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アート/イベント

絶対に見逃せない! 2023年の夏休みに訪れたい話題の展覧会・イベントまとめ11選

2023.07.13 Thu2023.08.08 Tue

「金曜ロードショーとジブリ展(東京展)」 ©Studio Ghibli

デザインにまつわる分野でも、夏休みは激アツなイベントが目白押しです。人気作品の裏側に迫る展示や、美術・デジタル技術の奥深さを紹介する企画、子どもたちの自由研究にも役立ちそうな展覧会などバラエティに富んでいます。この記事ではぜひ注目しておきたいイベントを厳選して紹介します!
※ 2023.07.21:SPY×FAMILY展を追加

目次

<Event Area>東京都・天王洲
「金曜ロードショーとジブリ展(東京展)」~作品の魅力を時代ごとに紐解く展示~

©Studio Ghibli

日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力に迫る展覧会。1984年の「風の谷のナウシカ」から2020年の「アーヤと魔女」まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテが展示されている。

「金曜ロードショー」では、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品が放送された。番組の放送が始まったのは1985年で、スタジオジブリの設立と同じ年。本展ではその1985年を起点とし、それぞれの時代の“記憶”と“記録”を通じて映画の魅力を紐解いている。

絵コンテの展示のほかには「ジブリの幻燈楼」という巨大な装置も東京に初登場。キャラクターをモチーフとしたガラスに光を照射することで、映画の世界観を音と光で体感できる。

そのほか、作品のポスターに入り込んだかのようなシチュエーションで撮影できるフォトスポットも設置。この「ジブリ映画ポスタースタジオ」では「借りぐらしのアリエッティ」にまつわるARコンテンツも提供される。ポスター付近のARマーカーを読み込むと、“小人”の目線を体験することが可能。画像や映像はスマホへの保存もできる。

造形作家の竹谷隆之氏の作品をもとに「風の谷のナウシカ」の腐海を表現したコーナーも用意。こちらもARコンテンツが提供され、無料の「SATCH X」アプリを使ってマーカーを読み込むと、大迫力のAR王蟲たちが出現する。

期間2023年6月29日(木)~9月24日(日)
開催場所東京・天王洲 寺田倉庫B&C HALL/E HALL
東京都品川区東品川2-1-3
URLhttps://kinro-ghibli.com/tokyo/

Event Area>東京都・渋谷区宇田川町
「コンドウアキのおしごと展」~リラックマの生みの親の活動20周年記念の個展~

©aki kondo ©2023 San-X Co.,Ltd.All Right Reserved. ©aki kondo/SCP ©WOWWOW・aki kondo/dwarf ©aki kondo/prints21

コンドウアキ氏は、多くの人に愛されるキャラクターを創作してきた絵本作家・キャラクターデザイナー。有名な「リラックマ」のキャラクター原案のほか、これまでに「うさぎのモフィ」「おふとんさん」「ゆめぎんこう」などを手掛けてきた。

本展は、2003年にフリーランスとなったコンドウアキ氏の作家活動20周年を祝う個展。描き下ろしの原画を含め、会場には100点以上の作品が並んでいる。

デビュー作「木からおりたミカン」(みかんぼうや)から始まったこれまでの仕事を、幅広く網羅して紹介。会場の壁を埋め尽くすように直筆の原画が展示され、中でも「おはぎちゃん」は全原画が展示される初の機会となった。

「おはぎちゃん」は、今回の会場となっている「ほぼ日」の仕事で、コンドウ氏にとっては初めての猫の絵本。原画では水彩の優しいタッチをしっかりと堪能できる。

絵本作品のみならず、エッセイ漫画「トリぺと」や「ポケモン」や「ポストペット」などとのコラボ作品も見逃せない。会場内には絵本の「ゆめぎんこう」をイメージしたカフェスペースが期間限定でオープンし、赤・黄・緑の3種の特別ドリンク(フルーツサイダー)が提供されている。

キャラクターグッズや絵本を集めたグッズショップも設置。展覧会のオリジナルグッズに加え、ほぼ日主催のイベント「生活のたのしみ展」で好評を博した「ほぼトリドリ」のグッズなども取り扱われている。
 

