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ラフ効果で線を変形してスパークしたようなロゴを作成 - Illustratorテクニカル・ワークス

2024.4.24 WED

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最終回
ラフ効果で線を変形して
スパークしたようなロゴを作成

ラフ効果で線を変形してスパークしたようなロゴを作成

 押さえておきたい機能とテクニック 
[描画モード]を変えて重ね合わせ、発光しているように演出
線で構成された文字に、ラフ効果でジグザグな加工を施すことでスパークしているような効果を与える。また、色味を変えた文字を[描画モード]を変更し重ねていくことで、発光しているように見せた。

 制作・文  高野 徹(lolo66)
 url  http://www.lolo66.com/
 使用ソフト  Illustrator CS2/CS3



STEP1まず最初に、Illustratorで新規ファイルを作成したら、長方形ツールで塗りが[C:100%、M:0%、Y:100%、K:100%]、線がなしの120×120mmの正方形を作成した。続いて正方形の前面に、文字ツールで文字を入力し、線をなし、塗りを[C:50%、M:0%、Y:100%、K:0%]としておく。さらに、文字を正方形の中心に配置した1-1

 1-1 
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STEP2STEP1で作成した文字を選択し、透明パレットで[描画モード:スクリーン]に変更。ここで、文字をcommand+Cキーでコピーしておく。次に、そのまま、効果メニュー→“ぼかし”→“ぼかし(ガウス). . .”を選択し、表示されたダイアログで[半径:25pixel]として[OK]ボタンをクリックした2-1

 2-1 
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STEP 3続いて、command+FキーでSTEP2でコピーしておいた文字を最前面にペーストしたら、効果メニュー→“スタイライズ”→“落書き. . .”を実行し、表示されたダイアログで3-1として実行した3-2。ここで、オブジェクトメニュー→“アピアランスを分割”を適用しておく。

 3-1 
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 3-2 
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STEP 4さらに最前面の文字を選択したまま、効果メニュー→“パスの変形”→“ラフ. . .”を選択し、表示されたダイアログで[サイズ:12%]、[詳細:30/インチ]、[ポイント:ギザギザ]として[OK]ボタンをクリックした4-1。続けて、効果メニュー→“ぼかし”→“ぼかし(ガウス)...”を、[半径:3pixel]として適用しておく4-2

 4-1 
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 4-2 
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STEP 5ここで、最前面に配置してある文字を選択し、コピーしたら、command+Fキーで前面にペーストしておく。さらに、線を白としたら、線パレットで[線幅:0.2pt]とした5-1。最後に、アピアランスパレットの“ぼかし(ガウス)...”をダブルクリックし5-2、表示されたダイアログで[半径:0.5pixel]として実行すれば完成だ5-3

 5-1 
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 5-2 
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 5-3 
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『MdN』2009年6月号(vol.182)表紙

本記事は『MdN』2009年6月号(vol.182)からの転載です。
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