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PART 5. 【夜景編】 ──夜のイルミネーションを撮影する |
最後に、華やかな夜景のイメージカットに挑戦してみよう。ライトアップされた建造物や灯りがこぼれる風景など、とてもムードのある写真を撮って、よりオリジナリティの高い素材をつくろう。夜のイルミネーションをうまく撮影できる方法を紹介する。
三脚かそれの代用となる物を用意する
夜景の撮影は、カメラを三脚に固定しスローシャッターで撮るのが基本だ。三脚と聞くと、それだけで面倒に感じるかもしれない。確かに、たまたま美しい夜景に出会って、運よくカメラを持っていても、三脚まで用意できるケースはまれだろう。
ただし必ずしも三脚ではなく、三脚の代用なるものを利用し、カメラを固定できれば何だって構わない。たとえば、ベンチや橋の欄干にカメラを置き、カメラの向きはカメラの下にコインを置くことで調整する。そのままシャッターボタンを押すと、押した瞬間の圧力でブレる場合があるので、セルフタイマーを使ってシャッターを切る。筆者自身、三脚を持ち合わせていない時はいつも、この方法で夜景を撮影している。
シャッター速度は1秒以下の低速を選択する。シャッター速度を設定できないコンパクトデジカメの場合は、シーンモードの「夜景」を選ぶだけでいい。また露出補正をプラスに設定し、見た目よりも明るい夜景にすると、見栄えよく写ることが多いといえる。
細かい撮影テクニックを言い出せばキリがないが、とりあえず美しいと感じた夜景を低速シャッターで撮ることから始めてみよう。
![[写真69] カメラを固定し、4秒の低速シャッターで撮影](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/69.jpg)
[写真69] カメラを固定し、4秒の低速シャッターで撮影
![[写真70] 明るい夜景なら、高感度を選び、手持ちで撮ることも可能](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/70.jpg)
[写真70] 明るい夜景なら、高感度を選び、手持ちで撮ることも可能
![[写真71] シャッター速度1/5秒、感度ISO400で撮影](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/71.jpg)
[写真71] シャッター速度1/5秒、感度ISO400で撮影
![[写真72] シャッター速度10秒、感度ISO100で撮影](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/72.jpg)
[写真72] シャッター速度10秒、感度ISO100で撮影
![[写真73] 背景にピントを合わせたため、手前の電飾はボケている。絞りはF5.6を選択](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/73.jpg)
[写真73] 背景にピントを合わせたため、手前の電飾はボケている。絞りはF5.6を選択
![[写真74] 開放値の明るいレンズを使い、絞りF1.4で撮影。美しい前ボケが生まれた](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/74.jpg)
[写真74] 開放値の明るいレンズを使い、絞りF1.4で撮影。美しい前ボケが生まれた
![[写真75] 絞りF1.8で、電飾で飾られたアーケードを撮影](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/75.jpg)
[写真75] 絞りF1.8で、電飾で飾られたアーケードを撮影
![[写真76] 夜景ではないが、炎も絵になるモチーフのひとつだ](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/76.jpg)
[写真76] 夜景ではないが、炎も絵になるモチーフのひとつだ
![[写真77] 花火を素材として撮影してみた](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/77.jpg)
[写真77] 花火を素材として撮影してみた
![[写真78] 反転や色補正をすれば、テクスチャや合成用の素材として利用可能](/attach/images/2007september/tokushuu/web-sozai/05night/78.jpg)
[写真78] 反転や色補正をすれば、テクスチャや合成用の素材として利用可能
【まとめ】
オリジナルの素材写真をストックしよう
どんなデザインのために使うのか、テーマやコンセプトが決まっていない写真を撮るのは、撮影中に迷ったり悩んだりすることがあるだろう。しかし、かといってデザインの発注を受け、使用目的が明確になってからでは、都合よく好適な被写体がすぐに見つかるとは限らない。
だからこそ、ふだんから自分の興味があるものを、楽しみながら撮り溜めておくことをおすすめする。1枚の写真として完成された作品を撮る必要はなく、メモや記録的な写真で構わない。撮り続ければ続けるほど上達し、プロカメラマンに匹敵する写真が撮れるようになる。すぐに結果がわかるデジカメは、写真の腕を磨くのにも最適だ。
| 〈編集部よりお知らせ〉 今回記事で紹介した写真は、作者の永山さんのご好意により、フリー素材としてご利用いただけます。デザインの素材にぜひご活用ください。 |




