本音で選ぶホスティングサーバ 第1回 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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本当に知りたいのはユーザーの生の声[対談]本音で選ぶホスティングサーバ


第1回 CPI編

ホスティングサーバの実際の使い心地は、Webサイトの説明や数字を見ているだけではわからない。そこで、ホスティングサーバ会社の担当者と実際のユーザーの方に集まっていただき、率直な意見交換をしていただいた。


文=片岡義明、中村 南/撮影=武藤奈緒美



今月のラインアップ

対談

「本音で選ぶホスティングサーバ」第1回 CPI編

Hosting
Guide 01

CPI

「CPI」
株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ

Hosting
Guide 02

シーズホスティングサービス

「シーズホスティングサービス」
(株)シーズ

Hosting
Guide 03

ドメインキーパー

「ドメインキーパー」
(株)ハイパーボックス

Hosting
Guide 04

ネクストウェブ

「ネクストウェブ」
(株)ネクストウェブ

イマドキの制作現場で求められるのはこの知識!
クリエイターのためのホスティングサーバ入門



対談

「本音で選ぶ
ホスティングサーバ」


第1回 CPI編


写真左から、(株)インターフィール 取締役本部長/ディレクター 高橋剛志 氏、
同社ディレクター 勝谷元気 氏、
(株)KDDIウェブコミュニケーションズ SMB事業本部マーケティング部プロモーショングループマネージャー 深田武晴 氏
同社SMB事業本部営業部パートナーソリューショングループ 竹村尉史 氏


サポート体制の充実度が選択の決め手
使いやすいコントロールパネルも魅力

高橋 (株)KDDIウェブコミュニケーションズの「CPI」を最初に利用したのは3年前くらいですね。弊社の場合、大手の幅広い業種の企業サイトをつくることが多いので、クライアントの方に安心してお勧めできることがまず第一条件なんです。以前はコスト重視で低価格のサーバを使っていたこともあるのですが、トラブルが多かったり、問い合わせに対するレスポンスが遅かったりと、いろいろな問題が起きて頭を悩ませていました。ホスティングサーバをあちこち試しましたが、CPIを利用するようになってからはそのような問題もなくなり、今ではほとんどCPIをお勧めしています。もちろん、とにかく安いサーバがいい、とおっしゃるクライアントの方もいらっしゃいますが(笑)。


勝谷 サーバも機械ですから、トラブルが起きてしまう仕方がないことです。しかし、そのあとどう対応してもらえるかが大事だと思います。起きてしまったときにしっかり次につながる改善策を考えて、質問にもすばやく答えてくれる。CPIの魅力は、そんなサポート体制が充実している点です。あとはちょっと見えづらいところかもしれませんが、コントロールパネルが非常に使いやすい点もとても気に入っています。わかりやすいGUIなので、PCに不慣れなクライアントの方でも簡単に操作できる点がいいですね。


深田  CPIのコントロールパネルが今の形になったのは3~4年前です。当時、リニューアルを検討したときには国内、海外のものも含めて百数十社のコントロールパネルを「どうすれば使いやすいものになるか」調査しました。また、そろそろ見直しをかける時期にきていますので、今後も充実を図っていきたいと考えています。


勝谷 そういう点に注力していただけると、こちらもクライアントの方に勧めやすいです。コントロールパネルが使いやすいと、メールアドレスの発行など細かい作業もクライアントの方が自分で行うことができます。時間のロスもなくなりますし、僕たちの手間も軽減されます。小さなことのようですが、日々の仕事を考えると結構大きいですよね。Webは速い更新性が魅力であり、僕らもつくる上でどんどん新しいものを反映していきたいと思っていますが、やはりその基盤となるサーバがしっかりしていないと、という気持ちはつねにあります。


高橋 ちょっとした質問がある場合でも、コントロールパネルのフォームから質問すれば、基本的にその日のうちに返答が来るのもありがたいです。サーバになにかトラブルがあったときでも、Web制作会社である弊社に問い合わせてくるクライアントの方も多いです。そのような場合でもこちらはきちんと対応しなければなりませんから。だからこそ、そもそもトラブルが少ない、さらにサポートがしっかりしているホスティングサーバが必要なわけです。


深田  営業時間内にいただいたご質問については、その日のうちにご回答をさしあげるのが社内のルールになっています。


高橋 もちろん要望もいくつかあります。たとえば、容量を抑えて今よりも低価格のコースをつくってほしいですね。こういう要望についても営業の竹村さんに時々会社に来ていただけるので、そのときにいろいろと意見をお伝えできるのは助かります。共用サーバで営業さんが顔を見せてくれるホスティング会社というのは珍しいですからね。


竹村  そう言っていただけるとありがたいです。われわれのほうも、すべてのお客さまとはなかなか難しいですが、直接お会いすることでご意見をたくさんいただけますので、改善できる点・見直すべき点を探し、次回の商品開発に役立てていきたいと思います。