期間2023年7月1日(土)~8月27日(日)
開催場所ほぼ日曜日
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 8F
URLhttps://www.1101.com/hobonichiyobi/

Event Area>広島県・尾道市/兵庫県・神戸市
「超・色鉛筆アート展~神ワザ12人の彩りスタイル」~超絶技巧の作品が多数~

「超・色鉛筆アート展~神ワザ12人の彩りスタイル」

日本を代表する色鉛筆アートの作家12人が共演している展覧会。広島県の尾道市立美術館を第1会場、兵庫県の神戸ファッション美術館を第2会場として、会期をずらして順次に開催される。

本展では、SNSなどでも人気の“超絶技巧”をを楽しむことが可能。“神ワザ”を持ち、さまざまなスタイルで制作活動を展開している12人の色鉛筆画家にスポットを当てている。まるで現実世界をそのまま撮影した写真のような精密表現や、多彩な色の種類を駆使して描かれた美しい作品などを堪能できる。

色鉛筆は身近にあって広く親しまれている画材だが、本展で紹介されている作品はどれも「これが本当に色鉛筆で描かれているの?」と驚くほどの表現力。今にも動き出しそうな猫、本当に食べられそうなシズル感のある料理、雄大で色鮮やかな風景など、思わず息を飲んでしまうほどの巧みな色鉛筆アートが集まった。

出品作家は、音海はる氏、みやかわ氏、ぼんぼん氏、三賀亮介氏、石川@色鉛筆氏、リヒト氏、曽我美香氏、林亮太氏、miwa kasumi氏、村松薫氏、弥永和千氏、和田橋畔氏。会場には、多数の初公開を含む120点以上の原画が展示される。

さらに、制作過程を記録したタイムラプス動画や、各作家による愛用品などの展示が用意されていることも魅力。ギャラリートークやワークショップといった各種の関連イベントも展開される。

期間2023年7月1日(土)~9月3日(日)
開催場所・第1会場尾道市立美術館
広島県尾道市西土堂町17-19 千光寺公園内
URLhttps://www.onomichi-museum.jp/
期間2023年9月9日(土)~11月5日(日)
開催場所・第2会場神戸ファッション美術館
兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
URLhttps://www.fashionmuseum.jp/

Event Area>東京都・中央区銀座
三澤遥氏の個展「Just by | だけ しか たった」~第25回亀倉雄策賞の受賞記念展~

幼稚園のサイン計画「玉造幼稚園」(cl:玉造幼稚園/ジャクエツ)

「第25回亀倉雄策賞」を受賞した三澤遥氏の個展。1982年生まれの三澤氏は武蔵野美術大学を卒業し、デザインオフィスnendoを経て、日本デザインセンター原デザイン研究所に所属した。2014年から三澤デザイン研究室としての活動を開始している。

「亀倉雄策賞」は、1997年に急逝したグラフィックデザイナー・亀倉雄策氏の生前の業績を讃えて設立された賞。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が運営と選考を担当しており、年鑑「Graphic Design in Japan」に出品された作品の中から毎年最も優れた作品とその制作者に贈られている。

第25回の「亀倉雄策賞」は、三澤遥氏と岡崎智弘氏の同時受賞という史上初の結果になった。6月6日(火)~6月28日(水)には先行して岡崎氏の個展が開催され、続いて7月4日(火)から三澤氏の受賞記念展が開催されている。

三澤氏が「第25回亀倉雄策賞」を受賞した対象作品は「玉造幼稚園」のサイン計画。円筒形を駆使した立体造形と独特の配色がデザインの特徴となっている。

今回の個展「Just by | だけ しか たった」では「一見何もなさそうに見える会場」で目を凝らすと200ほどの展示物が見えてくる仕掛け。それらの多くが今回の展覧会のために新たに制作されている。

期間2023年7月4日(火)~7月27日(木)
開催場所クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル 1F
URLhttp://rcc.recruit.co.jp/g8/

