コクヨ工業滋賀、簡単に新聞を作れる「三枚複写の新聞パッド」など“工場発”のアイデア商品を発売

2022.07.25 Mon

コクヨグループの株式会社コクヨ工業滋賀は、「三枚複写の新聞パッド」を発売した。「ペーパーレス化で需要が減りつつある伝票の生産機で、何か面白いものを作りたい」という発想から生まれた商品。複写の仕組みを生かし、簡単にオリジナルの新聞3枚を作ることができる。希望小売価格は660円（本体 600円＋税10%）。

本商品はノンカーボン紙（感圧紙）タイプの3枚複写の仕様で、組数は40組（120枚）。あらかじめ新聞のような罫線が印刷されている。1枚目に書くと、同時に2枚目や3枚目に複写されるため、簡単に新聞を“発行”できる仕組みだ。ミシン目で切り取るとA4判になる大きさで、A4ポケットファイルに収納したり、2穴を開けてA4横（A4-E）フラットファイルに綴じたりできる。

この「三枚複写の新聞パッド」は、同社の直営サイト「となりのひきだし」の開設1周年を記念し、新ブランドの「すぐつく」シリーズから発売された商品。同シリーズの企画は、紙製品と向き合う製造工場の生産現場のアイデアを「冷めないうちにすぐ作る！」ということをコンセプトとしている。

同シリーズの“工場発のアイデア商品”では、このほかにも「ひっ算ノート」や「読書ノート」が登場。筆算用の罫線を入れたセミB5判の「ひっ算ノート」は希望小売価格が198円（本体 180円＋税10%）、読書の記録罫線を入れたセミB6判の「読書ノート」は165円（本体 150円＋税10%）となっている。