海外テック系メディアからiPhone 12 miniやiPhone14に関する複数のリーク、分析情報がもたらされている。
まずiPhone 12 miniについての情報では、売上不振が大きいため、すでに生産は終了され、今後販売されるのは在庫のみになるとされている。
2020年に発売されたiPhone12シリーズは、発売直後にiPhoneシリーズ全体で約8割を占める人気デバイスとなったが、iPhone12/iPhone12Pro/iPhone12Pro Maxが均等に約20%のシェアを得たのに対し、iPhone 12 miniはわずか約6%しかシェアを獲得できず、世界的には小さいiPhoneは人気薄であることが顕著になった。
これは、2020年前半に発売されたiPhoneSE第二世代と小型iPhoneのシェアを食い合ったというAppleの失策の結果でもあるが、Appleは2022年前半にiPhoneSE第三世代をリリースする計画があり、2022年のiPhone 13 mini(iPhone 12s mini)も同様に売上が低い可能性が高く、5.42インチの小型全面ディスプレイのiPhoneを終了すると見られる。
2021年のiPhone13(iPhone12s)シリーズはマイナーアップデートになるとの見方が大勢を占めるが、2022年のiPhone14シリーズには期待できる大きなアップデートの情報がある。
まずiPhone14のラインナップは、スタンダードモデルのiPhone14(6.1/6.7インチ)、プロモデルのiPhonePro(6.1/6.7インチ)という2ラインになると著名アナリスト、ミンチークオは明らかにしている。
また、iPhone14の新情報として、ディスプレイ下に埋め込み型の指紋認証機能を搭載、6.7インチの大型iPhoneとしては最低価格の900ドル以下という低価格設定、ハイエンドiPhoneのカメラは画素が4,800万画素になるとの情報が寄せられている。
大きな流れとしては、2021年9月にマイナーアップデートとしてiPhone13(iPhone12s)発売、2021年前半にiPhoneSE第三世代発売、2022年秋にiPhone14シリーズ発売となるiPhoneのスケジュール。
今買い換えを考えているiPhoneユーザーは2022年まで待ったほうが良いかもしれない。
9to5Mac
URL:https://9to5mac.com/2021/06/23/
2021/06/25