Event Area>東京都・池袋
「凱旋・ゲルテナ展」~人気ホラーゲーム“Ib”の世界観の展覧会が再び東京に~

「凱旋・ゲルテナ展」

渋谷からスタートし、名古屋・大阪・静岡を巡回してきた人気の「ゲルテナ展」が東京に凱旋。10点以上の展示作品を追加して、池袋で開催される。

「ゲルテナ展」は、Nintendo Switch版「Ib」の発売を記念した展覧会。「Ib」は10年以上も多くの人を魅了しているホラーアドベンチャーゲームで、YouTubeでの実況プレイ動画の人気も非常に高い。本展では、ゲーム作者のkouri氏の監修のもと、作中で主人公のイヴが訪れた展覧会が再現されている。

「ゲルテナ作品」は、今にも動き出しそうな不思議かつ不気味なアート。今回の凱旋展は、ゲルテナの世界観をリアルで楽しめる最後の機会となる。新規の絵画作品の登場に加え、新たな鑑賞体験を楽しめるゾーンも追加された。

さらに、今回の凱旋展に合わせて、各会場の展覧会の様子や展示作品を撮り下ろして収録した公式図録も発売。「ゲルテナ展」での全作品を収録したポストカードブック・コンプリート版も発売される。

販売グッズにも、新種のトレーディングアクリルスタンドやレンチキュラーカードが追加。アクリルジオラマは新Ver.「メアリー」が販売され、特別アイテムとして「ニットトートバッグ」も数量限定で販売される。

会場ではNintendo Switch版「Ib」も展覧会限定特典とセットで購入が可能。なお、展示作品の一部もオンラインパルコで抽選販売される。

期間2023年7月14日(金)~8月7日(月)
開催場所池袋PARCO 本館7F PARCO FACTORY
東京都豊島区南池袋1-28-2
URLhttps://art.parco.jp/

Event Area>東京都・文京区
「スケスケ展 in TOKYO」~“透けること”をテーマに生物や物の中身を紹介~

「アクアスケスケ」(生体展示)

2018年から全国12カ所を巡回してきた話題の展覧会で、東京では初開催。最新の映像技術を活用し、“透ける”という状態を通して、さまざまな構造物や生物の“外側と内側”が紹介されている。

本展は「見えない部分を見てみたい」という好奇心に応える内容。骨格模型や透明骨格標本など100点以上の展示もあり、“外と内”との意外な関係性を感じたり、内部的な機能・仕組みを学んだりできる。

主な展示内容は、スクリーンの前に立つと自分の体が透けて骨・血管・筋肉が映し出される「にんげんスケスケ」や、さまざまな骨から外側を推測する「どうぶつスケスケ」、体が透けている水生生物を展示する「アクアスケスケ」など。透明なピアノや構造が見える車をはじめ、製品の内側を紹介する「くらしスケスケ」もある。

東京会場オリジナルの展示として「トウキョウドームスケスケ」も登場した。東京ドームの構造や実際に使用されたベース、ピッチャープレートなどが紹介されており、東京ドームの“内側”を知ることができる。

特別企画として、7月14日(金)・21日(金)・28日(金)、8月4日(金)・10日(木)・18日(金)・25日(金)の各日17:30からは「スケスケナイト」を実施。会場内全体がカラフルな照明でライトアップされ、来場者にはサイリウムがプレゼントされる。

期間2023年7月7日(金)~8月27日(日)
開催場所Gallery AaMo
東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ
URLhttps://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/

<Event Area>佐賀県・武雄市
「チームラボ かみさまがすまう森」~夜の庭園を巨大なアート空間として演出~

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」© チームラボ

数々のデジタルアートを手掛ける人気のチームラボが、ライフワークの1つとしている開催9年目のイベント。九州・武雄温泉の御船山楽園で、自然をそのまま生かした演出によって“夜の森のミュージアム”が展開される。

自然に囲まれた御船山楽園は、50万平米もの広大な敷地に作られた大庭園。「かみさまがすまう森」展は、2015年から開始された。2021年には「行くべき世界の屋外アート展」(CNN)、2017年にはデザインブーム誌「アートインスタレーション TOP10」の世界1位に選ばれている。

