姿勢を変えてもタブレットはつねに正面? 立っても寝てもマルチに使える首掛けスタンド | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

姿勢を変えてもタブレットはつねに正面? 立っても寝てもマルチに使える首掛けスタンド

2020.9.22 TUE

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
姿勢を変えてもタブレットはつねに正面? 立っても寝てもマルチに使える首掛けスタンド~ligangam「EH34」レビュー
2020年03月17日
TEXT:山口真弘(ITライター)

スマホやタブレットを寝転がって使っていると、それを持つ手が疲れてくることがよくあります。タッチ操作をしながら使うのならまだしも、動画の鑑賞など、ただ顔の前で画面を掲げているだけであれば、ずっと手で持っている必要性はほとんどありません。

こうした場合のために、ベッドサイドに取り付けられるタブレットアームも市販されていますが、同じ姿勢を長時間キープすることになってしまい、寝転がったまま映画の1本でも見ようものなら、寝違えのような症状になりかねません。また視線が上向きになってしまうのもつらいところです。

こうした場合に重宝するのが、今回紹介するネックアームです。これは、首からかけて利用するタイプのスマホ・タブレットスタンドで、これを装着した状態で寝転がると、ちょうど胸の位置にスマホやタブレットが置かれた状態になり、動画なども無理なく鑑賞できます。
製品パッケージ。4~10インチのスマホおよびタブレットに対応するとされています

製品パッケージ。4~10インチのスマホおよびタブレットに対応するとされています

アーム本体とクランプ部のみという簡素なパーツ構成。はめ込むだけで使えます

アーム本体とクランプ部のみという簡素なパーツ構成。はめ込むだけで使えます

実際の利用スタイル。アームの曲げ方によって顔との距離や位置関係は調整できます

実際の利用スタイル。アームの曲げ方によって顔との距離や位置関係は調整できます

前方から見た様子。立った状態はもちろん寝転がった状態でも使えます

前方から見た様子。立った状態はもちろん寝転がった状態でも使えます

こうした、首にかけるタイプのデバイスの有用性は、かなり認知されるようになりつつあり、一昨年に話題となった首掛けタイプのスピーカーに始まり、夏場には顔の両側から風を送る首掛け式扇風機もあちこちで見かけたものです。

本製品もその流れを汲む一品で、長時間の動画鑑賞が手ぶらで行える上、左右に姿勢を変えるのも容易です。ベッドサイドに固定したアームのように、つねに同じ姿勢で観続ける必要はなく、自由度は圧倒的に高めです。そのまま立って歩き回るのも不可能ではありません。

対応サイズは4~10インチで、クリップを90度回転させれば、縦横の向きを問わず取り付けられます。タブレットの重量に耐えられるようアームがかなり頑丈に作られており、スマホだとゴツさが強調されるため、もしスマホだけにしか使わないのであれば、あらかじめそれに適した別製品を探したほうがよいかもしれません。
iPhone 11 Pro Maxを挟んだ状態。さらに小さいサイズにも十分対応できます

iPhone 11 Pro Maxを挟んだ状態。さらに小さいサイズにも十分対応できます

背面のボールジョイントで90度回転させることで縦向きに表示することも可能です

背面のボールジョイントで90度回転させることで縦向きに表示することも可能です

挟めるのは11.5~18.5cmまでということで、大型タブレットは短辺を挟み込みます

挟めるのは11.5~18.5cmまでということで、大型タブレットは短辺を挟み込みます

これは10.5インチのiPad Air 3。かなり大きなサイズまで対応できるので驚きます

これは10.5インチのiPad Air 3。かなり大きなサイズまで対応できるので驚きます

クリップの根元にはボールジョイントがあり、上下方向には各45度近く可動します。角度をそれ以上に変更したければ、アームそのものを曲げれば済むので、実質的に角度は無制限に変えられることになります。

またアームを二つ折りするように曲げることで、床の上に置いてスタンドとして使うことも可能なほか、自撮り棒として使う用途なども製品ページには記されています。後者などは実用性はやや「?」ですが、固定せず使えるのが大きなメリットであることはよく分かります。

なお筆者の場合、寝転がった状態で利用することを前提にこの製品を購入しましたが、実際には立って使ったり、あるいはチェアに座った状態で使う用途も想定されているようです。タブレットをハンズフリーで参照しつつ、PCでタイピングを行うなど、さまざまな組み合わせが考えられます。
クランプ部。タブレットとの接触部にはウレタンが貼られており、傷の心配も不要です

クランプ部。タブレットとの接触部にはウレタンが貼られており、傷の心配も不要です

クランプの基部はボールジョイントで連結されており、自由に可動させられます

クランプの基部はボールジョイントで連結されており、自由に可動させられます

基部を垂直に固定した状態で、最大限上に向けた状態。45度弱といったところでしょうか

基部を垂直に固定した状態で、最大限上に向けた状態。45度弱といったところでしょうか

こちらは下に向けた状態。タブレットだと基部に干渉するので上方向ほど曲げられません

こちらは下に向けた状態。タブレットだと基部に干渉するので上方向ほど曲げられません

首が当たる部分はウレタンが巻かれています。夏場は多少汗ばむかもしれません

首が当たる部分はウレタンが巻かれています。夏場は多少汗ばむかもしれません

折り曲げを繰り返しているとピンと伸びなくなるのは、神経質な人は気になりそうです

折り曲げを繰り返しているとピンと伸びなくなるのは、神経質な人は気になりそうです

筆者が先日体調不良で数日間ベッドに伏せっていた時、このアイテムはたいへん重宝しました。というのもこれがあれば、布団をかぶって腕を中に入れ、首だけ出した状態でタブレットを閲覧できるからです。身体を多少左右に振っても、画面は常に正面にあるので、同じ姿勢を長時間続けて腰が痛くなることもありません。

同様の構造を持った製品は、Amazonでも多数販売されていますが、今回筆者が購入したモデルはアームが硬く、タブレットの重量に負けて徐々に曲がってくることがない反面、片付けるのには難儀します。人によっては、もう少し強度よりも柔軟性を高めてほしいと感じるかもしれません。

このあたり、どのようなポイントを重視するかは人によって変わってくるはずですので、万人が納得する製品を探そうとするのではなく、まずはどれか試してみて、不満があれば買い替えるというアプローチが正しそうです。2千円あればお釣りが来るのも、複数の製品を試す上では利点と言えるでしょう。
製品名:EH34
実売価格:1,650円
発売元:ligangam
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07GKQWSFJ/
 
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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