CAMELORS株式会社が「Figma関連案件の調査レポート」を公開しています。同社が運営する「SOKUDAN」に掲載された求人案件の単価と稼働時間をもとにしているレポートです。「Figma関連案件の平均年収は1,100万円」という試算が発表されています。
実際に「SOKUDAN」に掲載された案件での調査
「SOKUDAN」は、フリーランス・副業の求人マッチングサービスです。今回のレポートは、その「SOKUDAN」に実際に掲載された案件から作成され、「Figma」にまつわる案件の状況が探られました。「Figma」はWeb制作などに活躍し、無料プランも用意されているクラウドベースのデザインツールです。
調査対象とされている期間は2019年7月1日(月)〜2024年1月2日(火)で、対象案件の数は2,289件(一部抜粋)です。求人案件の単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間の月21日稼働で想定月収と想定年収が試算されています。
「平均年収1,100万円」という驚きの試算
上記の試算によると、Figma関連案件での年収の平均値は1,100万円(中央値:1,050万円)です。時給は平均5,454円(中央値:5,208円)と、非常に高い水準であることが示されています。CAMELORSによる発表では「UIデザインやプロトタイピングツールとしてのFigmaの重要性と、それを扱える人材への需要の高さを反映している」と分析されています。
Figma関連の案件の稼働日数として、最も割合が高いのは週2〜3日です。続いて週4〜5日というパターンもかなり高めになっています。フルタイム(週4〜5日)に近い案件も多い一方で、約2〜3日の案件も過半数を占めていることから、柔軟な勤務形態を選びやすいことが分かります。
「完全出社」が求められる案件は皆無
さらにFigma関連案件では在宅OKの「フルリモート」のワークスタイルの割合も高く、「完全出社」を求める案件は0でした。場所にとらわれない柔軟な働き方が主流で、在宅での仕事を希望する人や地方在住者なども働きやすい環境と言えそうです。
今回の調査結果報告では、あわせてFigma関連案件の多い業界や職種も公開されています。職種はデザイナーが68.0%、フロントエンドエンジニアが28.0%、プロジェクトマネージャーが4.0%です。デザイナーの割合が圧倒的に高く、デザイン関連の仕事を手掛けている人や目指している人は必見と言えるでしょう。案件の多い業界は、以下の通りとなっています。
| Figma関連案件の多い業界 | |
| Web制作/人材サービス/その他IT関連 | 各16.0% |
| システムインテグレータ | 10.0% |
| SaaS | 8.0% |
| EC/メディア/その他人材サービス | 各6.0% |
| Webマーケティング/コンサルティング/マッチング | 各4.0% |
| SOKUDAN「【2024年】Figma関連案件の平均年収、稼働日数、調査結果|フリーランス副業調査」より | |
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今回の調査レポートはあくまでも「SOKUDAN」内の状況をもとにした限定的な内容なので、必ずしも「Figmaをマスターすればこれだけ稼げる!」という訳ではありません。しかし、1つの参考にはなり、「Figma」の重要性・市場価値がかなり上昇していることは読み取れます。あくまでも参考とは言え、「平均年収1,100万円」という試算にはインパクトがあり、驚きの結果です。
●出典:SOKUDAN Magazine(https://magazine.sokudan.work/)
CAMELORS株式会社
URL:https://sokudan.work/
2024/12/27