金曜。「SJ AWARD 2012」本番に向けて。 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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1年生デザイナーの1週間



1年生になったら~ 1年生になったら~♪  ということで、デザイナーという職業に憧れる読者のみなさんに先駆けて、一足早くデザイナーになった先輩デザイナーの1週間を追いかけるのが、このコーナーです。夢を現実にした新人デザイナーの仕事と生活ぶりは実際どのような感じなのでしょうか? 毎月第3週に、その曜日の出来事を毎日更新でお届けします!


今月の1年生デザイナー

牧田亜希さん(ソニックジャム)

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金曜。「SJ AWARD 2012」本番に向けて。



9:00 起床

今日もやはりギリギリで支度することに……。今日は「燃えるゴミの日」だったので、あわててゴミを集めて収集所へ走ったのですが……既に収集車が行ってしまった後でした。自分の寝起きの悪さを呪う。ロンドンに住んでいるときは毎日ゴミは回収される上に分別もする必要がなかったので、こういうストレスはありませんでした。仕事と家事の両立はなかなか大変、と働きはじめてから切実に思うことがあります。家事休暇とかあったらいいのに!



10:00 出社

天気がよかったので、今日も自転車で出勤。今日はデザインのラフ出しの日なので、出社直後にまとめてチェックに回します。



12:00 英語翻訳のチェック作業

自社サイトに載せる英文の翻訳チェック作業を行う。翻訳会社に依頼した英訳の戻しを確認して、間違いがあれば修正するという作業です。時々、ダイレクトな翻訳で戻ってくる場合があるので、それをわかりやすいように調整していきます。中には、Webや技術系の単語のこれまで知らなかったものも含まれていることもあるので、英語のブラッシュアップにもつながります。



14:00 デザインのラフ出し、最終チェック

ラフ出しも大詰め。アドバイスをもらって修正したものを、最終チェックしてもらいます。



15:00 遅めのランチ

遅めのランチを買い出しに。帰り道、会社の近所に住む猫たちに、ちょっとちょっかいを出して癒される。黒っぽい猫だけは少し撫でさせてくれます。


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▲会社の近所では、よく猫の集会が開かれています


17:00 ローソン『全国ご当地麺企画』キャンペーンページ

ローソンの『ご当地企画』キャンペンページのデザイン作業に入ります。このキャンペーンページでは、全国の特徴あるご当地メニューを『ご当地企画』として期間限定で販売しており、そのメニューや売り出し時期などをわかりやすく紹介しています。キャンペーンのロゴや素材などを含め、自分の好きなテイストでつくることができたので、とても楽しいお仕事になりました。クライアントの方々にも気に入っていただいたようで、商品に添えるリーフレットにも私のデザインが採用されたとのこと。どんな仕事でもデザインをほめられるのは嬉しいことですが、特に自分が好きなテイストで作ったものが先方にも気に入ってもらえたときが嬉しく、自信にも繋がります。


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▲日本地図を入れてどこのメニューなのかが、ひと目でわかるデザインにしています

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▲美味しさのポイントを、イラストで表現しています

ちなみに、同じくローソンの広報さんのブログでイラストも描かせていただきました。お客様に距離が近い広報の方が執筆されるブログなので、ローソンをもっと身近に感じられるように親しみがわくテイストにしました。このイラストを気に入っていただいたことで、さらにローソン沖縄のブログのイラスト制作も担当しました。ひとつの仕事として完結するのではなく次に繋がることを改めて実感し、とても嬉しかったのを覚えています。


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▲『ローソン広報 HAPPY BLOG』のイラストを担当しました

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▲『ローソン沖縄キャンペーンブログ』のイラストも担当。ご当地感を出すように心がけました

お仕事でイラストを描くことも多いですが、自分自身の作品づくりとしても、よくイラストを描いています。モチーフは日常生活で見聞きした物事や、気になるものなど。ノートのはじっこなどにも、よく落書きをしています。一時期、消しゴムスタンプを彫ることにもハマって、仕事から帰宅した後も毎日1個は彫っていたことも……。下にイラストや消しゴムスタンプの作品をいくつか載せてみますね。


