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月の満ち欠けをモチーフとしてデザインされたレトロで不思議な新フォント「モトヤワルツ5」

2023.07.06 Thu

株式会社モトヤは、2023年7月7日(金)に「モトヤワルツ5」を発売する。独特なバランスで、レトロな雰囲気と不思議な味わいが表現された書体。OpenTypeフォントと外字付きTrueTypeフォントの2形態で販売される。

1950年代から開発がスタートしたモトヤ書体は、これまで鉛活字、タイプ活字、写植用文字盤、デジタルフォント(ビットマップ/アウトライン)と形を変えながら、人々に広く親しまれてきた。その長年にわたる書体開発の歴史の中で、さまざまな変遷がありながらも一貫して「可読性」と「文字の美しさ」は追求されている。

今回の新フォント「モトヤワルツ」は、ゲームやコミックなどポップカルチャーの分野での使用を想定して開発された。月の満ち欠けをモチーフにした特徴的なアクセントと、全体的に少しいびつなバランスが特徴。特にファンタジーの世界観やミステリアスな雰囲気にマッチしやすく、タイトルやパッケージ・ロゴ制作などにも活用しやすい。

「月の満ち欠けをモチーフ」というポイントは非常にユニークで、これは「永」の文字を解説した図版を見ると分かりやすい。「三日月をイメージ」「下弦の月をイメージ」といったエレメントが含まれ、個性的な形状のクラシック書体に仕上げられている。

「月の満ち欠けをモチーフ」にした独特な設計

また、「はね」のエレメントが丸みを帯びつつ先端にかけて細くデザインされていることも特徴。文字全体の重心が上方に設計されていることでも「アンバランスさ」が強調されている。

文字を組んだときには、どこか「整いすぎていない」印象。それがかえってリズム感を生み出しており、さらに個性的ではあるものの可読性は損なわれていない。動きのある表現が可能で、まさに「不思議な味わい」のフォントと言える。同社によるリリースでは「キャッチーな表情の中にダークな印象をも感じさせる」と説明されている。

組見本とロゴなどでの使用例

外字付きTrueTypeフォントは9,278文字が収録されており、Windows 7以降に対応。OpenTypeフォントは9,354文字のStd版で、Windows用の「OTF(W)モトヤワルツ」(Windows 7以降対応)とMac用の「OTF(M)モトヤワルツ」(Mac OS X以降対応)がある。いずれもウエイトは「5」。同社の直販サイト「MOTOYA FONT SHOP」での販売が予定されている。


株式会社モトヤ
価格:
「外字付きTrueTypeフォント」13,200円(税込)
「OpenTypeフォント」各19,800円(税込)
URL:https://www.motoya.co.jp/
2023/07/06

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