●company profile

(株)インターフィール www.interfeel.co.jp/

設立年月日:2002年4月
所在地:東京都千代田区四番町7 新和ビル3階
従業員数:7名
事業内容:Webサイトの企画・制作・運営・管理、CMSツールの導入、カスタマイズ
実績:ヤマハ(株)、(株)デジタルハーツ、(株)リクルート「ホットペッパー」のキャンペーンサイト、(株)ベネッセコーポレーション「進研ゼミ」、京葉瓦斯(株)、サクラビバレッジ販売(株)など




Hosting
Guide 01

キャンペーン実施でさらにお得になった、
オールインワン型サービス

CPI

Link:www.cpi.ad.jp/
株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ


上位プランではモバイル
サイト制作に標準対応

 80種類以上の機能やWebアプリケーションが提供されるオールインワン型共用サーバとして人気の「シェアードプラン」。もっとも低価格なプランでも50GBものハードディスク容量が提供されるなど、オプションや追加機能を利用しなくともあらゆるニーズに対応できる点が最大の特徴といえる。プランによっては、ディスク1GBあたりのランニングコストが月額最大79円となっており、コストパフォーマンスの良さが際立つ。2008年12月1日からはさらに初期費用が半額の2万1000円になるキャンペーンが実施されており、最大5カ月分の利用料金をセーブできるのも魅力だろう。


 WebアプリケーションはMovable Type(プランX10を除く)やグループウェア、高機能なショッピングカートなどが標準で付属するほか、上位プランでは3キャリアのモバイルサイト開設に対応した「モバインCMS」が付属する。モバイルでの展開を前提としているクライアントにとって、リーズナブルな選択肢といえる。日本ベリサイン社のSSLサーバ証明書やSEO対策ツールがセットになったネットショップ向けのプランも用意されており、ECに強いのもポイントだ。


制作会社の負担を減らす
サポートサービスが充実

 また業界初の試みとして、「らくらくサーバー移転代行サービス」を無料で提供。WebコンテンツやCGIプログラムといったデータの移転や、新サーバへのメールアカウントの登録に加えて、ユーザ専用のメールソフト設定マニュアルを発行するなど、他社からの乗り換えの際に制作会社の負担を抑えることが可能だ。初心者を対象にした電話サポートの実施や営業時間内ならば即日返信のメールサポートなど、第三者機関による格付け評価で最高ランクの「★★★トリプルスター」を受けたサポート能力は高く、制作会社にとって運用面で手間がかからないのもメリットだろう。


 もちろん、CPIではフルマネージドの専用サーバ「マネージドプラン」や、データの移行作業を行わずして上位プランへ移行できる「VPSスケーラブルプラン」なども提供しており、将来的なサイト拡張にも幅広い選択肢が用意されている。



Hosting
Guide 02

ハイエンドな専用サーバを
フルマネージで運用できる

シーズホスティングサービス

Link:www.seeds.ne.jp/
株式会社シーズ


日常的なトラブル対応から
インストール代行まで

 高品質な専用サーバサービスに定評のある「シーズホスティングサービス」の上位プランとなる「マネージドサーバ」では、Webサーバを運用するうえで必要な日常業務のすべてをフルマネージで代行するサービスを提供。サーバ監視やセキュリティパッチの適用、ブログツールなどWebアプリケーションのインストール代行を含め、メールアカウントの追加といった基本的な作業から、「サーバが重い」、「メールが届かない」といったトラブル対応まで委託できる。そうした専用サーバの運用経験がなくても安心して利用できる点が最大のメリットだ。加えて、ドメインの管理移転やメールサーバの切り替えなどサーバ乗り換えに伴う作業代行が可能となっており、他社からの乗り換えにも不安はない。もちろん、全プランで高機能なコントロールパネル「Plesk」が提供されているため、クライアント自身でサーバ管理を行うことも可能だ。


複数ドメイン対応で
サーバ再販も可能に

 「シーズホスティングサービス」では、サーバスペックに合わせて3つのプランを提供。いずれも複数ドメインの運用に対応しており、サーバの再販も認められているため、サーバの維持/管理を込みでサイト制作を請け負いたい制作会社にも最適だ。複数台構成も可能で、データベースのレプリケーションやロードバランサーによる負荷分散、待機サーバの設置などを行える。パフォーマンスの必要なデータベースサーバにハイエンドなモデルを利用し、バックアップサーバには安価なモデルを割り当てるなど、自由な組み合わせができるのも特徴だろう。複数台構成で、ダウンタイムによる機会損失を最低限に抑えたいECサイトでの利用はもちろん、コストとパフォーマンスを両立させたいクライアントにとって魅力的な選択肢といえる。


