いておいて、最初から完全なものを作ろうとせずに、ある程度できたら、リリースすればいいやってノリで、まずは第一歩を踏み出せばなんとかなるもんですよ。
そんな感じで不器用ながらもいろいろ調べながら、あーでもないこーでもないと作ってると、意外と形になっちゃったんですね。もちろん最初から今のような多機能なサイトではなく、ユーザー登録や、書き込み、検索などができる程度でしたが、それでも公開してもいいレベルにまで作り上げることができました。
作るものを考えてる時って、いろいろ考えてるうちにアレもコレもってどんどん夢が膨らんできてしまいますよね。で、いざ作ろうとすると、あまりに巨大すぎてやる気がなえてしまったり……。なので夢は夢として置いておいて、最初から完全なものを作ろうとせずに、ある程度できたら、リリースすればいいやってノリで、まずは第一歩を踏み出せばなんとかなるもんですよ。
日々の管理コスト削減を意識
ラーメンデータベースを開発する前に考えたのが、「仕組みだけ作ったから後はユーザーの皆さんで勝手に使ってねー」といったスタイル。作るだけ作って後は勝手に成長していくサイト。管理人はたま~に覗いて「よしよし盛り上がってるな」と確認するだけ。こんなサイトを理想としていました。
本当にこんなことができたら素敵なんですが……、まぁ無理な話ですね。現実はなかなか大変です。バグもあれば要望もあり、機能追加しつつ質問には答えなくちゃいけない。しかもこっちは一人。というわけでラーメンデータベースでは、いかにサポート業務の負荷を減らすか、またいかに簡単に管理できるシステムにするかを考えながら機能を追加してきました。
機能についての質問があった場合は、その機能をわかりやすくして同じ質問が来ないようにしたり、定期的に行う作業を自動化したり。たまに発生する1分間のメンテナンスを楽にするために、4時間かけて機能を追加するようなものもあります。
本当にこんなことができたら素敵なんですが……、まぁ無理な話ですね。現実はなかなか大変です。バグもあれば要望もあり、機能追加しつつ質問には答えなくちゃいけない。しかもこっちは一人。というわけでラーメンデータベースでは、いかにサポート業務の負荷を減らすか、またいかに簡単に管理できるシステムにするかを考えながら機能を追加してきました。
機能についての質問があった場合は、その機能をわかりやすくして同じ質問が来ないようにしたり、定期的に行う作業を自動化したり。たまに発生する1分間のメンテナンスを楽にするために、4時間かけて機能を追加するようなものもあります。
運営して知ったこと&勉強になったこと
ラーメンデータベースを運営していろいろな発見をしてきましたが、中でも一番の発見だと思っているのは、「世の中にはいろいろな人がいる」ということ。一見すると当たり前で、ボクも理解しているつもりだったんですが、実際は想像を超えてました。味の好みも求めている機能も、ユーザーインターフェイスの好みもいろいろ。ドラマや映画の中にしかいないと思っていたような人が現実に存在する。大げさにいっちゃうと、ユーザーの数だけ「常識」が存在するって感じです。
というわけで、すべての人の要望に応えるのは不可能であり矛盾が生じるので、ラーメンデータベースで何らかの決断を迫られる時、最終的には自分の信じる方向に進むしかないかと思っています。その舵取りにユーザーの方からのご意見を参考にさせてもらっている感じです。
結局のところ自分を信じる。でも独りよがりにならない。このバランス感覚。これが一番大事であり、サイトのカラーにもつながるのではないでしょうか。
というわけで、すべての人の要望に応えるのは不可能であり矛盾が生じるので、ラーメンデータベースで何らかの決断を迫られる時、最終的には自分の信じる方向に進むしかないかと思っています。その舵取りにユーザーの方からのご意見を参考にさせてもらっている感じです。
結局のところ自分を信じる。でも独りよがりにならない。このバランス感覚。これが一番大事であり、サイトのカラーにもつながるのではないでしょうか。
次回もお楽しみに!!




