アナログ世代のハートを直撃? スクリーントーンの柄を模したクリアファイル
~cobato「A4クリアファイル スクリーントーン風」レビュー
TEXT:山口真弘(ITライター)
先日Twitterでちょっとした話題になっていたのが、初めて手にした画材が「SAI」だという漫画家さんを取り上げたレポート漫画(のツイート)です。アナログ画材の利用経験がないまま商業デビューを果たす人は、いずれ出現するだろうと言われていたものの、いざ現実に起こりうるとショッキングだとして、主に絵師さんの間で話題になっていました。ちなみにそのツイートには「SAI」とは何なのかを尋ねるリプライもついており、それもまた波紋を呼んでいたようです。詳しく読みたい人は「初めて 画材 SAI」あたりのキーワードで検索してみてください。
閑話休題、こうしたデジタルネイティブの方にとっては思い入れはまったくないでしょうが(むしろ現物を見たこと自体なさそうですが)、アナログの画材で育った人にとってはツボにはまること間違いなしなのが、今回紹介する、スクリーントーン柄のクリアファイルです。見た目は市販のスクリーントーンそのまま、間に書類を挟んで持ち歩けるという逸品です。
ちなみにこれを販売しているcobato(コバト)は、ほかにも大人向けのユニークな文具を多数ラインナップしており、クリアファイルというジャンルに限定しても、テンプレート定規風だったり、写植級数表風だったりと、スクリーントーン以上に一般の人の目に触れにくそうな、マニアックすぎる柄をモチーフにした商品を販売しています。こちらも併せて、チェックしてみてはいかがでしょうか。
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
2019.02.26 Tue