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▲ボールペンでラインを描き、色えんぴつで着色したイラスト作品

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▲消しゴムスタンプ作品

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▲消しゴムスタンプ作品

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▲世界中で親しまれている童話「赤ずきんちゃん」をアイソタイプ化したシルクスクリーンプリント作品

「赤ずきんちゃん」をモチーフにしたこの作品は、世界中で親しまれている童話をアイソタイプ化した大学時代の作品です。「アイソタイプ」とは、言語ナシで瞬時に情報伝達するための絵のこと。この作品では、もはや物語を言葉で語る必要がないと考え、見る側に物語を想像してもらうことを目指して作りました。ロンドンでの大学時代を振り返ってみると、ネイティブの学生と対等に渡り合うためには語学力に圧倒的なハンデがあり、それをカバーするために倍の努力や時間がかかったことを思い出します。でも、それだけに本当に伝えたいことが人種や言葉を超えてきちんと伝わると、ものすごく嬉しかったです。人とは違う個性を尊重して面白がってくれるイギリスの教育を受けることができたのは、得難い経験だったと思います。


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▲大学時代のアイデアや考えをまとめたスケッチブック

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▲大学時代のスケッチブックの1ページ。イギリスの美大は作品のアウトプット以外にもプロセスを重要視します


20:00 Perfumeの振り付け練習作業!?

「SJ AWARD 2012」本番に向けて、現在いろいろと準備を行なっている最中ですが、その中の演し物のひとつ「Perfumeを踊る」メンバーの中になぜか私も入っています。というわけで、今夜はPerfumeの振り付け練習に入りました。練習する場所は、今度新しくオフィスとして借りる下のフロア。施工前でまだ何も置いてないので、広々としています。それにしてもPerfumeの振り付けは思ったよりもかなり難しく……悪戦苦闘。誰ですか、「Perfumeを踊りたい」なんて言ったのは!(注:何をかくそう、言い出しっぺは社長です……)


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▲今度、新しくオフィスとして借りるフロアにてPerfumeの振り付け練習!

後日行われた「SJ AWARD 2012」の様子をちょっとご紹介します。


今年のコンセプトは「TEAMWORK」。社員への労いを第一義として、ここ1年で人数が倍近くに増えたこともあり、あらためて「社員同士、もっと仲良くなろう!」ということで準備を進めてきました。実は、実行委員としてあんなに準備したのに、まさかの不測の事態で私は出席できず……残念でしたが、以下の写真で雰囲気だけでも見てください。


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▲司会者のかどわきさん(左/実行委員長)とマッキーさん(右)。かどわきさんはきゃりーぱみゅぱみゅのコスプレです

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▲ラルク・アン・シエルのコピーバンド「ラフク・アン・デブ」の演奏風景

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▲「パフュームvsバキューム」の様子。手前は男子チームで、男子の衣装はひろスさんが作りました

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▲ベストオブ自主制作を受賞したのはflash部の蔵下くん。はんだごてを駆使して回路をいじり、自主制作をしていました!

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▲ベストジーニストを受賞したのはディレクターのしまさん。去年に続いての受賞だったため、今年ついに殿堂入りを果たしました!

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▲MVPを受賞したのは、ソニックジャム中国進出の立役者、長谷川さん


23:00 退社



23:30 バーに立ち寄り

帰り道、金曜ということもあって、友人が手伝っている千駄ヶ谷のバーに立ち寄ることに。先週オープンしたばかりだそうで、会社からも近く、自転車で通る帰り道なので御贔屓にしたいところ。デザイン関係の方がオーナーのようで、この近所で働くデザイナーさん達なども来店し、楽しそうにお酒を飲んでいました。


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▲こじんまりとしたカウンターバー、良い感じです


26:00 雨の中、帰宅の途に

なんと雨が降ってきてしまいました! 自転車通勤の辛いところは天候の変化に弱いことですね。雨の日や風の日は、いつもよりゆっくり安全運転で帰ります。


26:30 就寝

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