 なお同社ではWebシステム開発を得意としており、予約管理システムやメルマガ配信サービスなどユーザーのニーズに合わせた独自システム開発に強い。システム開発会社との提携を考えている制作会社にとって、十分に検討する価値があるホスティング会社といえるだろう。



Hosting
Guide 03

24時間の電話サポートと運用オプションで、
トラブルを迅速に解決する

ドメインキーパー

Link:www.domain-keeper.net/
株式会社ハイパーボックス


豊富なASPラインナップで
あらゆるビジネスを支援する

 業界に先駆けて24時間365日の電話サポートを実施する「ドメインキーパー」では、共用/専用サーバサービスなどのホスティングに限らず、すべてのラインナップで「いつでも電話がつながる」環境を提供。夜間や休日でのトラブル対応はもちろん、ドメイン登録やSSLサーバ証明書取得など複数のサービスにまたがる問題の解決に強いのが特徴だ。ビジネスアイディアを具体化する方法の相談など「ITパートナー」としてのコンサルティングも得意としており、Webアプリケーション組込みの代行から運用代行まで、幅広いサポートオプションが用意されているのもポイントだ。また、ASPによる周辺サービスも豊富で、メルマガ配信に最適なメール配信ツール「HyperMail」をはじめ、受信したメールの内容に合わせて自動応答メッセージを送信する「オートメーラー」、サーバ環境を問わず利用できる迷惑メール駆除サービス「SpamTrash」など、サイト運営に便利なツール類をオプションで提供。クライアントの運用負担を軽減できるのはもちろん、あらゆるビジネスに対応できる点が魅力といえる。


BTOによる柔軟なサービス
低価格なプランも提供

 同社のホスティングサービスではスケーラビリティの高いBTO型のメニューを採用しており、共用サーバサービスの「blue Block」は、Webサーバとメールサーバがそれぞれ単体サービスとして提供。必要な機能だけを選択できる仕組みとなっている。Webサーバとメールサーバを組み合わせたお得なパッケージプランも用意されており、サーバ管理込みでサイト制作を請け負う制作会社にとって便利だろう。同様に月額9,800円の低価格から利用できる専用サーバサービスの「blue Box」では、BTOによるサーバ機のカスタマイズに対応。複数台構成での運用にも対応しているため、個別案件ごとの要求に応えられることも魅力だ。24時間の監視や障害時の復旧作業、セキュリティアップデート作業を含む「保守パッケージ」が提供されており、サーバ運用スキルのないクライアントでも安心して任せることが可能だ。



Hosting
Guide 04

ハイクオリティなサービスを、
手ごろな価格と安定したサポートで提供

ネクストウェブ

Link:www.next-web.ad.jp/
ネクストウェブ株式会社


必要な機能すべてを
パッケージ化

 2009年で10年目を迎えるネクストウェブでは、ホスティングサービスの老舗として豊富な経験とノウハウに基づいたサービスとサポートを提供するだけでなく、サーバ機能が充実しているのも特徴だ。共用サーバサービスの「バーチャルウェブ」には、高い精度を誇る学習機能付きのSPAMフィルタやウイルスチェッカが標準で付属しており、24時間ごとの自動バックアップが実行されているなどトラブル対策は万全。また出先でのメールチェックに便利な「Webメール機能」が提供されるほか、オプションでショッピングカートの利用も可能だ。もちろん「Movable Type」や「zencart」といった、定番のWebアプリケーション対応も問題ない。そのため、高品質なサービスを手ごろな値段で利用したいクライアントにとって、最適なサービスといえるだろう。必要に応じてディスク容量を追加できる(オプション)ため、容量を気にせず制作できるのもポイントだ。


1TBもの
大容量ディスクを提供

 専用サーバサービス「インテグラル」では、最低でも1TBという余裕のハードディスク容量に加え、複雑な処理も高速にこなすハイエンドな環境を提供。標準で512kbpsという帯域保証型の回線(オプションで増速可能)を利用しているため、ベストエフォート型のサービスと異なり、快適なネットワーク環境が保障されるのは大きなメリットだ。サーバ管理者用のコントロールパネルだけでなく、オプションでエンドユーザー向けコントロールパネルが提供されており、クライアントのWebコンテンツを自社サーバで管理したいWeb制作会社にも最適だ。


 なお、サーバメンテナンスやWebアプリケーションの組み込みなど、各種コンソール作業を委託できるのはもちろん、コンサルティングに基づいたサーバの企画提案から構築、設置まですべてのアウトソーシングが可能。データベース構築やオリジナルプログラム作成などのシステム開発も請け負っており、運用管理のコストを抑えて専用サーバを運用したいクライアントにもオススメできる。




イマドキの制作現場で求められるのはこの知識!
クリエイターのためのホスティングサーバ入門

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