2023年7月3日(月)、京都新聞社とStrolyは共同で開発した「祇園祭デジタル絵地図2023」を公開しました。祇園祭の各山鉾の情報を提供するだけでなく、祭りを通じて京都の文化や歴史に触れる機会となることを目指しており、コンテンツを日本語と英語の2言語で提供しています。ただ、こちらのデジタル絵地図の注視したいのは、和の風合いのイラストで描かれ、国内外の利用者が楽しめるよう工夫されている点です。そこで、今回は「祇園祭デジタル絵地図2023」に紹介します。
イラストがかわいい!「祇園祭デジタル絵地図2023」の魅力
つい先日、可愛らしく素敵なイラストで描かれた祇園祭のデジタル絵地図を見つけました。祇園祭の各山鉾や祭りの様子が伝わってくる魅力的なイラストで、京都在住のイラストレーター・もりゆかさんの手によって描き出されたものとのことでした。
試しに使ってみたところ、ただ見て楽しむだけでなく、各山鉾の詳細な情報や祇園祭のスケジュール、さらには特別コラムまで提供されていて充実ぶりに驚きました。マップ上での現在地表示など、デジタルならではの便利な機能も備わっています。
ユニークなデザインや操作方法で、仕事でのアイデアやクリエイティブワークの参考になるかもしれないと感じています。また、地元の文化や歴史を伝える新たな方法として、さまざまな分野で参考になるデジタルマップの活用とも思えます。
なによりこのデジタルマップは触ることで、実際に祇園祭に参加してみたいという思いが強くなります。もしこれから京都の祇園祭に行く機会があるなら、デジタルマップを使ってみることで、祇園祭がより身近になり、足を運んでみたくなるかもしれません。
「祇園祭デジタル絵地図2023」で祇園祭の知識を深められる
「祇園祭デジタル絵地図2023」は、京都新聞社提供の各山鉾の紹介や祇園祭関連の神事・行事のスケジュール情報が掲載されています。また、長年祇園祭の取材に取り組んでいるベテラン記者による特別コラム、「静の祇園祭」や「しらんけど祇園祭」なども読むことができます。GPSを利用することで、自分の現在地を確認することができます。
イラストは時代を重ねた資料を思わせつつも、かわいらしさが漂う軽やかなタッチです。それぞれの山鉾や個性豊かなキャラクターたちが祇園祭を楽しんでいる様子が描かれていて、眺めているだけでも楽しい気持ちになれそうです。
デジタルマップは「前祭マップ」「後祭マップ」の種類があります。表示されているアイコンにはそれぞれ意味があり、「祇園祭の全体像について」や「京都新聞記者による祇園祭特別コラム」など、クリックすることで詳しい情報を閲覧できます。
例えば前祭巡行ルートの出発点を押すと、祇園祭について確認できます。祇園祭は日本の三大祭の一つで、毎年7月1日から31日までの1カ月間、京都市内の中心部や八坂神社で行われます。クライマックスの山鉾巡行や神幸祭をはじめ、多彩な祭事が繰り広げられるといいます。祇園祭の由来は平安時代前期の869年に京都で疫病が流行した際、66本の鉾を立て、八坂神社の神輿を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことから始まりそうです。
また、後祭巡行ルートの終着点ではコラム「静の祇園祭」を閲覧できます。祇園祭では一般的によく使われる「山車(だし)」という言葉は使わず、「山鉾(やまほこ)」という言葉を使うなど、祇園祭ならではの豆知識を身に付けられます。「前祭マップ」「後祭マップ」どちらにも掲載されている内容や、それぞれ異なるイラストがあるなど、見比べてみるのも楽しいかもしれません。
もりゆかさんによる「鳥獣戯画」を思わせるタッチ
デジタルマップのデザインは、もりゆかさんがすべて描き下ろしたものです。和の風合いが特徴で、「鳥獣戯画」を思わせる独特のタッチを楽しめます。「囃子方のみなさま」として動物たちか太鼓を鳴らしたり、笛を吹いたりする様子がかわいらしいです。 もりゆかさんは雑誌の挿絵から絵本、壁画まで、幅広い媒体でイラストを手がけており、多様なシーンで活躍しています。
というわけで「祇園祭デジタル絵地図2023」を試してみました。GPS表示機能で地図上に自分がいる場所も確認できるので、現地での山鉾巡りなどに非常に便利です。京都の祇園祭にお出かけの際は、ぜひ利用してみると良いでしょう。
「祇園祭デジタル絵地図2023」:https://biz.stroly.com/projects/gion-festival-digital-map/
京都新聞社
URL:https://www.kyoto-np.co.jp/
2023/07/10