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PART 2. 【自然編】──雲や太陽など自然が描く造形を狙う

2024.5.14 TUE

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自然編 PART 2.
【自然編】
──雲や太陽など自然が描く造形を狙う

青空や雲、夕陽、海、川、野山など自然の造形は、花と同じように気楽に撮影でき、イメージカットに適したモチーフだ。ふだんからカメラを持ち歩き、美しい青空や夕焼けに出会ったらメモ感覚で記録しておくのがおすすめ。あるいは、観光や行楽に出掛けた際に、素材用の写真をスナップするのもいい。

露出を変えて複数撮影する

空を撮る際のポイントは、露出に注意すること。たとえば同じ青空でも、露出次第で色の濃さが変化し、印象が大きく異なる。なるべくなら、オートのままで撮った標準露出のカットに加えて、プラスとマイナスの露出補正を適用した合計3カットを記録しておきたい。レタッチソフトを使って後処理で補正する手もあるが、露出オーバーになって太陽や雲が白とびしてしまった場合は、補正しても白とびした部分は回復しない。

カメラは、ごく一般的な光学3倍ズームクラスのコンパクトデジカメ、または標準ズーム付きのデジタル一眼レフ機で問題ない。後からトリミングして使うことも想定し、広々とした全景を撮っておくといいだろう。

[写真18] 道路の真ん中に立ち、シンメトリーな構図を狙ってみた
[写真18] 道路の真ん中に立ち、シンメトリーな構図を狙ってみた


[写真19] 雲の合間から差す光。たまたまカメラを持っていて出会った風景であり、狙ってもなかなか撮れない
[写真19] 雲の合間から差す光。たまたまカメラを持っていて出会った風景であり、狙ってもなかなか撮れない


[写真20] 同じシーンを構図を変えて撮影
[写真20] 同じシーンを構図を変えて撮影


[写真21] デザイン処理を想定して、空きスペースを残した構図も撮っておきたい
[写真21] デザイン処理を想定して、空きスペースを残した構図も撮っておきたい


[写真22] 旅先で出会った風景。雲や雪を撮る際は、露出に特に注意しよう
[写真22] 旅先で出会った風景。雲や雪を撮る際は、露出に特に注意しよう


[写真23] 最も楽な方法で風景を撮れるのが車窓からの撮影だ
[写真23] 最も楽な方法で風景を撮れるのが車窓からの撮影だ


[写真24] 同じく自動車の車窓から撮影
[写真24] 同じく自動車の車窓から撮影


[写真25] 飛行機の窓からも絵になる素材がたくさん撮れる
[写真25] 飛行機の窓からも絵になる素材がたくさん撮れる


[写真26] 陸上とは違った朝焼けや夕焼けが撮れる。なお、離着陸時はデジカメが使用できないので注意
[写真26] 陸上とは違った朝焼けや夕焼けが撮れる。なお、離着陸時はデジカメが使用できないので注意


[写真27] 夕焼け空を望遠レンズで撮影。ホワイトバランスは「太陽光」を選択した
[写真27] 夕焼け空を望遠レンズで撮影。ホワイトバランスは「太陽光」を選択した


[写真28] 夕焼け空が作り出すシルエットを狙ってみた
[写真28] 夕焼け空が作り出すシルエットを狙ってみた


[写真29] マイナスの露出補正を加え、ローキーなトーンで撮影
[写真29] マイナスの露出補正を加え、ローキーなトーンで撮影


[写真30] 海では、波の表情を撮るのが面白い
[写真30] 海では、波の表情を撮るのが面白い


[写真31] 子どもの後ろ姿を点景として添えてみた
[写真31] 子どもの後ろ姿を点景として添えてみた


[写真32] フェリーの最後尾から撮影。有名な建物が写ってしまったのは惜しい
[写真32] フェリーの最後尾から撮影。有名な建物が写ってしまったのは惜しい


[写真33] 逆光に照らされて輝く水面は、ぜひ撮っておきたい基本イメージだ
[写真33] 逆光に照らされて輝く水面は、ぜひ撮っておきたい基本イメージだ


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