株式会社グリーンハウスが、2023年12月上旬に「自動追跡スマホスタンド」を発売します。AIカメラで人の顔を認識し、自動で回転して追跡ができる便利なスタンドです。重さ250gまでの各種のスマホに対応しています。
「自動追跡スマホスタンド」の基本スペック
本製品には、通常モデルの「GH-STTA-BK」のほか、シャッターを遠隔操作できるリモコンが付属したモデル「GH-STTB-BK」も用意されています。価格はいずれもオープンです。対応スマホの厚みはどちらのモデルも7〜12mmですが、「GH-STTA-BK」は40〜80mm幅、「GH-STTB-BK」は65〜95mm幅の端末で使えます。
最大の特徴はAIカメラによる顔の認識機能で、回転しながらの自動追跡は左右360°の広い範囲をサポートしています。上下方向への自動追跡には対応していませんが、スマホを固定するホルダー部分は手動で上180°までの調整が可能です。
自動追跡の機能を備えているものの、特別なアプリは必要ありません。本体にUSB充電できるリチウムイオンバッテリーが内蔵されているため、コードレスで取り扱いやすいことも便利です。追従機能を使った場合の動作時間の目安は約3時間となっています。
ハンドジェスチャーでの制御に対応
さらに、本製品の特徴的なところは、ジェスチャーによって自動追跡の機能を制御できることです。OKサインを出すと追跡が開始され、手を開いてかざすと自動追跡は停止します。
このハンドジェスチャーは、わざわざスタンドへ近付いて調整する必要がなくなり、とてもスマートな機能と言えるでしょう。なお、本製品の顔認識の距離は直線で1〜3mで、同じくハンドジェスチャー機能も本体カメラから約1〜3mの距離に対応しています。
人の顔が認識されない状態ではインジケーターが緑色で点滅し、その状態が約15分続くと本体の電源は自動でOFFになります。このオートオフ機能は、意外に多いうっかりからの電源の切り忘れを予防でき、バッテリーの節約になりそうです。
なお、「GH-STTB-BK」に付属するリモコンは自動追跡の制御をするためのものではなく、「GH-STTB-BK」も「GH-STTA-BK」と同様にハンドジェスチャーで操作ができます。「GH-STTB-BK」のリモコンでは、Bluetooth接続したスマホのカメラのシャッターを操作することが可能です。
本製品が活躍しそうなシーン
本製品は、ショート動画の撮影に最適なスタンドとして紹介されています。AIカメラでの自動追跡により、撮影時にフレームアウトしにくいことが魅力です。ホルダー部分は手動で縦横回転に対応しているため、スマホを縦方向にも固定できます。さらに、1/4インチネジ穴も用意されているため、別売の三脚に取り付けて高さを変えながら安定した撮影ができるのもポイントです。
そのほかにもライブ配信やビデオ通話などで活躍しそうな製品で、特にビデオ通話では「ながら作業」をしながらでも正面をキープできるのは便利でしょう。もちろん、自分を撮影するようなシーンだけではなく、スマホで動画を視聴するときなどにも別のスタンドを用意することなく、本製品をそのまま使うことができます。
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本製品は、自動追従の機能とともに、ハンドジェスチャーによる機能の一時停止/ロック解除が特徴的なスタンドでした。また、顔認識は人物のみが対象とされており、動物など人以外の追従はできないことには注意が必要です。
「GH-STTA-BK」 | 「GH-STTB-BK」 | |
台座を含む本体サイズ | 95(幅)×184(高さ)×95(奥行)mm | 95(幅)×273(高さ)×95(奥行)mm |
台座を含む重量 | 約225g | 約270g |
対応スマホの厚み | 7〜12mm | 7〜12mm |
対応スマホの幅 | 40〜80mm | 65〜95mm |
対応スマホの重量 | 〜250g | 〜250g |
付属品 | 台座/専用USBケーブル(100cm) | 台座/専用USBケーブル(100cm)/リモコン |
株式会社グリーンハウス
価格:オープン
URL:https://www.green-house.co.jp/
2023/12/01