本展では、デジタル技術によって自然のありのままの形をアートにすることを模索。この発想は、チームラボの「Digitized Nature」プロジェクトの根幹となっている。会場での演出では、“長い時間の連続性”を表現。300万年前に有明海から隆起して生まれたと言われる御船山の長い年月をかけて形作られてきた姿を生かしている。

展示作品は、池の水面へのプロジェクションマッピングによる「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」や、苔が生えた巨大な石にデジタルの花を咲かせる「増殖する生命の巨石」、実際の巨石に水の動きをシミュレーションして滝を描いたインスタレーション作品「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」など。来場者の動きに呼応して変化するインタラクティブな仕組みも、随所に盛り込まれている。

期間2023年7月14日(金)~11月5日(日)
開催場所御船山楽園
佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
URLhttps://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen/

Event Area>愛知県・名古屋市
“特別展「ネコ」にゃんと!クールなハンターたち” 〜ネコ科の動物に迫る展覧会~

特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち~

ネコ科の魅力に、最新の研究に基づいた“科学”で迫る展覧会。ライオンやマヌルネコなどの野生ネコ科から、身近で親しいイエネコまで幅広く取り上げられる。

現在では40種類の野生ネコ科が、さまざまな生き物と関わり合って暮らしている。可愛いイエネコに注目が集まりがちだが、ネコ科は哺乳類の中でも完全に肉食に特化し、“究極のハンター”と表現されることもあるようだ。

本展では、剥製や骨格標本や映像を交えた展示が繰り広げられる。ネコ科の身体の特徴や野生の生態が詳しく解説され、日本に生息するヤマネコとそのフィールド研究・保全なども紹介される。

さらに、イエネコについてもしっかりと注目。野生ネコ科との共通性の紹介のほか、体験展示や模型・漫画などを通じて最新の研究まで楽しく学べる。

第1章「世界の野生ネコ科」の構成は、「1-1 ネコ科の起源と進化」「1-2 ネコ科の身体のつくりと機能」「1-3 ネコ科の多様性」「1-4 コミュニケーションと社会」「1-5 日本のヤマネコ」「1-6 野生ネコ科の保全」。第2章「イエネコの科学」の構成は「2-1 人と暮らすイエネコ」「2-2 イエネコはネコ科動物」「2-3 イエネコの生物学」「2-4 イエネコ研究最前線」。

さらに「ネコが可愛いだけの部屋」というユニークなコーナーもあり、来場者のスマホやタブレットの中の猫の写真を会場のスクリーンに映し出せる。

期間2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
開催場所名古屋市科学館 理工館 B2F イベントホール
愛知県名古屋市中区栄2-17-1 芸術と科学の杜・白川公園
URLhttps://neko-hunter.com/

Event Area>大阪府・大阪市
「化石ハンター展」〜世界初公開の復元展示も必見の自由研究にぴったりな企画~

チベットケサイ 生体復元モデル 国立科学博物館蔵

ロイ・チャップマン・アンドリュース(1884〜1960年)をはじめ、抜群の行動力を発揮した化石ハンターたちの発見・研究成果について紹介する展覧会。資料を交えた展示が繰り広げられ、大型哺乳類「チベットケサイ」やアジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」などの標本も公開される。

本展は、過去100年間に「中央アジア」で発見された恐竜や大型哺乳類などの標本を紹介する企画。特に注目が集まっているのは、世界初公開となる大型の哺乳類「チベットケサイ」の全身骨格復元標本や生体復元モデルだ。

標本の展示と合わせて「アウト・オブ・チベット」説も紹介。この説では、チベットユキヒョウやプロトオービスなども含む哺乳類がチベット高原で寒冷気候に適応し、氷河時代に各地に放散したと考えられている。ヒマラヤ山岳地帯に現生する動物の剥製標本も展示され、厳しい環境に適応した進化の仕組みに迫っている。

