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テクノロジー

エスパリアール、筆跡を学習してペンで代筆するAI手書きサービス「手書きくん」をリリース

2022.09.16 Fri

エスパリアール合同会社は、AIを活用した代筆サービス「手書きくん」を正式リリースした。写真で撮影した手書き文字をAIに学習させ、あたかも“手書き”であるような手紙の代筆から送付までを担当する代行サービス。「筆跡、筆圧、文字の大きさを学習して人間と同水準の手紙を作成可能」とされている。

手書きくん」の研究は、2021年9月に開始された。2022年2月にβ版がリリースされ、8月には単月で約1.5万枚/月のDM(はがきと手紙)の送付実績を達成。多くの試行錯誤を経て、ついに正式リリースを迎えることとなった。

法人向けのサービスとしてリリースされ、月間送付通数で異なる3つの料金プランを用意。その通常料金(手紙のみの代筆)に加え、送付関連の作業を含む場合、「封筒+手紙」の場合は+300〜350円/枚、「はがき」の場合は+50円/枚が必要となる。

サービス利用の流れは、まず手紙で送りたい文章を紙に執筆。スマートフォンなどで撮影して写真をアップロードし、送付先などの情報を入力する。あとは「手書きくん」が写真の文字を学習してくれて、「手書きくん」ロボットが手紙を代筆・送付。使用者の代わりの「AI手書き営業マン」として活躍する。

なお、本サービスは基本的には使用者の文字を学習することを想定したものだが、自分の文字に自信がない人のために、あらかじめ「プロの文字」も用意。「手書きくん」はペン字師範の文字を学習済みであるため、ペン字師範の文字での代筆にも対応する。

エスパリアール合同会社
URL:https://espalharllc.com/
2022/09/16

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