日本の現代作家の作品でとことんアート気分

●取材・文:中村美枝(JAM SESSION)
【1】㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
【2】京都市京セラ美術館開館記念展 杉本博司 瑠璃の浄土
【3】ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり
【4】古典×現代2020―時空を超える日本のアート
【5】STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ(2020/7/29追加)
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㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
日本のデザインを支え続ける26人の“仕事”に触れる

会場風景(ギャラリー2)

「原画が生まれるところ」(映像:ドローイングアンドマニュアル)

田中俊行 展示風景 撮影:吉村昌也
「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」では、そんな彼らの活動を知る貴重な機会に。デザインの過程で生まれるスケッチ、図面、模型は、完成品に比べて人々の目に触れることは少ないが、実はその「秘められた㊙の部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻み込まれている。多彩な展示物を通して、デザインの本質を感じ取ってみたい。

※会期、チケット情報などの詳細や最新の開催状況は公式サイトにてご確認をお願いします※
㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
会期:〜2020年9月22日(火・祝)
施設名:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
アクセス:都営大江戸線「六本木」駅、東京メトロ日比谷線「六本木」駅、 千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
問い合わせ先:03-3475-2121
URL:http://www.2121designsight.jp/program/inspiration/
※事前予約制
京都市京セラ美術館開館記念展 杉本博司 瑠璃の浄土
“浄土”を希求してきた日本人の心を見つめ直す展覧会

「杉本博司 瑠璃の浄土」展示風景 © Hiroshi Sugimoto 撮影:小野祐次

「杉本博司 瑠璃の浄土」展示風景 © Hiroshi Sugimoto 撮影:小野祐次

「杉本博司 瑠璃の浄土」展示風景 © Hiroshi Sugimoto 撮影:小野祐次
本展では、「京都」「浄土」「瑠璃―硝子」をキーワードに、古くから “浄土”を追い求めてきた日本人の心の在り様を見つめ直す。「仏の海」「OPTICKS」といった大判写真シリーズ作品のほか、杉本が収集した考古遺物も展示される。

© Sugimoto Studio
※会期、チケット情報などの詳細や最新の開催状況は公式サイトにてご確認をお願いします※
京都市京セラ美術館開館記念展 杉本博司 瑠璃の浄土
会期:〜2020年10月4日(日)
施設名:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町 124
アクセス:地下鉄東西線「東山駅」より徒歩8分
問い合わせ先:075-771-4334
URL:https://kyotocity-kyocera.museum/
※事前予約制
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり
「今の時代に合ったアートとは何か?」を考える機会に

《皮トンビ》瀬戸内国際芸術祭2019 展示風景

《Dream Hunting Grounds》「ハンターギャザラー」展示風景 2018 年 秋田県立近代美術館

写真提供:アーティゾン美術館
鴻池朋子は、人間を変容し続けるひとつの生物ととらえ、芸術への問い直しを試みるアーティスト。作家中心の視点とは大きく異なり、旅の途中で出会う人々や植物、昆虫、バクテリア、さらには太陽や台風といった自然現象など、さまざまな地球の力を取り入れて創作活動に励んできた。本展ではそれらの物語や地形、山、森などの情報を集めて制作したカービング(板彫刻)のほか、新作の襖絵インスタレーションも公開。

※会期、チケット情報などの詳細や最新の開催状況は公式サイトにてご確認をお願いします※
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり
会期:〜2020年10月25日(日)
施設名:アーティゾン美術館 6F展示室
住所:東京都中央区京橋1-7-2
アクセス:JR「東京駅」八重洲中央口、東京メトロ銀座線「京橋駅」6・7番出口、東京メトロ銀座線ほか「日本橋駅」B1出口より徒歩5分
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:https://www.artizon.museum/
※日時指定予約制
古典×現代2020―時空を超える日本のアート
新旧のアーティストの交差!日本のアートがもっと楽しくなる

画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 和泉市久保惣記念美術館 画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 作家蔵 いずれも展示期間:8月5日〜8月24日

曾我蕭白《群仙図屏風》(左隻) 江戸時代・18世紀 2曲1双 東京藝術大学 展示期間:〜7月6日

横尾忠則《戦場の昼食》 1990 / 2019年 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託) 撮影:上野則宏
ひとつ例を紹介すると、「曾我蕭白×横尾忠則」。奇想の絵師と呼ばれる江戸時代の絵師・曾我蕭白は、現代のアーティストにも大きな影響を与えた。横尾忠則も蕭白に魅了されたひとりで、先達の作品から着想を得て、新たな表現に昇華させていくスタイルは蕭白に共通している。時代が異なるアーティストの共通点や影響を探りつつ、日本美術に親しんでみたい。

「刀剣×鴻池朋子」の会場風景 撮影:上野則宏
※会期、チケット情報などの詳細や最新の開催状況は公式サイトにてご確認をお願いします※
古典×現代2020―時空を超える日本のアート
会期:〜2020年8月24日(月)
施設名:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂駅」6出口直結
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:https://kotengendai.exhibit.jp
※日時予約制
STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ
世界を舞台に活躍する6人の日本のアーティストを紹介

草間彌生《たくさんの愛のすばらしさ》2019年 アクリル絵具、キャンバス 100.3×100.3 cm 所蔵:有限会社 ティーパーティー

村上 隆《Ko²ちゃん》1996-2011年 合成樹脂、ラッカー塗料、グラスファイバー、鉄 181×61×102.5 cm

奈良美智《Submarines in Girl》1992年 アクリル、キャンバス 100×150 cm 個人蔵
本展では、6人の初期作品と最新作を中心に展示しながら、彼らがどのように国際的に評価され、受容されてきたか、その活動の軌跡をたどる。1950年代以降に海外で行われた日本現代美術の展覧会に関する資料も公開。日本の現代美術の今を知るきっかけに、ぜひチェックしておきたい。

※会期、チケット情報などの詳細や最新の開催状況は公式サイトにてご確認をお願いします※
STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ
会期:2020年7月31日(金)~2021年1月3日(日)
施設名:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.mori.art.museum
※日時指定予約制