本展では、ロイ・チャップマン・アンドリュースが“伝説の化石ハンター”として歴史に名を残すきっかけとなった5回にわたるゴビ砂漠探検の成果にも注目。そのほかにも数々の化石ハンターたちの発見が一挙に展示される。

「ベロキラプトル」や「恐竜の卵」なども取り上げられており、見どころの多い展覧会。次世代の化石ハンターを目指す子どもたちに向けてのメッセージも発信される。

期間2023年7月15日(土)~9月24日(日)
開催場所大阪南港ATCギャラリー
大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 ITM棟 2F
URLhttps://kaseki.exhn.jp/

Event Area>東京都・千代田区丸の内
「なつやすみはアートであそぼう!」〜“深掘り⁉美楽”展がベースの体験型展示~

なつやすみはアートであそぼう!~出張美術館・深掘り!?美楽(びがく)展~

2022年に上田市立美術館とエプソンアヴァシス株式会社の連携で開催された「深掘り⁉美楽」展から派生している展覧会。所蔵作品の複製画を紹介する“出張美術館”としての位置付けで、さらに鑑賞補助アプリで展示内容を深く掘り下げる。

2023年4月に博物館法の改正が施行され、博物館・美術館の事業として所蔵資料のデジタル・アーカイブ化が追加された。一方で、実際にデジタル・アーカイブ化を実施している登録博物館は、まださほど多くはない。

エプソンは、これまで数多くの美術作品のデジタル・アーカイブ化に携わり、原画をより忠実に複製するノウハウを蓄積してきた。本展は、そこから生まれる“美術鑑賞の新しい形”の一端を示す内容だ。

作品(複写/複製/複製画)の展示では、全色顔料の12色プリンタ・SureColor「SC-P9550」を活用。一部の原画の高精細複写には、Phase One社のカメラシステム「IQ4 150MP」が使用された。

「鑑賞補助アプリによる展示作品の深掘り」については、エプソンアヴァシス株式会社が手掛けたアプリを使用。会場で展示されている対象作品について、タブレットを使った“深掘り”ができ、色と構図が作品に与える役割や作品制作の原理を学べる。

いくつかの作品は、プロジェクションによる“体験の拡張”も提供。来場者が鑑賞補助アプリで作ったデータを複製画に並べて投影し、比較ができる。

期間2023年7月26日(水)~9月1日(金)
開催場所エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル 1F
URLhttps://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/

Event Area>東京都・中央区銀座
「SPY×FAMILY展」~遠藤達哉氏の総監修で人気漫画の魅力を濃縮〜

SPY×FAMILY展 描きおろしキービジュアル ©遠藤達哉/集英社

遠藤達哉氏の大人気漫画作品『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の展覧会。遠藤氏の総監修のもと、お馴染みの名シーンのイラストや、立体・映像の展示など、盛りだくさんの内容で原作の世界観を楽しめる。

『SPY×FAMILY』の漫画は、2019年から「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中。コミックスの累計発行部数は3,100万部を超え、アニメやミュージカルなどのさまざまなジャンルへと広がりを見せている。

会場では、額装イラストや各種パネルからロイド、アーニャ、ヨル、ボンドの詳細を知ることができる展示や、「イーデン校」の生徒・教師の紹介、アトラクション感もある3面シアターの映像エリアなどを楽しむことが可能。「フォージャー家」のリビングを再現したコーナーや、フォトスポットも用意されている。

さらに今回の展覧会では、来場者のみが参加できるキーワードミッションも登場。会場内に隠されたキーワードを集めると、クリア特典として展覧会限定の「ステラ」を入手できる。作中でもお馴染みのこの「ステラ」は、約25mmのピンズ仕様。キーワードミッション企画への参加には「入場チケット」「グッズ付き入場チケット」「招待券」のいずれかのチケットが必要となる。

なお、本展の展示内容や販売グッズには、まだアニメ化されていないストーリーやイラストも含まれる。

期間(東京)2023年7月20日(木)~8月13日(日)【全日日時指定制】
開催場所(東京)松屋銀座 8F イベントスクエア
東京都中央区銀座3-6-1
URLhttps://spyfamily-ex.com/

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