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圏外・繋がらない・遅いが多発する楽天モバイル、人口カバー率達成もさらに遅れ

2021.10.25 Mon

楽天回線4GLTEエリアとされる赤が濃いエリアでも繋がらないといった報告が相次いでいる

楽天モバイルは、エリア展開に関する説明会を開催し、2021年内としていた人口カバー率96%の達成について、2022年2月~3月にずれ込むと発表した。

もともと楽天モバイルは、2026年3月末までに人口カバー率96%を達成するとしていたが、基地局の建設を前倒しすることができ、一時は2021年夏頃までには達成見込みとしていた。

しかし、コロナなど複合的な要因により世界的な半導体不足がテック界を襲い、AppleでさえiPhone13シリーズの1000万大規模の減産を強いられることになった。

楽天モバイルの基地局建設にも大きな影響を及ぼし、延期スケジュールは1度目は2021年内となり、今回は2022年2月~3月になると発表が行われた。

また、同社は自社の基地局が十分に配置できたと判断したエリアにおいて、10月からKDDI(au)のパートナー回線(ローミング提供)を終了し、楽天モバイル回線だけの提供に切り替えた。

しかし、これにより、それまではauの電波をつかめていたエリアのユーザーから、「圏外になった・繋がらない・遅いくなった」といった多くの否定的な反応が寄せられた。

同社では楽天回線への切り替えで、電波がつながりづらいなどのトラブルが生じた際は、問い合わせフォームまで連絡の上、電波対策として小型基地局「Rakuten Casa」の設置といった対応をすると発表しているが、Twitter上などではユーザー対応の杜撰さも指摘されている。

楽天モバイル回線エリアなはずなのに繋がりにくい状態、そして人口カバー率96%の達成の遅れという現状により、今後の回線への繋がり状態によってはメイン回線として信頼することはできず、多数のユーザー離れが懸念される。

楽天モバイルのサービスエリア
URL:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/?l-id=top_plan_area_02
2021/10/25

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