今月の1年生デザイナー
小川恵子さん(ブックウォール)
日曜。美術館やギャラリーへ。
10:00 起床
朝ごはんをつくっていただきます。今日は一日外出予定、美術館やら個展やら、いろいろまわります!
12:30 家を出る
夫とふたりで外出。まずは家からいちばん遠い東京都現代美術館へ!
13:30 ちょっと寄り道
乗り換えの途中、OAZOの丸善をのぞきました。
14:30 東京都現代美術館到着
「トーマス・デマンド展」を見に来ました。実際に起きた事件の風景を、紙の模型で再現し撮影した写真作品や映像作品が展示されています。じっくりと見なければ、実際の風景写真と見間違うほどなのですが、静かな違和感があって無性に惹き付けられます。てっきり、模型=ミニチュアサイズかと思っていたら、すべて原寸ということに驚きました。しかもその模型は撮影したらすべて破棄してしまうそうです。最初の一周目は作品だけを見てまわり、2周目は解説の紙を持って見てまわる、という趣向もよかったです。また、オリジナルポストカードがよくできていて、一般的なポストカードより大判で硬いのですが、それがまるで展示作品をそのまま小さくしたみたい。このカードなら買って帰るのが嬉しくなってしまいます。観に来てよかった!
さらに、以前、恵比寿のナディッフで見て気になっていた、鈴木康広さんの展示『本の消息』の関連展示を館内のナディッフで発見。得した気分になりました!
16:00 遅めの昼ごはん
美術館内のカフェ・ハイで、遅めのお昼ごはん。
17:30 HBギャラリーへ
小川かなこさんの個展「花と角砂糖」を観にHBギャラリーへ。DMがとても素敵だったので、絶対行きたい!と思っていた個展です。小川さんの描かれる植物のイラストは、『ふじこさん』(講談社文庫)のカバーイラストの“さぼてん”を見てから気になっていたのですが、力強い原画を観て、ますます好きになりました。その足でOPAギャラリーものぞきます。
18:30 西荻紙店へ
「荻窪活版室 2012」を観るために西荻紙店へ。活版印刷の味を活かした、いろんなタイプの作品が並んでいて見応えがありました。そんな中、逆に気になったのが、さりげなく活版印刷されたレシピ集。活版印刷が普通だった時代の使われ方を見たようで新鮮に感じたのかもしれません。
19:00 古書音羽館へ
西荻窪には行きたい本屋さんがたくさんあるのですが、今日は1日中歩いたので一軒だけ。「古書音羽館」に来ました。表の棚を探すと、いつも100円くらいで掘り出し物があります。
19:45 晩ごはん
「音羽館」隣のステーキ屋さん「キャロット」の誘惑に負け、列に並びました。このお店はいつもお客さんが並んでいるのです。もりもりとお肉を食べる。
20:30 駅ナカの本屋で……
三鷹駅で電車乗り換え。駅ナカの本屋をのぞいてみます。 Suicaのペンギンが本を読んでいる手ぬぐいが売っていました。かわいい。駅ナカの書店ならではなのかな? おもしろい。
21:00 最寄り駅の本屋ものぞく
21:30 帰宅
家のことをちょこちょことこなしながら、インターネットを見たり。お風呂にもゆっくり入りました。
26:30 就寝
illustrated by Hayato Kazama