東京都内のセブン-イレブン6店舗で、非接触・空中ディスプレイ技術を採用したキャッシュレスセルフレジ「デジPOS」の実証実験が順次に開始されている。株式会社アスカネット、神田工業株式会社、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、東芝テック株式会社、三井化学株式会社、三井物産プラスチック株式会社の6社による取り組み。レジ画面が空中に表示され、客はその空中に浮かんだ映像をタッチパネル感覚で操作して会計を行う。

一般的に空中ディスプレイは、ホテルやオフィスなどの受付機、デジタルサイネージなどを中心に展開されている。株式会社アスカネットの独自調べによると、空中ディスプレイをPOSレジに採用した実証実験は今回が世界初とのこと。新たな買物体験を通じ、レジカウンターの省スペース化による販売チャンスの創出や、完全非接触による安全・安心の提供を目的に検証が進められる。

購入商品のバーコード読み取りも客自身が行うセルフレジで、酒、たばこ、切手・ハガキ・印紙、宅急便、公共料金等収納代行、インターネット代金収納、店舗留め置き、金券、各種電子マネーチャージは利用不可。この「デジPOS」のサイズは約317.5（幅）×600（奥行）mmで、既存のレジとの比較で約70％のサイズとなった。決済手段には、セブン&アイグループの電子マネーである「nanaco」のほか、交通系電子マネー、iD、QUICPay+、楽天Edy、クレジット・デビットカード、バーコード決済、Apple Payが利用できる。

株式会社アスカネット/神田工業株式会社/株式会社セブン-イレブン・ジャパン/東芝テック株式会社/三井化学株式会社/三井物産プラスチック株式会社
URL：https://www.asukanet.co.jp/index.html
URL：https://www.kanda-kogyo.co.jp/
URL：https://www.sej.co.jp/company/
URL：https://jp.mitsuichemicals.com/jp/
URL：https://www.mitsui-plastics.com/
URL：https://www.toshibatec.co.jp/
2022/02/03