今回の記事では、顔交換に特化した生成AIツール「VidMage」に注目していきます。元になる画像や動画をアップロードして、そのシーンに新たに置き換えたい顔写真を指定するだけで、あっという間にAI技術によって自然な合成処理を実現してくれるサービスです。
この「VidMage」には無料プランもあり、静止画で1日に最大15回まで・動画で1日に最大20秒までという制限はあるものの、気軽に高度な処理を試すことができます。実際にテストをしてみて、その実力を確認してみました。
違和感なく顔の置き換えができる「VidMage」とは?
「VidMage」は、AIによる写真や動画のシームレスな「顔交換」に特化したWebサービスです。顔の特徴や表情、照明をAIが分析してくれるため、簡単に別の顔への置き換えを実現できます。「顔のランドマーク」を検出して、それらをターゲット画像や動画にマッピングし、肌の質感、角度、自然な照明を維持したままで新しい顔に違和感なく置き換えられることが特徴です。
プライバシー面にも配慮されており、Web版ではアップロードした全てのファイルが1時間以内に自動削除されます。また、本サービスにはMac版もあり、そちらでは完全にオフラインで処理が実行されるため、「VidMage」側のサーバーにデータが保存されることはありません。
Web版で使えるファイルは、静止画がPNG/JPG/GIF、動画がMP4/MOV/M4Vです。基本的な「写真顔交換」と「動画顔交換」のほかにも、1枚の写真で複数の顔を交換できる機能や、バーチャル試着技術で写真の服を変更できる機能、写真をダンス動画に変換できる機能、写真をもとに人物が話しているような動画を作成できるリップシンク機能など、さまざまな応用ツールも提供されています。
分かりやすいプレビュー画面で変更前と変更後を比べやすい
ここからは、Web版で実際に「写真顔交換」の機能を試用しながら、操作手順やクオリティを確認していきます。とはいえ、操作は非常に簡単で、まずは(1)にベースとなる顔の含まれた元画像をアップロードし、(2)に置き換えたい顔写真をアップロードして、あとは「顔交換」ボタンをクリックするだけです。待ち時間もほとんどかからず、驚くほどスピーディーに、顔交換の処理後のプレビュー画面が表示されます。
このプレビュー画面の設計が秀逸で、変更前と変更後の状態を同じ位置に重ねて配置したような状態です。枠内にある区切り線を左右にスライドすることで、変更の前後を直感的に切り替えながら比べることができます。
処理後の画像は、背景や服などはしっかりと元画像の状態を維持したまま、「顔」のみが自然に置き換えられました。無理に合成したような印象はなく、不自然さのないリアルな仕上がりです。年代や性別が異なる人物どうしの置き換えでも、違和感を感じさせない範囲での大胆なブレンドを実現することができました。完成した画像はウォーターマーク(透かし)などもなしに、そのまますぐに使えるデータとしてダウンロードが可能です。
さらにヘビーに使いたいユーザー向けに有料プランもあり
なお、本サービスには、バラエティ豊かな顔写真のテンプレートも用意されており、それらを活用することもできます。これらの機能は無料でも試すことができるため、これまで生成AIをあまり利用してこなかったユーザーも、かなり気軽に使い始めやすいサービスと言えるでしょう。
さらにヘビーに使いこなしたいユーザーには、月額や年額での有料プランも提供されています。使用できる月間上限を超えた場合にも、サブスクユーザーであれば従量課金で追加クレジットの購入ができる仕組みです。
本サービスは無料ユーザーでも最大5MBの4K画像/最大100MBで15秒の1080P動画を利用できますが、有料プランでは最大20MBの16K画像/最大1024MBで5分の8K動画がサポートされます。画像一括処理が最大5枚から最大50枚に増え、処理優先度が無料ユーザーより高くなることも大きな魅力です。
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「VidMage」は、「顔交換」のビジュアル処理を始めるのに非常に便利なサービスです。難しい操作を必要とせず、シンプルな手順で直感的に「顔交換」を進めることができます。本来、これらの合成処理をレタッチソフトなどで手作業で完結させようとすると、とてつもなく膨大な手間と時間がかかるものです。本サービスでは、驚くほど短時間で低コストで処理を実現でき、クリエイティブの裾野をさらに広げるツールであるように感じました。
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