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トイレの居心地がグレードアップ!? 個室内でスマホを使いやすくする禁断のグッズ

2018.12.16 SUN

ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ 
トイレの居心地がグレードアップ!? 個室内でスマホを使いやすくする禁断のグッズ
~コバック「トイレトレイ」レビュー
Windows 95ブームの以前から、ITデバイスのアクセサリ業界をかれこれ四半世紀にわたって見てきている筆者ですが、おそらくその長い歴史の中でも初であろう、トイレの個室内で使うことを前提につくられたグッズが、今回紹介する「トイレトレイ」です。

社則によってオフィス内での使用が禁止されているスマホを、トイレの個室の中でこっそり隠れて使っている人は少なくないでしょう。また禁止まではされていなくても、業務時間内にたびたび個室へと足を運び、私用のLINEやらメールをポチポチ……というのも、身に覚えがある人は多いハズ。本人は周りにバレていないと思っていても、実際にはバレバレだったりするものですよね。

閑話休題、そんなトイレの個室の中で、手荷物を置く場所がなく困った時、手近にあることで真っ先に目につくのがトイレットペーパーホルダーです。とはいえ、その上蓋はたいていが手前にカーブしているため、そのまま上にモノを載せると滑って落下しかねません。ペーパーの量が少なければ、さらに手前への傾斜がきつくなりますので、なおさらです。

シリコン素材でつくられたこの「トイレトレイ」を、トイレットペーパーホルダーの上面に貼り付けておけば、スマホやポーチ程度の重量であれば、気兼ねなく上に載せられるようになります。シリコン素材が摩擦になることから、滑って落下する危険性が低くなるのはもちろん、手前に設けられた段差がストッパーの役割を果たしますので、スマホを立てかけるという荒ワザにも対応できます。
今回紹介するブラウンのほかに、ホワイト、ピンク、ブルー、グリーンなど6色展開です

今回紹介するブラウンのほかに、ホワイト、ピンク、ブルー、グリーンなど6色展開です

素材はシリコン。単なる一枚のシートではなく、手前に突起部分があるのが特徴です

素材はシリコン。単なる一枚のシートではなく、手前に突起部分があるのが特徴です

トイレットペーパーホルダーの上蓋に装着した状態。貼り付けは両面テープで行います

トイレットペーパーホルダーの上蓋に装着した状態。貼り付けは両面テープで行います

スマホを置いたところ。冒頭写真のように、突起にひっかけて立てかけることもできます

スマホを置いたところ。冒頭写真のように、突起にひっかけて立てかけることもできます

この「トイレトレイ」、表面は若干ざらざらとした、独特の手触り感があります。これはシリコン素材に消臭効果のある火山岩シラスを配合しているためで、今回紹介しているブラウンこそ控えめですが、カラーによっては石目調のようなパターンが印刷されているようにも見えます。ざらざら感といってもスマホに傷をつけるようなものではなく、指紋などの汚れを目立たせなくする効果もあります。

といった具合に、この「トイレトレイ」があれば、トイレットペーパーのホルダー上にスマホを置いたところ滑って落下してしまったり、あるいは胸ポケットに入れていたスマホが腰をかがめた瞬間に滑り落ちて便器の中にボチャン、という悲劇を回避できるというわけです。トイレの個室の中でスマホを使う衛生面については別のところで議論していただくとして、滑り防止という観点では、確かに有用なことは間違いありません。
横から見た状態。突起部分は一体成型なので外れることもなく、ストッパーとして強力です

横から見た状態。突起部分は一体成型なので外れることもなく、ストッパーとして強力です

装着したままホルダーの上蓋を持ち上げることができるのでメンテナンスも容易です

装着したままホルダーの上蓋を持ち上げることができるのでメンテナンスも容易です

上下2箇所の両面テープで貼り付ける構造。粘着力はそれほど強固ではありません

上下2箇所の両面テープで貼り付ける構造。粘着力はそれほど強固ではありません

剥がして貼り付ける仕組みですが、むしろ貼らずに持ち運んだほうが重宝するかも?

剥がして貼り付ける仕組みですが、むしろ貼らずに持ち運んだほうが重宝するかも?

発想はあまりにもニッチながら有用性は十分に感じられるこのグッズですが、ネックとなるのはむしろ「どうやって導入するか」かもしれません。いくら便利でも、会社のトイレひとつひとつに勝手に貼り付けて回るわけにはいかず、せいぜい個室が1つか2つしかない事務所が精一杯なのかなという気がします。一方で自宅のトイレはどうかというと、そもそもスマホを持ってこもるニーズが少なそうです。自宅トイレのトイレットペーパーホルダーにはカバーが付いていて、取り付けられないケースもあるでしょう。

そんなわけで、製品としては有用でありながらも、どうやって使いたいトイレに導入するかというギャップをどう解消できるかが、本製品を導入する上でのポイントと言えるかもしれません。むしろ裏面のテープで貼って固定してしまうのではなく、貼り付けずに使えるよう裏面にさらなる滑り止め加工を追加するなどの改造を施したほうが、行く先々の個室で使えて便利になるかも、と今回試用して感じました。実は大手カメラ系量販店でも取り扱いのあるこのグッズ、見かけたらぜひ手にとってみてください。
製品名:トイレトレイ
実売価格:1,058円
発売元:コバック
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B01N5HW28D/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
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