CEOティム・クックのコメントから想起する可能性 - デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
デザインってオモシロイ MdN Design Interactive

CEOティム・クックのコメントから想起する可能性

  • 新規会員登録
  • ログイン管理
  • Twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • RSS

2026.5.2 SAT

  • TOP
  • 特集
  • 連載
    • ALL
    • デザイン・アート
    • テクノロジー
    • コラム
    • インタビュー
    • レポート
    • インサイト
  • Tech
    • ALL
    • プログラミング
    • UI/UX
    • フレームワーク
    • Webアプリ
    • Webサービス
    • その他
  • ニュース
    • ALL
    • ニュース
    • 新製品
    • テクノロジー
    • アートイベント
    • モバイル
    • ネットで話題
新規会員登録
ログイン管理
  • プレスリリース
  • メルマガの登録・解除
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法
  • 利用規約
  • お問合せ
  • 広告掲載について
  • インプレスグループ
閉じる
  • TOP
  • ニュース -
  • CEOティム・クックのコメントから想起する可能性
【サイトリニューアル!】新サイトはこちら/MdNについて
  • ALL
  • ニュース
  • 新製品
  • テクノロジー
  • アートイベント
  • モバイル
  • ネットで話題

コラム

2016.12.6 TUE

アップルは「AR(アップル・リアリティ)」を作れるか?

CEOティム・クックのコメントから想起する可能性

2016年12月06日
TEXT:大谷和利(テクノロジーライター、原宿AssistOnアドバイザー)

▷曖昧になるリアルとバーチャルの境界線

かつてスティーブ・ジョブズの周囲には「現実歪曲フィールド(Reality Distortion FIeld)」が存在すると言われていた。無理難題と思えるような目標、支離滅裂にも聞こえるが異様に説得力のある論法、そして熱意。それらをもって最終的には相手を納得させてしまう。こうした様子を、そのように呼んだのである。

 

このエピソードを思い出したのは、各社からVRゴーグル系の製品が発売されたり、ポケモンGOのようなAR系アプリが流行ったり、自治体が提供する防災アプリにも現実の風景に浸水時の水位を重ねて表示するAR技術が採用されるなど、バーチャルとリアルの境目がますます曖昧になってきたからだ。

先ごろ来日して表参道のApple Storeなどを視察したティム・クックも、「今後のアップルにとってAIとARが重要な技術になる」という異例のコメントを述べた。AI分野では既にSiriが実用化されているが、AR分野については表立った動きを見せていない。それにも関わらずARに言及したのは、他社が具体的な製品やサービスを提供していることに対して牽制の意味もあったのだろうか。

 

かつて雑誌連載コラム執筆の一環でアップルの特許情報を調べたことがあり、製品化未定ではあるものの、同社がAR関連の特許を少なからず保有していることはよく知っている。しかし新製品開発に対するアップルの姿勢からすれば、既にプロトタイプが存在するとしても、本当の意味で実用的なものとならない限りは製品として発表しないこともまた確かである。


▷ARの多様性、アップルは「AR(アップル・リアリティ)」を作れるか

市販のVRゴーグルは依然としてアップルが求めるであろうレベルにはなく、外観も同社の美意識にはそぐわない。また、ゲーム等への応用ならばともかく、日常的な作業に対してAR技術を導入したとしても、操作のための動線が1対1、つまり実体のあるものを操作する場合と等しくなっては、アップルのUI / UX哲学から離れてしまう。

これはアップルならではのポリシーだ。マルチタッチ操作のスマートフォンやタブレットへの導入で先鞭をつけながらも、大型ディスプレイへの応用を行わないことにも通じている。

さらに一般的にARは視覚的な要素と結びつけられがちだが、現実を拡張するという意味では、聴覚や嗅覚、触覚などに関してもAR的な展開はあり得るのではないだろうか。

そうであれば、見方によってはタプティックエンジンによるマルチトラックパッドのクリック感や、iOSデバイスの操作フィードバックも、既に実現された触覚的なARということもにもできる。電源オフ時に全く反応しないトラックパッドや、ホームボタンに触れたときの驚きを知るユーザーであれば、その意味が分かるはずだ。

 

恐らく第二世代のTouch Barにもタプティックエンジンが応用され、行く行くは完全にフラット、かつリアルな打鍵感のある純正キーボードへと発展していくものと考えられる。

