フォントワークス株式会社は、「2021年秋の新書体」の第1弾として「てんとう虫 Std L」の提供を開始した。フォントワークスLETS、学生向けフォントワークスLETSを契約している会員は、追加費用を必要とせずに利用が可能。手書き風の可愛らしい書体で、書籍や製品フライヤーなどのデザインに幅広く使える。
今回登場した「てんとう虫」は、サインペンで一画ずつ書かれた手書き風のキャッチ書体。右上がりではっきりと書かれた線と、先端の“ポチっ”とした黒い丸によって、陽気で可愛らしい印象を与えることができる。
なお、「2021年秋の新書体」では、10月に第2弾の「筑紫Cヴィンテージ明朝L Pro R / S Pro R」、12月に第3弾の「カッコウStd B」をリリース予定。「筑紫ヴィンテージ明朝」は、藤田重信氏が2004年に生み出したフォントワークスのフラッグシップフォント「筑紫書体」に連なる毛筆書きの書体シリーズで、「Cタイプ」は硬質な書風だ。
「カッコウ」は神田友美氏が制作した新書体で、フォントワークスLETSにも搭載されている「つばめ」書体のゴシック版の風合いに仕上げられており、字形によって幅広や背高など大きさが異なる。
フォントワークス株式会社
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2021/09/29