サンワサプライ株式会社は、直販サイト「サンワダイレクト」で、フィルムスキャナー「400-SCN067」の販売を開始した。本体に大型ディスプレイが搭載されており、パソコンや特別なソフトを必要とせずに操作できるモデル。ネガフィルムとポジフィルムに両対応の製品で、135フィルム(35mm)/110フィルム/126フィルムに加え、スライドフィルム(マウント付き50×50mm)のスキャニングもできる。
本製品は、読み取りセンサーに1,400万画素のCMOSを採用している。本体のディスプレイを見て、内容を確認しながらスキャニングの処理が可能だ。従来品の画面は5インチのサイズであったが、7インチへと大型化されたことで操作感が向上した。このディスプレイを使い、デジタルフォトフレームとしても活用できる。
ディスプレイの大きさは155(幅)×86(高さ)mm。これは、L判(127×89mm)やハガキ(148×100)のサイズに近く、同社による製品紹介でも「慣れ親しんだサイズ」と説明されている。
スキャニングの速度は1枚あたり約4秒。スキャンモード時には解像度の切り替えができ、ソフトウェア補間によって2,200万画素のデータとして読み込みもできる。また、本体には「明るさ調整」のボタンを用意。露出補正やカラーバランスは基本的には自動だが、手動での調節も行える。
スキャニング後のデータは、別売のSD/SDHCカードに保存。画像の形式はJPEGで、32GBまでのメディアに対応する。データは本体には保存されないため、注意が必要だ。また、USB Type-C to Aケーブルで本体とパソコンをつなぎ、スキャニングしたデータの直接移動もできる。ただし、この場合も「SDカード内のスキャン画像をパソコンで確認・移動」というかたちとなり、スキャナー本体にデータが保存されるわけではない。
さらに本製品には、TVや液晶ディスプレイと接続するためのminiHDMIポートも用意された。付属のHDMIケーブルで接続し、大画面の外部ディスプレイで確認しながらスキャニング操作を進めたり、思い出の写真を家族で楽しんだりしやすい。写真を鑑賞するためのツールとして、スライドショー機能も搭載されている。
本製品は特に昔の思い出の写真をデジタル化する用途での利用が想定され、パソコンいらずで簡単に操作できることは大きなメリットと言えるだろう。若い世代でも、趣味でアナログフィルムでの撮影を初めたばかりのユーザーには重宝されそうだ。
同時に、クリエイティブな仕事の分野でも役立つ。フィルムにこだわりのあるハイエンドな撮影以外でも、思わぬところで不意にフィルムが素材・資料として渡されることは稀にある。そのようなケースも想定し、本製品のようにフィルムを簡単にスキャニングできる機器は「1台持っておくと安心」な製品と言えるだろう。
| 本体サイズ | 約135(幅)×96(高さ)×127(奥行)mm |
| 重量 | 約290g |
| インターフェイス | USB 2.0、HDMI |
| 電源 | ACアダプタ、USB(5V/1A) |
| 付属品 | クリーナーブラシ、スライドフィルムホルダー、 135フィルム(35mm)/110フィルム/126フィルムアタッチメント、 HDMIケーブル(1.2m)、USB Type-Cケーブル(1.45m)、ACアダプタ |
サンワサプライ株式会社
販売価格:30,800円(税込)
URL:https://direct.sanwa.co.jp/
2023/10/12
