ソフトバンク株式会社は、同社が運営する携帯電話サービス「ソフトバンク」「ワイモバイル」において、過去に提供していた契約期間がある料金プランの契約解除料の免除を発表した。
契約解除料(解約の違約金)は、総務省が大手キャリアに対し、高額な違約金といった利用者が不利になる条件の契約を早期に解消するよう要請しており、すでに株式会社NTTドコモは今月で違約金を廃止しており、今回のソフトバンクの発表により大手キャリアでは2社目の契約解除料の免除となった。
時期としては2022年2月1日以降に免除開始としていて、1月31日までは高額な違約金を請求される可能性があるので注意が必要だ。
また、大手キャリアの残りauについては、2021年度内に廃止する方向で調整しており、まもなく発表が行われると見られる。
なお、第4のキャリアとして参入した楽天モバイルは、2年縛りなどの最低利用期間を設定しておらず、契約解除料としての違約金も発生しない契約になっている。
最近では電波が繋がらないなど利用面では大きな批判を受けているが、契約の面では楽天モバイルはユーザーに寄り添ったスタイルであると言える。
発表資料
URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20211026_02/
2021/10/27