 

視覚的なAR技術が満足できる出来になるまで、アップルは触覚的なAR技術を極める道を歩むのではないか。そして最終的には、それらを統合化したアップル・リアリティとでも呼ぶべき環境を作り出す。

「今後のアップルにとってAIとARが重要な技術になる」、ティム・クックの発言を受けて、そんなことを考えた。



著者の最近の記事

 

・今宵アップルスペシャルイベントに「hello again」!イベントビジュアルに込められた意味とは?
・Apple Watch Series 2への買い替えメリットと既存モデルの行方
・iPhone 7/7 Plusの「想像もつかない新機能」とは何だったのか(後編)
・iPhone 7/7 Plusの「想像もつかない新機能」とは何だったのか(前編)
・Apple新作発表イベント深夜開催!イヤフォンジャックの割愛とアクセサリの動向
・AppleがF1を買収?再び革命を起こすため市場に描いた未来と現実
・アップルの思想と隠れた思惑が見え隠れする macOS名称変遷の歴史(後編)
・アップルの思想と隠れた思惑が見え隠れする macOS名称変遷の歴史(前編)



大谷和利氏近影

[筆者プロフィール]
おおたに・かずとし●テクノロジーライター、原宿AssistOn(http://www.assiston.co.jp/) アドバイザー。アップル製品を中心とするデジタル製品、デザイン、自転車などの分野で執筆活動を続ける。近著に『iPodをつくった男 スティーブ・ ジョブズの現場介入型ビジネス』『iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化』(以上、アスキー新書)、 『Macintosh名機図鑑』(エイ出版社)、『成功する会社はなぜ「写真」を大事にするのか』(講談社現代ビジネス刊)。

twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちら/MdNについて

前の記事を読む

Amebaクリエイティブディレクターが選ぶ!今月のオススメアプリ5選 [2016年11月]

Amebaクリエイティブディレクターが選ぶ!今月のオススメアプリ5選 [2016年11月]

2016.12.1 THU

次の記事を読む

トランプ政権と中国政府の板挟みにあうアップル

トランプ政権と中国政府の板挟みにあうアップル

2017.2.7 TUE

アクセスランキング

8.30-9.5

  • 携帯大手3社、メッセージアプリ「+メッセージ」を各社全ブランドとMVNOに拡大
  • テレビの音声をワイヤレス化して飛ばせる「トランスミッター」発売、サンワサプライから
  • iPhone 12/iPhone 12 Proに音の不具合、対象モデルは無償修理へ
  • ビクトリノックス、30色バリエーションのマルチツール「クラシック カラーズ」を発売
  • 今月発表のiPhone13、低軌道衛星通信を使い“圏外”でもテキスト送信などが可能か
MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在

  • 【文房具連載】第19回 五十嵐製紙「Food Paper」/物語のある、ニューフェイスな文房具・雑貨
  • 見た目のかわいさだけじゃない、犬の形をした実用性の高いウェブカメラ
  • この秋に発表予定のiPhone 13(仮称)はどのような変貌を遂げるのか?
  • 植物性由来100%、合成香料不使用など、エコな洗濯洗剤5選/ライフスタイル連載・こんげつのきぶん
  • 【DESIGN DIGEST】書籍カバー『顔のない花嫁/K.R.アレグザンダー』、商品パッケージ『秋の限定商品/アフタヌーンティー・ティールーム』

MdN公式Instagram

Instagramでは、デザイン関連本や本に関連した参加型コンテストについて発信しています。

page top
MdN
impress
  • メルマガの登録・解除
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法
  • 利用規約
  • お問合せ
  • 会社概要
  • インプレスグループ
  • 広告掲載について
  • MdN デザインの本
  • MdN新書 新ジャーナリズム宣言。
  • “静寂”文具サイト
  • MdN DESIGNFONT STORE

Copyright © MdN Corporation,
an Impress Group company. All rights reserved.

page top
MdN
impress
  • メルマガの登録・解除
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法
  • 利用規約
  • お問合せ
  • 会社概要
  • 広告掲載について
  • インプレスグループ
  • MdN デザインの本
  • MdN新書 新ジャーナリズム宣言。
  • “静寂”文具サイト
  • MdN DESIGNFONT STORE

Copyright © MdN Corporation,
an Impress Group company. All rights reserved.