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アート/イベント

紙の専門商社の竹尾が集英社と共催〜見本帖本店で「マンガアートをつつむ」展が開催中

2023.12.12 Tue

紙の専門商社である株式会社竹尾のショールーム「見本帖本店」で「マンガアートをつつむ Shueisha Manga-Art Heritage×紙×加工」展が開催中です。株式会社集英社の共催による展覧会で、展示は入場無料で楽しめます。会期は2023年12月27日(水)までです。

集英社マンガアートヘリテージの取り組み

本展では「集英社マンガアートヘリテージ(Shueisha Manga-Art Heritage)」の取り組みが紹介されています。「集英社マンガアートヘリテージ」は、集英社が2021年3月にスタートさせた事業です。マンガを “受け継がれていくべきアート” として制作し、販売しています。11月には、東京の麻布台ヒルズ内に初の常設ギャラリー「集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー」もオープンしました。

「集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー」はマンガアートを展示販売する常設ギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1)

今回の竹尾 見本帖本店での展示では、マンガアート作品とともに、マンガアートのために集英社と竹尾が共同開発した “包装” の世界も紹介されています。

パッケージに大きく注目した企画展示

紙や印刷にこだわったマンガアート

会場での展示作品は、モノクロの漫画を希少な活版平台印刷機で刷り、紙にはコットン100%の高級ファインペーパー「グムンドコットン」を用いたシリーズ「The Press」や、カラー原画の “リアルな色” を高解像度デジカメでのキャプチャーと広色域デジタル印刷で実現した「Real Color Collection」シリーズなどです。

「Real Color Collection」作品(画像は本展の会場での展示作品とは異なる)
ONE PIECE ©2023, Eiichiro Oda / Shueisha Inc. 

漫画のルーツとも言える鳥獣戯画・浮世絵をコロタイプ印刷と手漉き和紙「美濃紙」で表現した「The Millennium」も紹介されています。会場では、「MA」のロゴが透かしで入る特注の手漉き和紙や作家のサイン入り桐箱、袋などを鑑賞できます。

「The Millennium」では別注による美濃の手漉き和紙が用いられている

また、田名網敬一氏が赤塚不二夫氏の漫画とコラボした「Last Gravure」にもフィーチャーしています。本作のために製作されたオリジナルの外箱が展示され、そこでは色紙で作られた段ボール素材「ファインフルート」が用いられています。

見た目と機能性を両立させた包装の世界

漫画作品をマンガアートに昇華させるためにフル活用されているのが、さまざまな印刷技術です。活版印刷、コロタイプ印刷、グラビア印刷、インクジェットでのデジタル印刷など、多様なスタイルが駆使されています。

同時に「集英社マンガアートヘリテージ」の活動では、作品それぞれに適した包装が考案されています。貴重な作品を取り扱うために、収納や包装のかたちにも徹底的にこだわっています。

直筆サイン入りの桐箱に収められる「The Millennium」の作品

今回の展覧会は、「ファインフルート」を活用したカラフルな外箱など、アートの購入の際に触れることができるパッケージも特別に公開されていることが特徴です。デザイン性とともに、機能性もあわせ持った包装の世界を知ることができます。

「Tanaami!! Akatsuka!!」のために製作された専用ボックス
©2023, Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA ©Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

■期間:
2023年12月4日(月)~12月27日(水)

■開催場所:
株式会社竹尾 見本帖本店
東京都千代田区神田錦町3-18-3

■問い合わせ先:
株式会社集英社/株式会社竹尾
tel. 03-3292-3669(竹尾 見本帖本店)
url. https://mangaart.jp/ja/
url. https://www.takeo.co.jp/

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